新そば祭り&秘湯旅
美しくなだらかな「丘のまち」美瑛。十勝岳連峰をバックにした丘陵地帯には色とりどりの花が真っ盛り。
新名所「青い池」が不思議な魅力を醸し出している。なぜ青いのか、立ち枯れた樹々とのコントラストも絶妙である。
【新そば祭り】
北海道幌加内町は蕎麦栽培、収穫で日本一の地区である。毎年5月に植えた蕎麦を8月に刈り取り、新そば祭りで祝う。全国から4万人、車両が4千台も駐車場を埋める。蕎麦キチのメンバーを集めて旅を組んだ。
幟が3キロに渡り立てられている。
バスと乗用車は入口が別
4千台ゆえしっかり場所を覚え、入口は多くの露店が並ぶ
行列の少ない店を選んで並ぶ
韃靼そばも人気
北で一番寒い当地の店
幌加内高校は蕎麦打ちが必須科目、高校生が懸命に作ってくれる。毎年イベントもあり大音響でムードを盛り上げる。今年の新そばをゲットしてお土産とする。
【温泉だ~ツ!】
十勝岳の登山口にある凌雲閣
駐車場は11月以降、冬山訓練で山やが集合する。
凌雲閣は標高1,280m、北海道で最高所にある温泉&露天風呂
今夜は最高ランクのラグジュアリー2万円の部屋
宴会所(?)を挟んで左右にツインルーム
コロナの道民割とプラスアルファのクーポン一人2,000円で格安となる。
朝食はコロナ対策でフードで仕切られている。コロナメッ!
親子三代の経営。昔は麓から馬車で荷を運んだと苦労話。
人間の背の高さより大きな岩
露天風呂は手前と前に二段風呂。昔は端の方をキツネが歩いてくれた。
もう一方の露天風呂は大きな岩の下で洞窟風呂みたい。
【比較:最高所にある有名温泉と露天(野天)風呂】
日本最高所にある温泉で、立山の室堂高原にある標高2,430m の「みくりが池温泉」
標高2,000mにある浅間山の麓にある「高峰温泉」
八ヶ岳の「本澤温泉」の野天風呂は2,150m
【富良野観光】
遠くは100名山の十勝岳連峰と大雪山
【拓真館】
【青い池】
遊歩道の白樺林、ビユーポイントである
この神秘の池は正式名称が「青い池」と言われている。
100名山で名前が行き渡っている「十勝岳」の麓にある。北海道で最高所に建つ「凌雲閣」(標高1,280m)から至近距離。もっと言うなら、「北に国から」のワンシーン「宮沢りえ」が純の父親の五郎と一緒に入った混浴露天風呂「吹上温泉」からも車で5分。
青い池が何故青く見えるかが話題となる。現地の説明文による。
「青い池の青さの秘密は、その水にあります。 諸説ありますが、この水は白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水です。 その2つの水が混ざると目に見えない「コロイド」が生成されます。コロイドとは、ある物質が特定の範囲の大きさの粒子となって他の物質の中に分散している状態を言います」
何か中学生の教科書を読んでいるようで、さっぱり理解できません。理解できないからこそ神秘なのであろう。この地域は富良野の丘陵地帯が続く。何度も何度も訪れた。「四季彩の丘」 「拓真館」 「ファーム富田」 などなど。
初めてこの「青い池」を訪れたが、一大観光地となっていた、白い白樺林を抜けると遠くに十勝岳のてっぺんが見え隠れ、遊歩道の先にコバルトブルーの見事な「青い池」が広がった。
青い池を更に印象的にしているのが、池の中に林立するカラマツなどの木々、立ち枯れて、それは白い木である。青い池と白い木々、このコントラストが絶妙に対比している。や周辺観光地の代表的メッカと言えるようだ。
この日は曇り空、晴天ならばなお青いのであろう
十勝岳が遠方に広がる
遠くに十勝岳を望む
お菓子のラスクにも「青い池」
とうきび茶、はまりそうな味
富良野マルシエでオムカレー
秋のグルメと秘湯の旅 終わり