キルギス
景観
キルギスの首都ビシュケクは街全体が公園のよう。街が緑の丘に囲まれ、その向こうには白い4000~5000mの山々がある 。街の中も綺麗でゴミ1つない清潔な国民性である。人も綺麗好きも日本人に似ていると言われる。
天山山脈は東西2,500kmの長さ 。標高5000m~7000mの山群がつらなる。
キルギスの主要産業は牧畜。その形態は放牧である。
独立前は、ソビエトの統制下にあったので宗教はロシア正教。
木造の教会群が目を引く。
ウエルカム・ドリンク
ホテルに入ると殆どがロビーで歓待してくれ「ウエルカム・ドリンク」が供される。果物のジュースが多い。
日本のお茶の風習であろう。
岩絵野外博物館
約4,000年前のものを初めとした絵のかかれた岩が集められており、その個数はなんと約900個。描かれているのは古代の狩の絵が多く、山ヤギの絵が多いといわれている。
産業
綿も産業の一つで、バスで国中を走ると綿の畑が連なる。白い花が清楚である。
名物
中央アジア「〇〇タン」のどの国も羊の料理が多い。国民は人が良く、眺めただけで「食べろ、食べろ!」と勧めてくれるが、脂濃くて日本人には向かない。
こちらは「ケバブ料理」
羊が多い。他に牛や豚、鶏もあるが、焚火や炭で焼いているので抜群にうまい。
日本人には大人気。
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人物
キルギスと日本には似た神話があり共通点が多い
上の写真はキルギスの女性と子供たち、非常に日本人に似ている。日本人の旅行者も両国の人々がは大変似ていると感心すると言う。
キルギスの神話では、「キルギス人と日本人は兄弟で、肉の好きな人がキルギス人となって残り、魚の好きな人が海を渡って日本人となった」というものがある。
日本の神話では、「弟の山雪彦は獣を獲り、兄の海雪彦は魚を捕っていた」というもので、「どちらの神話も似てる」と言われる 。
キルギスの結婚
「花嫁はさらってくるもの」 誘拐婚というキルギスに今も残る悪しき慣習。
慣習は2013年に違法とされたが、キルギスではいまだに毎年何千人もの女性が誘拐されているという。
行われる理由 貧困による結婚の資金難、女性の権利の低さ、社会的抑圧、モータリゼーションの発達、国家機関による暗黙の容認等。
離婚や自殺、殺人にも及ぶ結果もある 。
国連によると、キルギスでは24歳未満の女性の13.8%が結婚を強要されたとの統計がある が、地方に行くともっと多いかもしれない。
【世界の指導者】
ジャパロフ キルギス大統領就任 2021年 1968年生 53才
・1991年 キルギス国立体育大学卒業
・2006年 キルギス・露スラブ大学法学部卒業
・2020年 首相、大統領代行
・政変が頻繁で安定しない。
・ジャパロフ氏はロシアを重視する外交方針を強調している。キルギスは強権的な国が多い中央アジアで民主化が比較的進んだとされる一方で、政変が繰り返されてきた。経済の悪化は深刻で、いずれ政情不安が再燃する恐れも指摘されている。
キルギス編 終わり