ラオス

 托鉢

 早朝から托鉢は始まる。世界中から観光客が訪れるが、目的の一つは托鉢に施し体験

 この日は大雨、1時間後に小雨となりお坊さんたちは傘をさして来る。待ってましたと観光客。お坊さんは裸足、寒かろうに、これも修行なのだ。

体験観光客はレンタルのタスキを肩に、靴を脱いで。

もち米はすぐ固まるので、掘り起こして。

 もち米

世界で2番目に米を喰う人々の主食「カオニャオ」(もち米) 

 ラオスの主食はもち米・・・

 もち米文化はラオスとタイの一部である。

 海のない、ラオスの主産業は農業。よって主食は米である。平地では水稲が多いが、標高の高い山間部では水路の関係で陸稲である。平地でも水田を作るためには費用がかかる。

 そこで考え出されたのが陸稲。水稲は水、手間、機械、機械を動かす燃料も必要。

しかし陸稲は畑だから、種籾の直播ができる。代掻きも田植えも水の管理も不要。では何故もち米なのか?

 農業は力仕事、エネルギーが必要である、ラオスの農民は殆どがもち米しか食べない。それは持久力が違うと言う。普通米は腹が減りやすく力が入らないと言う。

 山登りには餅が有効である。エネルギーがあり腹もちがするからである。だからもち米はエネルギーが高い?

 もち米はエネルギーで調べると、普通米と比べてもそんなに変わりはないようだ。ただ炊き方によるらしい。普通米は水分が多く柔らかいのに比べ、もち米は水分が少なく固まり凝縮する。だから同じ茶碗一杯でも内容が多くエネルギーが多い。

 ラオスではもち米が85%を占めるそうである。農民は100%程度、もち米を食べるが、一方都会のサラリーマンは普通米しか食しないと言う。もち米を食べると、勤務中に満腹感で居眠りするから・・・笑えない現象である。

 ラオスの食事は日本人向き

  殆どが野菜炒め風

 山菜入り炒め物

  春雨入り炒め物

 椎茸入り炒め物

 とうがん入りスープ

    ちまき

  スイカ

   マンゴ

   ドリアン

デザート 赤飯にクリームをつけて、美味。

 ランチボックスももち米

 メコン川

メコン川はラオス国内を1,900㎞にわたり流れる。その距離は東京~沖縄・石垣島間に匹敵する長さである。魚の種類は1,200種類もある。

 

メコン川クルーズの体験をしてみる。

   メコン川氾濫に備えて高床式住宅

 モン族

 モン族は山の奥で農業中心の生活をしている。主に焼き畑農業で、木は燃料に、焼き畑の後は陸稲農業をしてもち米を収穫している。

    モン族の家は竹が多い

 山の中の畑までは往復3~4時間、帰りは薪を背負って来る。

キッチン部屋、煮炊きはかまど

 1年分の米倉

    モン族

 朝市

    ルアンパバーン の朝市、魚はメコン川から

ジャール平原

これらの石壺は古代モン・クメール族によって、1,500 - 2,000年前に使用されたと考えられている。 石壺のほとんどは、紀元前500 - 西暦800年のものである。その数 400箇所以上 で、何の壺か定かではない。

コーン・パペーンの滝 

メコン川最大の滝この滝が、メコン川に沿って船で中国まで航行することができない大きな理由の1つになっている 。宗主国のフランスはダイモンドを運び出すためにこの滝の岩を爆発しようとしたが頓挫して諦めた。

 エレファント・トレッキング

   手つかずの森林や川の中を、エコツアー。人気NO1はメコン川の中を渡る像乗り。

 景観

     ルアンパパーンの王宮博物館

   伝統衣装シン

     三種類の街路樹が揃い咲

【政府の指導者】

トンルン・シースリット ラオス国家主席 1945年生 75才 

・党政治局序列1位、同国の最高指導者の地位にある。

1973ソ連・の教育大学に留学し、言語学および文学修士号を取得。内戦終結後の1978年に帰国した。同年、ビエンチャン大学の教員に就任した。

ラオス語に加え、英語ロシア語ベトナム語が話せる「国際派」。趣味はゴルフ

ラオス編 終わり