「自分の免疫で病気を治す(潰瘍性大腸炎途中経過)」
50歳2015年11月6日
50歳2015年11月6日
私が松本漢方クリニックにお世話になって約半年になります。
20年ほど前、潰瘍性大腸炎を患った私は、大学病院に通い、ステロイドを投薬してもらいました。その後、5年くらいなんともない期間があったので、「完治した」と思いました。この病気はよくなったり悪くなったりを繰り返すと言われていたからです。
しかし、突然腹痛と下血が始まってショックを受けました。近くの病院で、ペンタサの錠剤と注腸を処方してもらいましたが、一時的に症状が治まることはありましたが、決して完治する事はありませんでした。副作用もあり、身体はだるく、むくむようになってしまい、毎日憂鬱でした。3カ月くらいで症状が治まり、半年で腹痛と出血がまた始まる、そんなことを繰り返す、あっという間の20年でした。しかし本年に入り、仕事上の極度のストレスにより症状がひどくなり、夜も眠れないくらいの腹痛が起こるようになるとともに、一日10回以上トイレに行くようになってしまいました。
体調が悪くても仕事を休む事ができず、ペンタサの薬も全く効かなくなってしまいました。食事は朝バナナ一本、お昼はお弁当、夜はお粥の毎日で、体重も一気に落ちてしまい、体力の限界を感じましたが、近くの病院に行こうとは全く思いませんでした。治らないとわかっていたからです。時間とお金の無駄だと思いましたから。
そんな時、たまたまスマホで松本漢方クリニックに目が止まり、自分の免疫で病気を治す副作用がない治療法との事だったので、受診を決意しました。漢方薬と鍼灸により自己免疫を上げていくということでした。私の場合、潰瘍性大腸炎の他に頭痛、肩凝り、めまいがありましたが、「すべてヘルペス」と言われ、ビックリしました。また美容と健康のためにプラセンタの錠剤を飲んでいましたが、「免疫を下げるので飲まない方がいい」と言われ、これも驚きでした。プラセンタは3年くらい飲んでいましたが、キッパリ止めました。先生は「自分の病気は自分で治すんやで」と常に言われますが、本当にその通りだと思います。好きでなった病気ではありませんが、なにもかも全て自分に原因があるので、病院や医者のせい、まわりの環境のせいにしているうちはなにも解決しません。“自分の病気は自分で治す”、とても理に叶っていると思います。
今は症状も治まり、食べたいものを食べたいだけ食べて、毎日元気に過ごす事が出来ています。なかなかアトピーにならないですが、煎じ薬を飲みつつ、漢方風呂に入り、焦らず気長にかまえています。休みの日はゆっくりしていられず煎じ薬を持ち歩けないので、なかなか飲めません。母に協力してもらい、お灸してもらったり、煎じ薬を作ってもらったりしています。感謝しています。体調がよくなって、「食事を普通に取れる事は本当に有難い」と思いましたし、食べることの大事さを痛感しました。もうしばらくお世話になります。