「潰瘍性大腸炎完治へ(途中経過)」
45歳2015年12月29日
45歳2015年12月29日
病気発症~
2014年の年明け早々、便に血がついているのを発見し、医者にかかりました。内視鏡検査を受けた結果、炎症を起こしている箇所があることがわかりましたが、その時には病名は特定できず、10ヶ月後に潰瘍性大腸炎と診断されました。
その病気は難病で、治らないけど飲み薬で症状を抑えていくという説明を受けました。また、「悪化すると高額の薬を使用する事があるから、難病の受給申請をしておいた方が良い、そうすれば一定額以上は支払わなくて済むから」と言われ申請しました。お医者さんの言うことを聞いていれば間違いないと思っていました。いくつかの薬を試した結果、サラゾピリンは効果があることがわかりました。2015年2月頃には症状も落ち着き「このくらいでいられるなら大したことないな」と思っていました。
4月頃、顔に湿疹ができ、耳もガサガサになり、服を着る時も引っ掛かって大変になったので医者にかかりました。診断の結果、日光過敏症であると言われました。日焼け止めとステロイド入りの塗り薬を塗るよう指導され、その通りにすると完治しました。
それが治ると、徐々にお腹の調子が悪くなり、粘血便が出るようになりました。病院に行くとちょうど良いから内視鏡検査をしましょうと言われ検査をしました。その結果、「多少炎症しているが前回より良いんじゃないかな。この辺りの炎症にはアサコールの方が効くんじゃないかな」と言われました。私は、「前はだめだったけどアサコールの方が効くのか?」と思い、アサコールの効果についてネットで検索しました。すると、たまたまその中の1つが、松本漢方クリニックの患者さんの手記にヒットしました。そして、その方の手記から松本漢方クリニックのホームページを見つけ、ホームページにあった他の方の手記も夢中になって読みました。その中には自分の知らない事がたくさん書かれていました。特に完治(治るんだ)という事がわかったことで、私は居ても立っても居られなくなりました。1日考え、翌日行くことに決めて松本漢方クリニックに電話をしました。
松本漢方クリニックへ
夜行バスで大阪へ着き、そこから松本漢方クリニックへ向かいました。松本漢方クリニックに着くと、まず予約していた鍼灸の施術をしてもらい、それから先生の診察になりました。先生は私が持っていった血液検査を見て「この医者は何もわかっていない、リンパ球の数値を調べていないなんて」と言われました。
今考えるとリンパ球の数=免疫力だから、「病気を治すのは自分自身」という松本医療では必要な数値なんだけど、通常医療では低くなって当然という事で項目外となっているのかもしれませんね。
その他におかしな腰痛や、最近よくなるこむら返りはヘルペスの仕業という事を教えてもらいました。そして、「自分の病気は自分で治すものだ」と握手していただきました。短い診察時間でしたが、何となくあった不安感を吹き飛ばしてもらえました。
処方された漢方薬は苦く、自分の場合、他の人が言われていたようにすぐ効いてくる感じはありませんでしたが、鍼灸の効果はよく出ました。(2週間ほど効果を感じ続けました)帰り際、久しぶりに気持ちの良いオナラしたとき、行って良かったと確信しました。
現在
松本漢方クリニックに通って半年になります。先生から血液検査の結果としては、おかしいところは無いと言われていますが、お腹の調子はまだ治りきっていません。今までの生活環境で下げてしまったリンパ球の数がなかなか上がらないせいか、アトピーがまだ出せません。
松本漢方クリニックに行くまでは、「お医者さんの言うことを聞いていれば間違いない、治してもらえる」と思っていました。しかし、松本漢方クリニックに通ってからは、「病気は医者に治してもらっているのではない。手助けしてもらっているだけで、治すのは自分自身なんだ。治すために自分にも出来る事があるのでは?」と考えるようになりました。
標準医療を受けていれば負担額も少なく、症状を言えば薬をバンバン出してもらい、症状を抑える事が出来るかもしれませんが、治る事はありません。
松本漢方クリニックに行って正解だったと思います。長年の生活でおかしくしてしまった自分の体を正常に戻すのは簡単ではありませんが、なんとしても「クラススイッチを起こし、ヘルペスに負けている体を治す」のが今の目標です。