シラカシとアラカシのどんぐり
よく似ているけど、よーく見ると違いが分かる。
どんぐりの先端には、めしべの名残りが残っている。
また、同じ種類でも、木によって実の形が丸かったり、細長かったり、大きかったり、小さかったりとかなり変異があることにも気づくだろう。
奈良盆地周辺の里山では、アラカシ、コナラ、クヌギ、アベマキ、スダジイなどの木がどんぐりのなる木だ。公園や生垣などには、マテバシイやシリブカガシ、ウバメガシなども見つかるだろう。神社の境内など古い林が残っている場所では、コジイやツクバネガシやイチイガシが見つかる。山地へ行けば、ウラジロガシ、ミズナラやナラガシワ、イヌブナ、ブナにも出会えるだろう。
仕切りのあるケースに入れると、どんぐりの標本箱ができる。
(どんぐりの中にゾウムシなどの幼虫が入っていることもあるが、500Wの電子レンジで15秒くらい加熱すると殺虫できる。20秒以上加熱すると爆発することがあるので、注意しよう)
どんぐりの工作
<参考>
ニッポン全国どんぐりイラスト図鑑
https://acorn.okamura.co.jp/archive/acorn-book/
どんぐりの季節!検索表を持ってでかけよう<スタッフブログ<日本自然保護協会
https://www.nacsj.or.jp/2022/10/32261/
どんぐり検索表
https://what-we-do.nacsj.or.jp/wp-content/uploads/2013/08/dongurikensakuhyou_L.pdf
ドングリの謎: 拾って、食べて、考えた (ちくま文庫 も 23-2)
https://bookmeter.com/books/4059442
わずか1年で成し遂げた「全種類コンプ」 とあるどんぐりクラスタの奇跡の物語