奈良県立教育研究所の周辺で、2025年12月に見かけた虫(蟲)たち(写真を撮れた種類)。既出の虫(蟲)は解説を省略することもあります。急に寒くなり、活動中の虫は見かけることが少なくなってきた。
<写真は撮れなかったけれど、見かけた・鳴き声を聞いた虫>
幼虫が日当たりのよい外壁に止まっていました。成虫で冬越しするカメムシです。
種類は不明。この時期でも元気に飛び回っています。
食べたのは誰かな?と周辺を探してみると・・・
セイタカアワダチソウの葉裏に居ました。寒くなってきたのに、まだ頑張っていますね。
最初、何かの菌による病斑かと思ったが、調べてみたら、どうやらタケスゴモリハダニ(竹巣籠もり葉壁蝨?)の巣があった跡らしい。
顕微鏡で葉裏を見ると、卵の殻や巣の糸状の膜の痕跡が見られた。季節が遅すぎたのか、残念ながら、ダニ自体は見つからなかった。今後、機会があったら観察してみたい葉ダニだ。
秋茜。日本特産のトンボ科の1種で、俗に赤とんぼと呼ばれる。
白下夜盗。ヤガ科の1種で、幼虫はいろいろな植物の葉などを食べて育つ。野菜類にも付くため、ヨトウムシ(夜盗虫)類として害虫扱いされることも多い。幼虫は、日中は土中や株の地際に潜み、夜間に地上部に出てきて食害する。終齢幼虫では、体側面に気門に沿った黄白色の太い線があるのが特徴的だ。
キクの花に来ていた。
寒いので日当たりの良い場所で日向ぼっこしていた。