「潰瘍性大腸炎手記」
26歳2013年12月19日
26歳2013年12月19日
潰瘍性大腸炎 完治
息子が潰瘍性大腸炎と診断されたのは2008年の春、大学生の頃でした。度々腹痛と出血を訴えるようになりその回数がだんだん増えるようになりました。近くの病院で痔と診断され治療するのですが改善しないため、別の病院で診察を受ける事にしました。そこで「潰瘍性大腸炎」と診断された後、大変な病気だと認識しました。
病院でステロイド、ペンサタを処方され少し迷いがありましたが試験が迫っている事もあり、2週間服用しながら学校に通いました。ステロイドへの不安、不信感からその後服用を減らすと、体重はみるみる減り痩せてしまいました。夜中に10回近くトイレと部屋を往復し睡眠も取れない状態になり、日中も頻繁にトイレに入るようになりました。体力が落ちベッドで横になる時間が増え、その状態にひたすら耐えている姿に家族も途方にくれ、暗闇の中にいるようでした。ふと、私が以前お世話になっていた松本漢方クリニックが浮かびホームページを開くと「潰瘍性大腸炎の完治と根拠」が、目に飛び込んできました。息子は治ると確信しました。
さっそく漢方を服用すると、2週間で徐々に出血が減り、一進一退を繰り返しながら症状が安定していくようでした。体重が戻るのは時間がかかりましたが顔色も良くなり日に日に回復して行きました。体調の良い日は学校にも通えるようになり本人も自信を取り戻していきました。松本先生の治療を信じて続け、一年を過ぎる頃には気力も戻り気持ちが前向きになり、資格を取るために勉強に集中するようになりました。
2010年卒業後には一人暮らしを始めすっかり健康を取り戻しています。息子が潰瘍性大腸炎になった頃は、色々ストレスを抱えており、あの頃はお腹が熱く煮えたぎる感覚だったと話していました。その気持ちが自分を苦しめる原因の一つになったのではないかと、考え方を少し見直したようです。
松本先生との出会いは私たち家族にとって本当に幸運でした。心から感謝しております。これからもよろしくお願いします。