走査電子顕微鏡風写真

真っ白い結晶の集合体は、どうがんばってもコントラストが上がらず、苦悩することがあります。

沸石の微細な結晶などは典型です。

これについて、結晶外形をはっきりとさせるために、走査電子顕微鏡風画作りを検討してみました。

1. コントラストが低くて難儀する試料に、100円ライターの煤をまぶして、エッジのコントラストを上げる(被写体は荒川砕石の束沸石)

2. レタッチでコントラストを上げる

3. 色調反転して、モノクロにする

セムっぽいです。

原理的にも類似の手法を踏襲して造影してます。

面で光が反射しないように注意してライティングして、煤を手前から奥にきつめに付けるとわかりやすくなります。

試料は、真っ白なものがいいです。

ここまで書いて、「最初からセム使えよ」と思いましたね。