油菜(学名Brassica rapa var. nippo-oleifera)、別名ナノハナ(菜の花)、ナタネ(菜種)。古くから葉物野菜として栽培されたアブラナ科の二年草。種子(タネ)は油脂を多く含み、搾って作られた食用油は、菜種油(なたねあぶら)と呼ばれます。
菜種油の原料として多く栽培されているのは、別種のセイヨウアブラナ(学名Brassica napus)になるそうです。キャノーラ油は、セイヨウアブラナの改良品種「キャノーラ種」から作られる菜種油の呼称です。
私たちが普段食べている葉物野菜にもBrassica rapa(ブラッシカ・ラパ)の変種とされる植物がたくさんあって、ハクサイ(var. pekinensis)、ミズナ(var. nipposinica)、コマツナ(var. perviridis)、チンゲンサイ(var. chinensis)、カブ(var. glabra)などがあります。
アブラナ科は、4枚の花弁が十の字状に開くのが特徴的で、昔は十字花科(じゅうじかか)と呼ばれていました。花の中心から、1本の雌しべ、4本の長い柄の雄しべ、2本の短い柄の雄しべ、4枚の花弁、4枚のがく片が配列しています。ミツバチ、チョウ、アブなどの昆虫によって花粉が運ばれる虫媒花(ちゅうばいか)です。
<参考>アブラナ科<ウィキペディア
花粉を顕微鏡で観察してみました。
400倍(ドライマウント)で見た花粉。細長いラグビーボール形です。
400倍(水でマウント)で見た花粉。水を吸ってだいぶ丸くなりました。