「副作用のない治療に感謝(潰瘍性大腸炎手記)」
(お父様記述)10歳2017年7月14日
(お父様記述)10歳2017年7月14日
小学校5年生の娘が、今年(平成29年)1月中旬に突然左膝を痛がり、近所の開業医を受診しました。そこでは細菌若しくはウイルス性の関節炎の可能性があるということで抗生物質を処方されました。しかし、薬を飲ませても症状が悪化し、ついには歩行困難になり、3日後に化膿性膝関節炎の疑いで総合病院に入院となり、膝の関節液を抜くことと、抗生物質の投与の処置が行われました。その間様々な検査を行いましたが、結局原因不明のまま症状が落ち着いたので10日間の入院ののち退院となりました。
ところが、退院後1週間ほど経過すると、左足の太ももやふくらはぎに痛みを訴え始め、遂には左股関節の痛みの為歩行できなくなり、2月中旬に再入院となってしまいました。左膝の入院時と同じ様に関節の処置および検査が行われましたが、結局原因不明のまま数日が過ぎました。その後、便に血が付着していることに妻が気付き、そこから内視鏡検査などを経て、潰瘍性大腸炎の診断を受けました。(臨床症状としてまれに関節炎を伴うことがあるようです。)
それからサラゾピリンを処方され飲み始めたところ、頭痛や目の痛み、関節周辺の痛みを訴えるようになり、1週間ほどすると、痛みに加え発熱と全身に発疹が出始めたので、薬の副作用の可能性があるということでサラゾピリンの服用を中止することとなり、大学病院を紹介され通院を開始しました。しかし、そこで担当の医師からは「潰瘍性大腸炎は治らない。あきらめなさい。」「サラゾピリンが駄目なら次の段階の薬を使う。」などと厳しいことを娘の前で言われました。家族皆で大変つらい思いをしました。このままでは、ステロイドや免疫抑制剤を使用して取り返しのつかないようになるのではという漠然とした不安も感じ始めました。(現実、薬を飲むたびに娘の元気が無くなっていきましたので)
その後、妻がもっといい治療法があるはずと色々探し始め、松本漢方クリニックに辿り着きました。ホームページには自分の全く知らない東洋医学や漢方による治療、松本先生の理論、患者さんの手記など他では見たことのない内容がたくさん記2されていました。僕はそれを読んでこういう治療法のあるのかと思った反面、自分の経験したことのない治療(鍼灸や漢方)というものをまだ小学生の娘にさせていいものだろうかと随分悩みました。幸い基本的な症状である下痢の症状は当初よりほとんど無かったので、少し考える時間もあり家族で相談の結果、松本漢方クリニックにお世話になる決断をしました。
平成29年3月24日に初めて松本漢方クリニックを受診しました。早速鍼灸をうけ先生に力強く「病気を治すのは自分の免疫の力やで」と言われました。今までは、「治らない」とか、「諦めるように」などと言われてきたので、先生の言葉で希望が持てるようになりました。先生から処方していただいた漢方、アシクロビルを続けて3カ月ほど経過しましたが、娘は何の症状も出ずとても元気です。あの頃の薬で副作用が出ていたことを思うと天と地ほどの差です。先生の西洋医学の免疫学の理論と東洋医学の臨床経験の融合を感じずにはいられません。有難うございます。これからも完治に向けてお世話になりますが宜しくお願いします。