しあわせのとき おまけ
「あっせんせっ」
カカシの前で全裸を曝したナルトは快楽に揺れ、膝を震わせて細い首を左右にゆるく振る。
「ココ?ここがいいの?」
カカシが長い指で直腸からクッと親指の表面ほどの硬さを持った部分を押すと、一気に例えようも無い感覚が小さな体を襲った。
「やだやだあっ」
ナルトの反応に気を良くしたカカシはペロリと薄い唇を舐めてにんまりと打ち震える躯を見下ろす。
「こっちも可愛がってあげよーね」
そう言うとカカシは小さくとも立派に主張し始めているモノをぱくんっと口に含んだ。
ちゅっちゅ、ちゅぱっペロリ。
吸い付いた唇と舌はソフトクリームを舐めるように小さな分身に刺激を与え、硬く尖らせた舌先でまだ剥き切れていない亀頭を突付いた。
「ふえっ・・・!やあああっ」
大人用のベッドに仰向けに寝かされたナルトはびっくりして、下肢の間で揺れる銀糸を掴んで引き剥がそうとする。けれどそれは小さな性器に亀のように吸い付いて離れない。
「ひっく、うえ・・・」
ナルトは恥ずかしさに耐え切れず顔を真っ赤にして涙を零した。恥ずかしいのは痴態を見られているからだけではない。ナルトは喘ぎながらカカシのベストを掴んだ。
「せんせえっカカシせんせーっ」
ぼやける視界で必死に呼び掛ける相手はきっちり忍服を着込んだままだ。邪魔だからと外されたのはマスクと額当てそして手甲のみだった。
自分だけがあられもない姿を曝している。それがナルトに羞恥を与え更には快感に繋がらせていた。
「気持ちイイ?」
わざわざ顔を上げて酷い事を聞いてくるカカシにナルトは縋り付いてこくこくと頷く。
「そう、よかった」
全身で恥ずかしいと言う子供とは反対に、イケナイ事をしている悪い大人はにっこり笑って股座に再び顔を埋めた。裏筋を舐め上げて可愛らしいペニスをすっぽり咥え、舌でコロコロと転がした後強く吸ってやる。すると押し寄せる快感に耐え難くなったナルトは体を仰け反らせて色良い甲高い声を上げた。
「ひうっんっん、ああああっ」
ちゅるり、ごくんっ。
カカシは綺麗に吸い上げ、涙でぐしょぐしょになっているナルトの頬に唇を寄せて目の端から零れる雫を舌で舐め取った。
「やらしいの出ちゃったねえ」
「やっやあーーーー」
ペニスを指先で弾くとナルトは頭を激しく振って否定する。けれどカカシの目にはそれさえも可愛らしく映って、緩み切っている頬に好色な笑みをのせて袋を揉んだ。
「いっぱい出しちゃっていいからね」
「ふあ?」
ぼんやりする頭でカカシの科白を反芻するが理解する間もなく、ぬめる舌が先端を舐めて咥え込んだ口がピストンを始めた。
「やだっもうっらめっ・・・てばあ」
呂律が回らない口で拒否しても全く効果は無い。カカシは逃さぬようにしっかり太腿を掴んで口淫を施し射精を促す。
「ひっんっんっ!あーーーーっ!」
追い立てられたナルトは為す術もなくがくがくと足を震わせて、果てた体をぐったりとベッドに横たえた。
「おやすみ、ナルト」
カカシは瞳を柔らかく細め意識を失ってしまった子の頬にそ、と掌を添えて甘い唇に口付けた。
「いつまで持つかなあ?」
余裕などとっくの昔に失っている。今にも襲ってしまいたい気持ちを散々誤魔化してここまで来た。
「傷付けたくないんだよねえ」
カカシは窮屈そうに布を押し上げている己の下腹部を見下ろしてそっと溜め息を吐き、こそこそとベッドを降りた。
END
カカシ不発・・・・。
すみません、すみません!