ロウバイ(蝋梅)は、中国原産の落葉小高木。クスノキ目ロウバイ科の植物で、庭木や公園などで観賞用に植栽されています。梅という字が付きますが、ウメ(バラ目バラ科)とは縁遠い植物です。
教育研究所の玄関前植え込みにも1本植えられていて、12月~2月、冬の寒い時期に甘い香りのする薄黄色の花を咲かせています。教育研究所に植えられているのは、ソシンロウバイ(素心蝋梅)と呼ばれる園芸品種です。
5月頃に写真のような実が実っているのを見かけます。先端に突起が生えていて、なんかホタルイカみたいな形で面白いです。
この実はいくつかの果実を花托という部分が包み込んでいるもので、偽果(ぎか)と呼ばれます。割ってみると、未熟な果実が中から出てきます。
※ロウバイは全株有毒で、とくにタネ(果実)は要注意とありますので、食べないように。
6月中旬になると、偽果が成熟していました。中のタネみたいなのが、果実になります。
タネ(果実)は、ピーナッツを少し小さくしたような大きさで、ちょっとクロゴキブリの卵鞘みたい?にも見えます。※ロウバイは全株有毒で、とくにタネ(果実)は要注意とありますので、食べないように。
<参考>