テトラフェニルシラン

メタノールから結晶化させた、テトラフェニルシランの針状結晶集合体です。

この化合物は、ケイ素原子に、四つのフェニル基が置換した化合物です。

天然に存在するほとんどすべてのケイ素は、隣に酸素が結合したケイ酸もしくはケイ酸塩の形で存在しますが、これを還元して金属ケイ素とし、これから多くの有機ケイ素化合物に誘導することが可能です。

シリコーンという形で、オイル、ゴム、レジンなど、様々な形状で、材料として広く利用されています。