「潰瘍性大腸炎 手記」
19歳2016年2月19日
19歳2016年2月19日
私が潰瘍性大腸炎を発症したのは大学1回生になったころでした。潰瘍性大腸炎だとわかる前は、ただの腹痛だと勝手に思い込んでいました。しかし治ってはまた発症するということを繰り返し、近くの病院に行くことにしました。その時の診断は胃腸炎だと診断され整腸剤を飲むようにしていました。すると体調がよくなりました。しかしまたすぐにお腹が気持ち悪くなり下痢をするようになりました。さらに血便まで出るようになり、また近くの病院に行きました。その時の診断も胃腸炎だと言われ同じように整腸剤を飲むようにしていました。
それでも完全に腹痛がおさまることはなく半年くらいが過ぎた時、ようやく内視鏡検査を受けることにしました。すると潰瘍性大腸炎であると診断されたのです。その時に受けた説明で潰瘍性大腸炎は難病で治らない病気だと知らされ、この腹痛が一生続くのかと考えると、本当に辛かったです。しかし私の症状は軽い方であり、すぐに薬を飲み寛解に向けて治療を始めるか、薬を飲まず自然治癒を心がけるかの選択ができました。私的には、まだ10代なのに今から薬を飲み続ける生活を一生送らないといけないということにかなりの抵抗がありました。どっちか治療法を選べるのなら私は自然治癒に賭けたいと考えたのです。と言っても潰瘍性大腸炎が難病であることにかわりはなく、医者からはいつか症状が重くなることがあると言われていました。正直、私自身もそのことはわかっていました。
“薬漬けの生活は送りたくない”、“症状が重くなるのは怖い”という不安を抱いていた時、母が松本漢方クリニックを見つけてくれました。松本漢方クリニックのことを調べると潰瘍性大腸炎を完治させるということが記されていました。その言葉に私はとても衝撃を受けました。一生治らないと言われていた病気が治ると書いてあるのだから、この希望に賭けるしかないと思い松本漢方クリニックに行きました。
初めて松本漢方クリニックに行ったときは若干不安がありました。なぜなら漢方で治療をするのは初めてのことだし、手記を読んだ時の松本先生の印象がかなりインパクトのある人だと思っていたからです。しかし、松本先生に会ってみると、とても明るい人で安心しました。なにより松本先生が「この病気は治るから心配することなんていらん」と言ってくれた時は本当に嬉しかったです。
その日から漢方を飲む生活が始まったけれど、その漢方はやはりおいしいものなどではなく治療を始めたばかりの頃は漢方を飲むことは正直つらかったです。しかし、3日ほど飲めばその漢方にもなれてきました。薬を飲み始めてすぐに血便はなくなり、徐々に便が固形化していることがわかりました。その時、漢方の力はすごいと思いました。ほとんどの患者にはリバウンドがあるみたいですが、私の症状が軽かったということと松本漢方クリニックに行く前に薬による治療をしていなかったということがあって私には、目立ったリバウンドがなかったように感じます。はじめに自然治癒を選んで本当によかったと感じています。診察の時には、先生の医療に関する考え方を聞くことがありました。その考え方すべてに説得力があり納得させられることがありました。月に1回病院に通っていましたが、診察を受けるたびに「お前はええ男や」と言われていたような気がします。
ある時、「お前は何かスポーツとかしてるんか?」と言われました。私は中学生のころからダンスが大好きでずっと練習をしていました。私が「ダンスをしています」と言うとしばらくダンスを控えたほうがいいぞと言われました。でも、先生の言うことを気にせず自分のやりたいようにダンスをしていました。それでも私の症状は良くなっていきました。先生に「ダンス控えたか?」と聞かれたとき私は正直に「控えられませんでした」と言いました。私はてっきり注意を受けるのかと思っていたけど、私の症状が良くなっていることを聞いて、「この治療はやりたいことをやりながら病気が治るんや。すごいやろ。」と言われました。振り返ると漢方を作って食前と食後に飲んでいただけで、あとは自分のやりたいようにしていました。ダンスはいままで通り練習をしていました。難病である病気が食前と食後に漢方を飲み、あとは自分のやりたいようにしていたのですから、正直、この治療法はそんなに大変なものじゃありませんでした。それなのに効果はかなりありました。本当にすばらしい治療法です!!
私は、症状が軽いうちに松本漢方クリニックに行って本当によかったと感じています。松本漢方クリニックを知らないまま症状が進めば、西洋の治療法で薬漬けの生活を一生送らなければならなかったかもしれません。病気がわかってすぐに松本漢方クリニックに通うようになったため短期間でここまで症状が良くなったように感じています。私は、潰瘍性大腸炎で苦しんでいる人に松本漢方クリニックの治療のすごさを知ってほしいと思っています。これからも完治に向けて治療を頑張りたいと思います。