【発症から松本漢方クリニックにかかるまで】

今から約１２年前、腹痛・下痢・血便・微熱などの症状が強くなり病院へ。実は血便は高校生の時から症状はありましたが、若さゆえに、ほったらかし状態でした。その後、気にはなりながらも、そのまま時が経ち、結婚をし、子供が１歳位になった頃。

それが１２年前。調子が最悪の状態になり、病院へ。すぐに内視鏡検査をし、そのまま入院へ･･･。医者からは「潰瘍性大腸炎という難病です。奥様は保健所へ行って、特定疾患の申請をすぐしてください」と･･･。何が起こったのか、わからず、言われるがままに。

潰瘍性大腸炎に関しては色々と調べ、一般的な知識は入院中に頭に入りました。そこでの治療は、点滴と絶食、サラゾピリンの投与。ただ、薬疹が出たため、サラゾピリンからペンタサへ変更し、そのタイミングでステロイドを投与される。飲みたくはなかったが、早く退院したい気持ちが強く、飲み続けました。

症状は少しずつマシになり、４０日後に退院。

退院後：ステロイドとペンタサ。たまに注腸。

強い薬を飲みながらも、緩解期と活動期を繰り返していたため、免疫抑制剤を投与される。

２人目の子どもが欲しかったため、潰瘍性大腸炎に詳しい医師がいる病院へ。すぐに免疫抑制剤はやめ、少しずつステロイドもやめましたが、約２年間は「麻薬」を体に入れていました。その後、ペンタサのみになり、通常の生活を過ごしていました。

ただ、１年の中で季節の変わり目（特に春）に悪くなることが多く、我慢の日々が続いていました。去年はすごく楽に１年を過ごせましたが、２０１７年の４月にきつめの活動期がやってきました。もちろん、「また来たか・・・少し大人しくして我慢の時期かな」と思って乗り切ろうと思っていたところで・・・。

【松本漢方クリニックとの出会い】

妻が通っている整骨院で、病気のことを話したら、高槻にいい病院あるよと教えてもらいました。早速、調べて、真っ先に思ったことが「え？完治するの？ならば行くしかないよ！」ということになり、すぐに受診。ＨＰや手記もある程度見てから受診したため、皆さんの手記通りの先生や病院でしたので、戸惑いはなかったです。妻と受診し、色んな話をして頂きましたが「君は早く治るよ」と言ってくださった言葉が、自分の背中を押してくれました。

【受診と体調について】※受診時は毎回、鍼灸を受けています。

①初受診：２０１７年６月３日

体調：下痢、血便をはじめ、アレルギーの咳なども出て、体調不良真只中

処方：漢方（断痢湯・芎帰膠艾湯）、フラジール、ビオフェルミン、アシクロビル１６錠※この日にペンタサとは、バイバイしました

②６月１０日

体調：腹痛はあるが、出血はなくなる。トイレの回数も少し減る（漢方の効果、すごい）

処方：漢方（断痢湯・冶打撲一方・神秘湯）、フラジール、ビオフェルミン、アシクロビル１６錠※このあたりから首と頭の痛みが出てくる

③６月２４日

体調：腹痛と首痛がひどい。お腹の調子は良くなっている。腕に少し湿疹。吐き気も強い。

処方：漢方（断痢湯・冶打撲一方・神秘湯）、フラジール、ビオフェルミン、アシクロビル１６錠

④７月８日

体調：腹痛と首痛がひどい。お腹の調子は良くなっている。吐き気、立ちくらみ、疲れやすい。

処方：漢方（断痢湯・冶打撲一方・神秘湯）、フラジール、ビオフェルミン、アシクロビル２０錠

⑤７月２２日

体調：変わらず、腹痛と首痛がひどい。お腹の調子は良くなっている。吐き気、3立ちくらみ、疲れやすい。

処方：漢方（冶打撲一方）、アシクロビル２４錠※アプローチをヘルペスに絞っていく

⑥８月５日

体調：首痛が少し残るくらいで体調は良い。ただすぐ眠たくなる。

処方：漢方（冶打撲一方）、アシクロビル２０錠

⑦８月１８日

体調：体調は良い。疲れや眠たくなるのは、まだあるが、体が本当に楽になりました。

処方：漢方（冶打撲一方）、アシクロビル２０錠

６月後半から７月の終わりごろまで、体調が一気に悪くなるが、お腹の調子は上向きに。首、背中、腰の痛み。吐き気や頭痛もひどく、食欲も低下。つらい１カ月でしたが、すぐに持ち直し、全体的に体調が上向きになり、一安心です。

【最後に】

今はまだ経過報告で、完治の手記ではないですが、少し思うことがあるので書きます。まず、ほかの手記でもあるように、松本漢方クリニック（治療方針）、そして先生は、本当に独特です。ただ、こんなにも体調がよくなると、行ってよかったと思います。（自分にはすごく優しいので）

※怖い、怒られるイメージがありますが、なんでも言うこと！わからないことは聞くこと！は、したほうがいいです。相談するほうがいい方向に進みます。ただ自分でも勉強は必要なので、忘れずに・・・。まだ、治療方法を変更してから、期間も経っていないので、これからどうなるかは分かりませんが、自分を信じて免疫を上げたいと思います。

正直、治療代はビックリするくらいかかります。潰瘍性大腸炎を治す目的があっても正直、かかります。ただ、考え方が「自己免疫を上げる」ことなので、潰瘍性大腸炎だけではなく、もともと持っているアレルギーも治すことが出来る。さらにこの先、病気をすることが少なくなる体になる。それを考えると、今の自分だけではなく、未来の自分への投資だと考えると安いものだと思います。

さらに、体だけではなく、心の免疫も強くなると思います。今まで「病気だから、病気のせいで」という弱い自分がいて、色んな言い訳を作り、家族に迷惑をかけることも多かったです。（仕事、日常生活などで）ただ、病気にならない体があれば、心も強くなり、今よりも楽しく（心が）楽な生活が出来るのではないかと思います。もちろん周りに病気をいうこともなくなり、周りの変な気遣いもなくなり、色んな意味でのストレスがなくなるのではないかと思って4います。

いま松本漢方クリニックで治療中の方は、自分より先輩方なので、やはり松本漢方クリニックを知って行こうか悩んでいる方へのメッセージになればと思い手記を書きました。

また、報告します。