「息子の腹痛と下痢(潰瘍性大腸炎途中経過)」
(お母様記述)10歳2016年1月4日
(お母様記述)10歳2016年1月4日
息子が腹痛と下痢を訴え始めたのは、2012年の1月頃のことでした。息子は1歳のときに、化学物質で皮膚病を発症し、入院・通院治療をしたことがありました。今回の腹痛と下痢も起きたタイミングから、外食や加工食品に含まれる化学物質によるものだと思いました。化学物質に敏感な体質なので、形を変えて再発したのだと思いました。外食等は避けていましたが、周りに理解されなかったり、私の気の緩みがあったりして、化学物質を摂取させてしまったと思います。
時々起きる下痢を繰り返しながら、息子のお腹は少しずつ悪くなっていきました。特に朝は、起き上がれなくなるほどの腹痛と下痢のために、学校の遅刻が増え、トイレに間に合わず便を漏らすこともあり、息子の学校生活はとても気をつかうものとなりました。どうにかこの状態を改善したいと思い、近所の小児科や内科を何か所も繰り返し受診しました。それでもストレスによるものと診断され、整腸剤が処方されるのみで、症状は改善されませんでした。
発症してから2年程が過ぎ、息子は少しずつ元気を失くしていきました。身長の伸びが悪くなり、運動能力の低下も見られました。もう息子の病気はこのままでは治らないと私は思いました。学校の先生からも「息子さんの病気は改善できないのか」と言われるようになりました。元々息子は化学物質に敏感な体質だと思っていたので、化学物質に着目した治療をしている病院を探そうと思いました。そしてインターネットで調べたところ、松本漢方クリニックの患者さんの手記を見つけました。読み進めていくうちに、潰瘍性大腸炎の症状が息子の症状ととても似ており、松本漢方クリニックで治療をすれば治るかもしれないと思うようになりました。
2013年12月末、夜が明ける前に車で自宅を出発し、松本漢方クリニックのある大阪に向かいました。待合室はとても混んでおりました。年末ということもあり2時間ほど待ったかと思います。院長先生はとてもお元気な方でした。今まで受診してきた小児科や内科の先生が口を濁すことも、明瞭に説明してくださいました。今までは検査をしない病院が多かったですが、詳細な血液検査をしてくださることもとてもありがたく思いました。
お薬は、食前・食後の漢方とヘルペスの薬を処方していただきました。食前の漢方は特に苦いようで、息子に初めて飲ませたときはとても苦労しました。今は漢方を飲む前後に蜂蜜を舐めさせるようにしております。苦味が和らぐようです。初めて松本漢方クリニックを受診してから2年が経ち、息子は元気を取り戻しております。まだ外食等による腹痛と下痢はありますが、息子は以前に比べお腹がずっと楽になったと喜んでおります。何より腹痛と下痢により度重なる遅刻をしなくなったこと、便意をもよおしても漏らすことなく余裕をもってトイレに行けるようになったことが嬉しいです。また、止まっていた身長も伸びはじめ体重も増えました。今では少しふっくらとした子に育っております。体力も回復し、かけっこはクラスで1番になりました。松本漢方クリニックの治療は、お腹だけでなく全身に良い状態をもたらすのだと思いました。あともう少し、完治することを願い、これからも治療を続けていこうと思います。