バヌアツ

MAP

オーストラリアから1400km 

 800kmに渡り83の島が連なる 

ワン・ポイント情報

・国名    バヌアツ共和国               ・民族    メラネシア系(93%)、
                    その他中国系、
・人口    250,000人                  ・宗教    キリスト教 
・首都    ポートビラ(人口 3万人)           

・産業     農業、観光業 
・面積   新潟県とほぼ同じ             ・識字率  53%
・言語   現地語,英語、仏語             ・平均寿命  65才

旅の初めに・・・

 2014年5月、南太平洋の小国が連なる、その中のバヌアツを計画。
 国土は、日本の新潟県とほぼ同じであるという。

 南太平洋の楽園とも云われ、見どころは砂絵、そして「世界で最も火口に近づける活火山」として有名なヤスール火山、未だ原始的な生活をしている村等があると言う。

 何となくアフリカ的な感覚がするメラネシア地区である。期待を込めて広い太平洋を飛ぶことにする。

☆素朴

      バヌアツのカスタム・ヴィレッジでは未だ素朴な生活が続いている 

  バンジージャンプの起源

バヌアツとは・・・

 南太平洋の火山島上に位置する共和制国家である。イギリス連邦加盟国

 バンジージャンプの起源となった成人の儀式「ナゴール」(数十メートルにもなるやぐらを木で作り、足にツタをくくりつけて飛び降りる。このことが現在のバンジージャンプの起源になったという。)が有名である。

 バヌアツは800kmにわたって連なる83の島からなり、住民が居住する島は約70である。

 最大の町は、エファテ島にある首都ポートビラ (33,900人)。バヌアツの島の約半分は火山島で、険しい山の周りに平地が僅かにあり、残りは、サンゴ礁からなる島である。

 2003年以降観光業が順調であり、航空便やクルーズ船の増加に伴い観光客数が年々増加している。

 無形世界遺産の砂絵などの民俗文化、風光明媚な風土を活かしたスキューバダイビング、火山見学などを目的とした観光客が多く、外貨獲得手段の一つとなっている。

☆エファテ島 

バヌアツで最も人口の多い島(約50,000人)であり、陸地面積は899.5 km²、マレクラ島に次いで3番目に大きな島である。

 エファテ島の住民の大半はバヌアツの首都であるポートビラで暮らす。最大標高は647mである。

 第二次世界大戦中に、エファテ島はアメリカ軍の基地として重要な役割を果たした。

☆到着    

南太平洋の基点であるフィジーからこの地へ 

首都ポートビラへ1時間40分 

バヌアツ:ポートビラの空港 

 ☆首都 ポートヴィラ 

  空港前には、南国特有の三角屋根が並ぶ 

    民芸品のような巨大オブジェ 

    ☆国会議事堂 

          国会議事堂、議席数は52 

☆カルチュラル・センター(博物館) 

 中に展示されているのはバヌアツの民族的な資料やら、 第二次世界大戦中の資料が多い。
 

 有名な世界無形遺産の砂絵の実演がある。


   博物館入口 

   かなり広い内部には数多くの展示物 

 ☆バヌアツの砂絵  

南太平洋上、80もの島々からなる国・バヌアツでは、 異なる島同士の会話には、砂に描く絵が使われてきた。その砂絵が世界無形遺産になっている。

 砂絵は指一本で描く幾何学模様。部分ごとに意味を持ち、その組み合わせでさまざまなメッセージを伝える。

 砂絵は、神話やしきたり、暮らしの知恵、さらには民族の歴史を代々伝承するのにも使われてきた。その種類は数百に及ぶという。

指1本で幾何学模様の絵を描いていく 

文字をもたない当時、島同士の会話は絵によって行われた 

        動画・・・砂絵

 1m四方の木枠の中に砂を入れて、指で絵を描く 

   絵の種類は数百 

    当時の打楽器 

  当時の酋長か? まさか 

      イメージが湧いてくる 

  バヌアツは当時、イギリスとフランスで分割統治 

 ☆フレンチの丘 


市街の背後に「フレンチの丘」と名づけられた展望台があり、町を一望できる。塔は第一次大戦を記念したものである。 

    塔は第一次大戦を記念 

      丘からは街が一望 

 ☆独立広場  

     独立広場 

     鳳凰木 

   バスの運転手は御洒落 

 髪の先端はこの国の国旗の色 

緑は国土の豊かさ、赤は豚と人間の血および太陽、黒はメラネシア人をそれぞれ象徴。二つの葉はシダ 

  切手の絵はヤスール火山 

 ☆マーケット  

    屋内マーケット 

       内部 

  屋外には燃料の薪が並ぶ 

ヤムイモ、タロイモ、コプラ、ココア、牛肉が並ぶ 

     ヤムイモは主食の一つ 

                 ピーマンがきれい 

    生花だが造花の様だ 

     楽園のひまわりか? 

  太平洋の花は特色がある 

    駐車場わきの木には花か? 実か 

☆マリーン・レジャー  

  小島には無数のヨットが係留 

 風光明媚な風土を活かしたスキューバダイビングが多い 

               南太平洋の落日 

  ☆ディナー 

 水が良いのでビールも美味い 

 ヤシの木の絵が実に良い 

ホテルはビュッフェ・スタイルが多い 

   ステーキ、タロイモが美味い 

 ☆景観  

   カヌー体験 

  マリーン・レジャーは多い 

 バヌアツの少女 

  鮮やかなヨットの色 

 ☆タンナ島 


タンナ島は南太平洋バヌアツ共和国に存在する島。

 火山島であり、島南東の活火山ヤスール山では噴火口を目の当たりにすることができる。


首都のあるエフェテ島から、タンナ島まではプロペラ機で1時間 

  操縦室はオープン、15人乗り 

 GPSは赤い色に沿って飛ぶ 

      大空から見るエフェテ島 

        火山の島タンナ島が見えてきた 

   プロペラ機は降下開始 

    二列、一列の狭い客室 

     無事着きました〜 

     タンナ島空港 

     空港待合室にはヤスール火山のポスターが 

  ☆タンナ・エバーグリーン・リゾート(ホテル) 

       レストラン兼ロビー 

          笑顔で御出迎え  

          ウエルカム・ドリンクと太平洋を望むビーチ 

                 サンゴ礁の庭 

    ランチ・タイム 

    ステーキが美味しい 

   デザートの果物が毎日美味い 

    ビーチがあればプールはいらないだろうに 

     ヤシの木陰でちょいと昼寝 

☆ヤスール山 

ヤスール山とは、オーストラリア大陸の東、太平洋の南部に浮かぶタンナ島に存在する活火山である。なお山頂の標高は、361m。

 この山は「世界で最も火口に近づける活火山」として有名で、観光客が多数訪れている。

 火口近くに設置されているポストは、「世界一危険なところにあるポスト」としてギネスブックに記載されている

  街から小一時間、四駆で移動 

 頂上、火口は右側中腹 

    砂絵を描いてみた 

   こりゃイイ〜 

火口、駐車場から20分、ひたすらジグザグ登る 

 「世界一危険なところにあるポスト」は撤去された 

ゼイゼイしながら登ったこの先が火口、柵やロープも無い 

  恐る恐る覗くと、突然火の玉が飛んでくる 

        玉ヤ〜、と掛け声をかけたくなる 

火口は二か所から数分毎に爆発する、思わず腰を抜かしそうになる 

     右と左の火口から爆発 

                夜になると迫力が倍加する 

☆タンナ・ロッジ 

ランチのホテルが満室なので、もっと良いホテルへと案内されたが、騙された・・・お化けが出た〜 

網戸があるが破れた所から蚊が、だからホテルでは蚊取り線香をどっさり用意。5か所に火山の様に 

洗面所の屋根の木にはイモリが数匹、夜中じゅう泣き比べ、恋の季節なのか? 

お化けが見られるコテージ、ツアー参加の若い女性は「お化け出なかったよ〜」と残念そう 

   お化けの様な花 

☆カスタム・ヴィレッジ 


カスタムビレッジとは、バヌアツの伝統的な暮らしを垣間見れるよう、旅行者向けに解放された村のことである。

 ドミニョ村、126人が住む


             ドミニョ村の集落 

コテカ(ペニス収納器?)をつけた男性 

「お化け出なかったよ〜」の美人女性はすかさず駆け寄り・・・デートの約束をしたのかどうか! 

  大人の女性は腰ミノ 

   ワンちゃんは裸 

 魅力的な後ろ姿、近くの観光客女性はトローン

    原始宗教で敬まれそうな大木 

この村はパンやバター・ジャムなど、現代食品は一切食べない。タロイモ、アボガド、バナナ、パパイヤ等と豚・鶏で生活 

   カバの木(胡椒科の木) 

    コーヒーの木 

    タロイモ 

     パパイヤ 

  大人も子供も男はコテカ 

    ウエルカム・フルーツ 

  この女性は妊娠中 

   ペニス棒が似合います 

     ムムーッ 

  普通、女性は腰ミノのみ

    豚は重要 

    台所 

    タロイモを砕いている 

    親子だそう 

タロイモを砕き、パパイヤの汁をからませて 

 観光客に食べろ! しかし皆さん遠慮深い


      女の子だけの遊び。後ろの正面、ダ〜レ 

年頃の女の子は恥ずかしいのか胸を隠す 

        民芸品 

  売れそうなものはあまり無さそう 

男共は一日中ぼんやり、自然の食べ物があるので働かない 

   火起こしで外貨稼ぎ? 

          動画・・・火起こし 

 集落の酋長は威厳ある 

   見張り台か? 

            男共のショー、飛び跳ねるだけ・・・ 

   動画・・・歓迎の踊り 

        酋長の家 

    観光客と別れの握手 

 ☆ディナー  

  豪華に巨大エビがふるまわれた 

   ハテ、 何処から食べるのか? 

さよなら~

   次の訪問地へ、プロペラ機は快調にエンジンを鳴らす 

  夕日が太平洋を照らす 

☆☆☆下記はバヌアツに関しての地方紙記事である ☆☆☆ 

☆南太平洋独立国一覧 

              南太平洋の独立国 


・ポリネシア〜ギリシャ語で「多くの島々」の意味である。人口の総数は600万人。地域はハワイ、ニュージーランド、トンガ、ツバル等太平洋の東南地域。

 ・メラネシア〜赤道以南、 オーストラリア大陸より北東に位置する。ギリシア語で 皮膚の黒い人々が住む島々の意。パプアニューギニア、フィジー諸島、   人口は860万人。 

 ・ミクロネシア〜南太平洋地域諸島の北に属し、フィリピンや台湾の東の地域。パラオ・ミクロネシアがある。ギリシャ語で「小さな島々」の意味。人口は52万人。

 旅を終えて・・・

 NHK経営委員、小説家で偉い先生の百田 尚樹さんが、バヌアツを「くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない国家」と揶揄されていた。そこで、公共放送で偉い先生が言うところの貧乏長屋を探したが見当たらなかった。

 それどころか、南太平洋の楽園で幸せそうに暮らしているバヌアツの人々から、日本人はとんでもない事を云うと、後ろから石が飛んでくるような危険を感じてしまった。

 是非NHKに望みたい。偉い人たちの発言内容と、放送内容に違和感がある。どちらが良いのか悪いのか、頭の悪い国民の一人として判断に迷う次第である。池上彰(元NHK記者、ジャーナリスト)さんにお願いして解説して下さい。

                                                                                                                                                                                                               終わり


政府の指導者

ニケニケ大統領  1964年生(59才)

 

・政治家・外交官

南太平洋大学を卒業後、オーストラリアでも教育を受けた。

フィジーにおけるバヌアツ初の駐留高等弁務官となる

2022723日に大統領に就任

                                 バヌアツ編    終わり