セント・ビンセント
【MAP】
ワンポイント情報
・面積 五島列島の福江島とほぼ同じ
・人口 11万人
・首都 キングスタウン(人口1.7万人)
・民族 アフリカ系(72.8%)、混血(20%)、ヨーロッパ系(4%)、カリブ族(3.6%)
・略史 1498年コロンブスが発見~1783英国植
民地~1979独立
・経済 観光業、農業(バナナ産業)
【火山と珊瑚礁の国】
セントビンセント
首都 キングスタウン
セント・ビンセント及びグレナディーン諸島とは
小アンティル諸島南部に位置し、火山性のセント・ビンセント島と珊瑚礁のグレナディーン諸島から成る。1979年英国より独立。公用語は英語。首都はキングスタウン。日本の援助で造られた魚市場「リトル・トーキョー」は地元の人々で賑わっている。
観光業とバナナ生産が経済の中心。また、セントビンセント島はクズ粉の世界最大の生産国でもある。漁業も盛んで、グレナディーン諸島では原住民捕鯨の名目で少数の島民が鯨の捕獲をしている。
セントビンセント島の海岸は黒色の浜辺がほとんどで、良質の海綿の産地である。西インド諸島で最初にパンノキを持ち込まれた島として知られる。1789年、太平洋上で、西インド諸島の奴隷達のための安い食料としてパンノキを手に入れた
【シャーロッテ要塞】
コロンブスは、財宝が乏しくこの島を捨てたという
領有権を争い、英仏で何度も奪い合う
この大砲は何度火を噴いたのだろうか
シャーロッテ要塞
英国植民地時代の1806年に完成した要塞。
当時の英国国王ジョージ三世の妻・シャーロット王妃にちなんで名づけられた。相手はやはりフランス。
【魚市場 】
魚市場「リトル・トーキョー」
日本が無償資金協力した説明
魚市場の屋根
整然とした場内
地元住民の憩いの場となっている
魚市場「リトル・トーキョー」
1987年から翌年にかけて、日本は無償資金協力を通じて、首都キングスタウンに魚市場を建設した。この魚市場はその後、アジ類やカツオを中心にセントビンセントの漁獲物の約80%が水揚げされる、水産流通・輸出の一大拠点に発展している。
さらにこの魚市場は、地元住民の憩いの場としても大勢の人々に親しまれており、彼らから「リトル・トーキョー」という愛称で呼ばれている。
【くず粉】
葛の木
葛の根を叩いて粉末に
葛の粉
セントビンセント島はクズ粉の世界最大の生産国でもある
【パンの木】
パンの木
パンの実
パンの木
セント・ビンセントは、西インド諸島で最初にパンノキを持ち込まれた島として知られる。1789年、太平洋上で、西インド諸島の奴隷達のための安い食料としてパンノキを手に入れた。
木は高さ15mほどに成長し、葉は大きく7-9裂の掌状。雌雄異花。 葉が大きく、よく茂ることから、熱帯地方では日陰樹として公園や庭園、また街路樹として植えられる。
18世紀末にイギリスによって、黒人奴隷の食料として西インド諸島に導入された。
果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、あるいは薄切りにして焼いて食べられる。 また火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵する。味はサツマイモに似ているとされる。
【街並み】
【政府の指導者】