「恐怖の日々からの脱出途中(潰瘍性大腸炎・ヘルペス手記)」
24歳2016年9月1日
24歳2016年9月1日
ぼくは実家を離れ大学生の為一人暮らしをしています。平成20年10月、17歳の時に血便を主訴で病院へ。病名は潰瘍性大腸炎。サラゾピリン内服を開始。その後全身倦怠感。10日後には39度台の高熱と全身に紅斑型~紅皮症型皮疹出現。サラゾピリンに対するアレルギー出現。それからサラゾピリン中止。入院の上ステロイド全身投与。1週間の入院でした。その後ステロネマの注腸開始。数ヶ月は通院をしていましたが、数十日すると毎日の注腸も辛く、そのうち止血したのでやめてしまいました。そのうち受験勉強で忙しくなり血便。その時はリンデロン座薬で止血。腹痛と血便は精神的にもこたえました。
実家を離れ大学に入っても度々の出血。一人暮らしを心配する母。近くの病院を訪ねても全ての薬にアレルギーが出ました。次は総合病院を紹介されました。そこでも出されたのはサラゾピリン。もう恐怖しかなく使用をしませんでした。そこで母が知人に勧められた漢方を送ってくれたのを服用し止血。それも高い漢方だったようですが長くは効きませんでした。先が見えなくなりかけていた時、母から「大阪に行くよ。もうここしかない。」と九州に住む母と岡山で待ち合わせをして必死の思いで松本漢方クリニックを訪ねました。仕送りで大変な母が覚悟を決めたように感じました。2015年11月のことでした。
お灸をして頂き松本先生の診察を受けました。何とびっくりしたのは帰りには出血が減っていたのです。先生から性格を注意されたのも覚えています。松本医院ではIgE抗体、単純ヘルペスIgG、水痘ヘルペスIgG抗体も調べてもらえます。初診時はIgE抗体が401でしたが、最近は200台になりました。現在まだ出血することもありますが、毎日の煎じ薬も苦ではなく先が暗く思えていた日々を思うとこれからの将来が明るく感じ、母の為にも必ず治してやります。
クラススイッチして後天的免疫寛容を起こし必ず治します。松本先生に出会えたことは私の人生も変えました。病気は自分で治します。性格も穏やかに心がけます。妥協するのも必要だということ。そして辛い思いをしている人が大勢いらっしゃることは力になりました。就職を控えストレスも自分でコントロルしながら病気に勝ちたいと思います。松本先生に出会えたことに感謝します。