「潰瘍性大腸炎経過報告」
匿名希望 49 歳 男性
匿名希望 49 歳 男性
昨年 10 月の会社の定期健康診断の大腸検診の結果、要検査となり12 月に地元の病院にて大腸内視鏡検査の結果、潰瘍性大腸炎と診断されペンタサ坐剤 1g を処方されました。
このときの病状は粘液とともに血便、ときには出血することもありました。(処方されたペンタサは 2 日間だけ服用しました)
今後どのように治療を進めていくか考えている中ネットで松本漢方クリニックのサイトを見つけ、松本漢方クリニックを受診しました。
先生に過去の病気の経緯などを説明し、様々な薬により免疫を抑えられてきた自分を知ることができました。また、過去にうつ病になった際に薬の多剤処方による認知力の低下や統合失調症の誤診など辛い目にあった経験もあり、薬の怖さは十分に知っていました。
そのため、潰瘍性大腸炎の治療も自分の免疫力で治す、松本先生の考え方でやっていこうと決意しました。
松本先生は一見怖いようにも感じましたが、非常にあたたかみのある気さくな方で
「必ず治るよ!」と握手し叱咤激励して下さりました。
毎日の煎じ薬、アシクロビルを服用し、食事の際には発芽玄米を食べ、週末には漢方風呂に入り、自分の免疫力を高めるように努めています。
現在の病状ですが、排便時に下血・出血や粘液等が出ることは全く無くなり、クラススイッチによるアトピー性皮膚炎が全身に発症している状況です。
アトピー性皮膚炎は強烈な痒み、浸出液が流れ、皮が剥けボロボロになり一進一退を繰り返している状況です。時には寒気がしたり、夜も熟睡できず辛く、気分的に落ち込むことも多々あります。
今後も松本漢方クリニックにお世話になり、自分の免疫力を高めて治療をしていきたいと思います。(今後の病状経過についても別途報告したいと思います。)
◇◇病状経過◇◇
◆2015 年 12 月 29 日(初診)
<病状>
・排便時に下血有、粘液が出る
<血液検査結果>
・リンパ球:18.0
・IgE:284
・VZV IgG:(+)25.5
・TARC:321
◆2016 年 1 月
<病状>
・排便時の下血があるが徐々に治まりつつある状況
◆2016 年 2 月 14 日
<病状>
・排便時の下血・出血が殆どなくなり煎じ薬が変更になる。
・腹部、脚、背中のお灸のあとが赤く膨れ上がり始める
(ヘルペスによる炎症が発症し始める)
◆2016 年 2 月 25 日
<病状>
・排便時の下血は全く無くなり、排便も 1 回/日になる。
(以前の排便回数は 3 回/日)
・腹部、脚、背中の炎症(ヘルペスによるもの)が上半身、
脚、背中全体に広がる
・腹部、脚からリンパ液が出てくる状態
◆2016 年 3 月 4 日(通院)
<病状>
・排便時の下血・出血無し(排便:1 回/日)
・全身にヘルペスによる皮膚の炎症(赤いボツボツ)が広がる
<血液検査結果>
・リンパ球:21.0
・IgE:370
・VZV IgG:(+)24.1
・TARC:8379
◆2016 年 3 月 23 日
<病状>
・排便時の下血・出血無し(排便:1 回/日)
・全身の肌が赤黒くなり痒みが出てくる
※クラススイッチによりアトピー性皮膚炎発症
◆2016 年 4 月 9 日
<病状>
・排便時の下血・出血無し(排便:1 回/日)
・全身アトピーであるが、特に両腕の炎症が酷い
(皮膚がボロボロ、リンパ液が出る)
※寝ているときにリンパ液が出ることが多く
足ふきマット等を両腕に巻き寝ることもある。
◆2016 年 4 月 30 日(通院)
<病状>
・排便時の下血・出血無し(排便:1 回/日)
・全身アトピーであるが、特に両腕の炎症が酷い
(皮膚がボロボロ、リンパ液が出る)
<血液検査結果>
・リンパ球:22.0
・IgE:12550
・VZV IgG:(+)23.4
・TARC:13292
◆2016 年 5 月 22 日現在
<病状>
・排便時の下血・出血等は全く無く、下痢・軟便も無し
(スルスルとスムーズ出る感じ)
・全身のアトピー性皮膚炎は一進一退を繰り返しながら
少しづつ良い方向に進んでいると思われます。
以上