「松本漢方クリニック受診のいきさつ(潰瘍性大腸炎途中経過)」
43歳2016年6月7日
43歳2016年6月7日
潰瘍性大腸炎と診断されから約17年が経過しました。発症当初に駆け込んだのは、総合病院の消化器内科でした。腹痛や複数回の下痢、渋り腹など外出もままならない状況でした。当初処方されていた薬はペンタサで1回に4、5錠飲んでおりましたが症状が軽くなる兆しもなく、このままこの薬を飲み続けていて大丈夫なのかという不安がある中、主治医から言われたのが「この病気は一生治りません」という言葉でした。漠然とした考えの中で出した答えが西洋医学での治療は止めにして、漢方を中心とした東洋医学での治療をすることを選択しました。この病気は自己免疫が過剰な反応をして自分の細胞を攻撃していると言われています。そうであるなら自己の体質改善ができれば病状も自ずと良くなると考え、担当薬剤師に漢方医を紹介してもらい漢方薬での治療を開始しました、
初めて漢方医療を受診して言われた「この病気は治ります」という言葉に勇気づけられました。それから約15年間この漢方医の元で治療を行っておりましたが、日常生活も普通に過ごせるくらいに回復し、トイレも1日ゼロから1回程度で、9割程度まで回復していると感じることもありましたが、ふとしたことで体調を崩すと半年から1年間は状態が回復せず苦労することもありました。その都度漢方薬の配合を体調に合わせて変えていきますが、調子の波は大きく、この漢方医の元を離れる頃には、最初に言われた「完治」の発言は消え「この病気は治らない。現状維持か精一杯」というように趣旨変更の発言も見受けられるようになりました。
その後、別の漢方医を受診することとなりましたが、先の医師も含めてその治療方法は、どうしても目先の症状改善を行うことしか考えていないように思えました。この病状を完治させるためにその原因がどこにあり、どうしてこうなるのかという視点が欠けているように感じ完治させようとする気概が感じられず二人目の医師の元も離れることにしました。
しかし、治療は続ける必要があり家族の紹介で松本漢方クリニックのホームページを見る機会があり、この病気の原因がどこに有り、どうしてこのような症状が出てくるのかを解説しているものを読み、誰もが自己免疫が自己の細胞を攻撃していると考えている中で潰瘍性大腸炎はヘルペスウィルスが原因であり、免疫力を上げヘルペスウィルスの活動を抑えることで完治させることができることを公言していることを知りました。このような考えを誰も提唱することはなく、多くの医者が妄信的に信じ原因を誰も解明しようとしていない中で松本先生が提唱するこの考えに触れ、初めてこの病気の原因が理解できた気がしました。それと同時に誰もが治らないと言ってはばからない病気も治すことができるんだという希望を持つことができました。今では、松本漢方クリニックの門を叩き病気は自らの免疫力が治すんだという考えのもとにリンパ球の数値を上げるために日々努力しています。