「病気は転機~潰瘍性大腸炎治療経過報告~」
51歳2016年3月11日
51歳2016年3月11日
松本先生にお世話になって2ヶ月。病状は順調に推移しており、完治の日は近いのではと勝手に思いながら途中経過報告をさせていただきます。私の場合、発病から約1ヶ月、潰瘍性大腸炎(この病名は使いたくないのですが便宜上そう書きます)との診断からだと約2週間で松本漢方クリニックを受診したため、松本漢方クリニック以外での治療経過があまりありません。簡単ですが下記のような内容です。
・2015年12月上旬、腹痛・下痢が始まる。
・そのうちに治るだろうと放置していたが、粘血便が出だしたため12/16に消化器内科を受診。処方されたビオフェルミン、トリメプチンは効果なし。
・12/21大腸内視鏡検査。直腸S状結腸あたりに炎症有り。
・12/28生検結果により潰瘍性大腸炎と診断される。ペンサタ座剤を処方され、2週間使用。ほとんど効果なし。
・2016年1/12アサコール錠が処方される。昼食後3錠を服用し、午後松本漢方クリニックへ。(電車内での便意のことが気がかりで1回だけ服用したがその後廃棄)
松本漢方クリニックでの治療は、他の患者さんの手記にあるのと同様、鍼灸治療、アシクロビル・フラジール・食前食後の漢方薬の服用(フラジールは途中で中止)、毎日のお灸で、現在も継続中です。初診日、初めて鍼灸治療を受け、薬局でアシクロビル3錠・フラジール1錠を服用して家に帰ったのですが、その夜からこれまでに経験したことのないような強烈な腹痛(直腸を搾り出すような痛み)と大量の下痢症状が始まりました。リバウンドというやつでしょうか。これが1日半くらい続いた後、まるで嘘のようにピタッと治まりました。それ以降、便が固まりにくい状態ではあるものの、他に問題はなく、通常の生活を送っています。血液検査はこれまでに3回。
2回目検査結果でGOTとGPT数値が高くなりましたが、先生は「問題ない!」の一言。その通り3回目には下がっています。危うく根治できない難病?にされてしまうところを先生に救っていただいたわけです。喜びと感謝の気持ちでいっぱいなのですが、何か割り切れない複雑な感覚も残りました。いったい厚労省の治療ガイドラインとは何なのでしょうか??難病とか、一生薬を飲まなければいけないとか・・・。約1ヶ月間ヨレヨレになるまでに苦しんだ症状が1日半で消えてしまったのです。先生がおっしゃるように医療業界、製薬業界、政治家等の利権が複雑に絡んでいるのでしょう。原発問題と同じ一般庶民には知りえない深い闇の世界があることを実感しました。自分の身は自分で守りましょう。
松本漢方クリニックを知ったのは、今年の正月に妻がネットでHPを見つけてくれたからでした。(たいへん感謝しています)先生の書かれていることや患者さんの手記を読んで(この時は走り読みでしたが)すぐに受診することを決めました。元々私も妻も現代西洋医療には懐疑的で、ホリスティックな考え方をする東洋医学、伝統医療、民間療法等に関心を持っていたため、松本理論には非常に惹かれるものがあったのです。
昭和の雰囲気と漢方薬の濃厚な香りが漂う院内に何かホッとするものを感じながら、また初体験の鍼灸、漢方煎じ薬に興味津々で診察の順番を待っていました。松本先生は皆さんが書かれている通り強烈なキャラクターで、毎回診察に来ているのか、漫才を聞きに来ているのかわからなくなる感覚に陥ります。「病気を治すのはあんたや!」「医者はいらん!」「あいつらはインテリヤクザやで!」と現役の医師が大きな声で言っている病院は、まず他にはないと思いますが、核心を突いているので聞いていて実に爽快です。ここへ来て後ろ向きな気持ちになる患者さんはいないのではないでしょうか。
また、松本漢方クリニックに通えば(HPを読むだけでもそうですが)『そもそも病気とは何ぞや』というところから学べ、自分の生き方を見直す良い機会になります。『我を捨てる』『人の喜びを我がものとする』『諦め、受け入れる』等ご自身のご経験から出る言葉は説得力があり、まるで覚者の説法を聞いているようで、私にとっては最良の薬です。
50歳(正確には51歳ですが)にして松本先生とご縁を持てたことは、非常に意義深いことであり、今後の人生への大きな節目になると思っています。治療中ではありますが、松本先生はじめ病院関係者の方々には心から感謝申し上げます。