「息子の潰瘍性大腸炎経過報告」
(お母様記述)17歳2017年1月8日
(お母様記述)17歳2017年1月8日
最初に症状が出たのは12歳の頃でした。血便が続くので検査のため急性期病院を受診しました。血液検査やエコー診断、肛門の触診で、お腹は異常がみられないし痔ではないようだと言われました。もしかしたら肛門の奥が傷ついているかもしれないからと痔の注入軟膏を処方され血便は落ち着きました。その後、春と秋に血便が1、2ヶ月続くようになりましたが、それ以外の症状がなく元気だったので気になりながらも受診はしませんでした。
2014年の11月になり粘液便が出るようになってきたので再び受診し、検査の結果、潰瘍性大腸炎と診断されました。最初はペンタサとビオフェルミンが処方されましたが、症状が改善されないためアサコールに変わりました。その後1年間薬を飲みましたが、症状が出る時期は変わりませんでした。
2016年6月頃にはトイレの回数が日に5回を超えるようになり、薬が本当に効いているのか、また副作用は大丈夫なのか不安に思い薬の副作用等をネットで調べていた時、松本漢方クリニックのHPを見つけました。そこには「潰瘍性大腸炎は治る病気です!」と書いてありました。松本先生の「潰瘍性大腸炎の完治の理論と根拠」には、アレルギーや膠原病はどちらも化学物質を敵として戦って起こる病気で、リウマチや潰瘍性大腸炎は戦う場所が違うだけで同じ病気であること、潰瘍性大腸炎のIgG抗体をクラススイッチして、アレルギーのIgE抗体に変えてアトピー性皮膚炎になれば治癒に近づくということが理解しやすく書かれていました。読んですぐに松本漢方クリニックに通いたいと思いました。幸い高槻は家から近くはないけれど通えない距離ではなかったので数日後には受診することができました。
松本先生は気さくな方で、下痢止めと止血の漢方薬、ヘルペスの薬を処方してくださいました。1週間くらいすると粘液便の回数が落ち着いてきました。ヘルペスの薬を飲むと顔や背中にニキビがたくさん出ていたのが少しずつきれいになってきました。2ヵ月くらいすると粘液便も下血も出なくなり、11月からは下痢止めの漢方だけになりました。ただ、血液検査でリンパ球の値が上がらないのが気になっていました。案の定、12月にまた粘液便、下血が出るようになり、トイレの回数も1日4、5回になっています。「リバウンド?いつもの症状が出る時期?」と思いながら、やはり免疫力を高めていかないと治癒には近づかないと思いました。
この春から高3で大学受験生になります。ストレスがたまる要素満載になってきますが、免疫力を高めてストレスと上手く付き合って、乗り越えていける事を願っています。これからも松本先生にはお世話になりますが、よろしくお願いします。