「娘の潰瘍性大腸炎(途中経過)」
(お母様記述)19歳2006年4月25日
(お母様記述)19歳2006年4月25日
私の19歳の娘が潰瘍性大腸炎と診断されたのは、平成17年12月20日のことです。血便があったので、近くの病院で内視鏡検査を受けたところ、初期の直腸型潰瘍性大腸炎と診断されました。この病気の発症のピークは20代で、比較的若い人がかかる病気だそうです。(自覚症状は血便だけで、下痢も腹痛も無かった為、昔の汲み取り式のトイレだったら気がつくのがもっと遅れていたかもしれません。)
病院の先生は、「ペンタサという薬を、一生飲み続けなければならない。でも若い患者さんの多くが薬を飲みながら病気とうまく付き合っている。悲観しなくても大丈夫。」とおっしゃいました。でもまだ19歳です。そんな訳のわからない薬を一生飲ませるなんて・・・これから結婚して赤ちゃんが欲しくなった時、母乳を飲ませる時、そんな薬を飲んでいて良いはずはないと思いました。
ちょっと遠いけど松本漢方クリニックへ行こう。すぐにそう思いました。松本漢方クリニックの事は、友達の子がアトピーで通っていたので、自分には関係ない時からなんとなくホームページの体験談を読んだりしていました。
ペンタサを処方して下さろうとしている病院の先生に、「漢方で治療します」と言ったら、少し気分を害されたようで、「私も漢方を良く使うが、潰瘍性大腸炎の治療では聞いたことがない。どうしてもとおっしゃるのなら、ご自分のお子さんの事なので、私は何も言いません。ただこの病気は、良くなったと思っても、又繰り返すから、気を付けて下さい。難病指定されている病気なので、保健所に出す書類が必要な時は言って下さい。」と、言われました。
12月30日、私と娘は新幹線で高槻の松本漢方クリニックに向かいました。ドアを開けた瞬間に嗅いだ漢方の匂いは、なんだか懐かしいような・・・ほっとするような・・・気持ちがとても落ち着きました。
体験談を読みながら2時間くらい待ったでしょうか?名前を呼ばれたので診察室に入りましたが、誰もいません・・・5、6分待ったでしょうか?白衣も着ないセーター姿の松本先生が診察室に入ってこられました。(あとで娘が、診察室の近くでうろちょろしてるおっちゃんは誰だろうと思っていたら、松本先生だった。白衣を着てないから、わからなかった。と言っていました。)そして、いままでの経緯を話しました。松本先生は、「西洋医学の薬もまだ飲んでいないし、血液検査の結果も悪くない。大丈夫!。治したるで~~。治したるで~~。治したるでぇ~~~~~」と、約束して下さいました。
早速、翌日から薬を煎じはじめました。最初は、飲んだらすぐに口をゆすがなければならなかったようですが、1週間もすると、「お母さん。慣れって、すごいね。そんなにまずくなくなったよ」と言ってきました。
薬を飲み始めて5週間たった2月の初め頃には、血便はすっかり無くなりました。それと同時にアトピーが出てきました。最初に「アトピーが出たら治るよ」と言われていたので、「来たな!」と思いました。
でも、ジュクジュクとした体液が出るわけでは無く、かゆいことはかゆいようですが、他の重症の方に比べたら軽い方だと思います。フケのように白く剥ける量も今では随分少なくなった気がします。
今までに、ステロイドの飲み薬はたぶん使っていないし(耳鼻科などで、知らないうちに処方されている事もあるかもしれませんが)、西洋医学の治療を断って、すぐに松本先生の治療を受けたから、こんなに早く良くなったと思っています。ありがとうございました。あとは、完全にアトピーを治していただけたら嬉しいです。
体験談で他の方も書かれていましたが、松本先生には是非、跡継ぎというか、先生の理論をもっと世の中に広めて欲しいなと思います。そうしないと、娘のひ孫が病気になった時に困ってしまいます。どうぞ宜しくお願いたします。
先日、教育テレビで、潰瘍性大腸炎、クローン病、リウマチの治療についての特集をやっていました。やはり、治療方法はどれもステロイドで症状を抑えていくというものでした。テレビであんな風にやっていたら、信じてしまう人もたくさんいると思います。「そうじゃないよ!ちがうよ!患者の皆さん。松本医院に行って!」と叫びたい気持ちでした。
間違った治療で、治る人も、もっと悪くなってしまう現実は何とかならないのでしょうか?
人には、さまざまな出会いがあります。でもせっかく出会うチャンスがあっても素通りしてしまう人もいます。私は今、素通りする事なく松本先生に出会えたことをとても感謝しています。