アレチヌスビトハギです。教育研究所の駐車場周辺にたくさん生えています。根を掘るのはちょっと大変でしたが、入手は容易です。
掘り取った根部分を水で洗って観察します。
根をよく観察すると、ありました「根粒」です。
直径1~1.5mmくらいの粒が根に付いていました。
根粒をピンセットでつまんで、スライドグラスに載せ、カミソリ刃で刻みます。
少し水を加えて、カバーグラスを被せて、押しつぶします。
最初は水だけで封入して、顕微鏡で観察します。
40倍→100倍→400倍まで倍率を上げていくと、何やら小さな粒粒がうごめいているのが見えました。
絞りの調整をうまく行うことで、見やすくなります。
大きさは1~4μmくらいですね。小さいです。
水で封入しただけでも観察できましたが、ハミガキ上手を少しカバーグラスの隙間から入れて、染色されるか試してみましたが、あまり変わり映えはしませんでした。細菌の染色には、メチレンブルーなどの染色液が適しているようです。