■ゼフリールQ&A
過去にお客様からいただいたご質問などに対する回答集のページです。
なおこのページに記載の文章は実際のやりとりの際の原文そのままではなく、GMの手によって編集してあります。
過去にお客様からいただいたご質問などに対する回答集のページです。
なおこのページに記載の文章は実際のやりとりの際の原文そのままではなく、GMの手によって編集してあります。
Q1.コミッションサイトなどで、ゼフリールに登録した自分のPCをイメージした依頼をするのは禁止や制限などがかかるか?
(一般の商業PBWだとコミッションサイトの利用は禁止されている場合が多い為)
A1.禁止や制限はありません。
一般の商業PBWでは登録したキャラクターの著作権は運営会社のものとなりますが、ゼフリールに関しては、
――
・プレイヤーキャラクターとリプレイの著作権に関して
PBWゲーム「ゼフリール」に関するご発注時にご申請いただいたプレイヤーキャラクター(以下PC)自体の著作権は発注者様ご自身が所持いたします。
望月誠司は「ゼフリール」に関するリプレイ製作及びサイト掲載の為に、ご申請いただいたPCを無料で使用できる使用権を持つものとします。
ご申請いただいたPCを用いて望月誠司が製作したリプレイの著作権は望月誠司が所持するものとします。
――
となっている為です。
PCの著作権はあくまでプレイヤー様が保持し、ゼフリール運営はPCの使用権をゼフリールに関する事に関して借りてリプレイらを製作する権利を持つ、という形になります。
Q2.自分のPCのイラストをゼフリールのサイトに掲載する事は可能か?
A2.リプレイご発注時か、あるいは過去に一度以上リプレイをご発注いただいたPCの場合可能です。
ただし、当然ですがそのイラストを使用する権利をお客様がお持ちでない場合はNGです。
ですので、コミッションサイトをご利用される場合は、コミッションサイトのクリエイター(イラストレーター)さんから「外部サイトでも使用してもOK」としていると、ゼフリールGM(望月誠司)から見てもきちんと「間違いなくそうである」と確認が取れている状態にあるもののみOK、となります。
(なおゼフリールGMのほうでイラストのクリエイターさんと直接連絡取って使用しても大丈夫か確認してくれ、というのはNGです)
・OKな実際例
https://skeb.jp/@SaikusaHinoru/works/19
(PCのお一人であるハックさんの例(skeb))
Q3.ゼフリールサイトのPCイラスト掲載ってどこにされる?
A3.トップページの該当PCの「作成されたリプレイのタイトルリンク部分」と該当PCの「キャラページ」に記載されます。
Q4.ゼフリールサイトへのPCイラスト掲載依頼ってどうすれば良い?
A4.ツイッターや「つなぐ」さんのメッセージ機能などで
「PCのイラスト掲載したいんだけど?」
と望月誠司におっしゃっていただけましたらお手続きさせていただきます。
Q5.キャラクターの自由設定や武器とかの設定って判定に反映される?(数値的に有利になったりする?)
A5.ゼフリールでは設定に関して「プレイングと組み合わせる事で」ボーナスが加算される事はあります。(ただ設定もってるだけだとボーナスがオートで発揮されたりはしない)
例えば、
「祈刃の設定が3mの槍なのでリーチと機動力も活かしてヒット&アウェイして反撃を受けにくいように機動しながら遠間から突きます」
とか。
「敵の態勢を崩したら、3m槍の端の方を持って遠心力を効かせて振るい、穂先を加速させて破壊力を増大させた一撃を敵の急所に叩き込みます」
とかで。
上記2点の例が『それが有効な状況だったら』攻防にボーナスがつきます(『不利になる場合もあります』)
単に「3mの槍で攻撃します」だけだとボーナスもペナルティもつきません。
設定をただそのまま持っているだけの状態ではなく、その設定を、
「プレイングで上手く工夫・連動させて使う」
ようにした場合につきます。
Q6.波紋障壁は半径1m以内に使用出来る祈刃を置いていなければ使えない。
これは祈刃から祈霊石のエネルギーを引き出したり霊力の共鳴が不可能になるためであり、即ち他の猟技やスキルも一切使えず身体能力の強化も無くなり一般人と同等の存在になるとの理解で良いか?
A6.概ねYES。
猟技に関して、波紋障壁や破神剣、破神盾の他、縮地やアクセラレイターなどの大技は使えませんが、簡単なものだったら世界観的には使えます。
(大防御、崩撃、虚掛け、力溜め、全力移動は祈刃無しでも可能。念話は中位魔法以上を習得しているならOKなど)
Q7.祈霊石の祈刃への着脱は個人で可能か?
A7.着脱自体は個人でも可能です。
着脱した後にその祈刃が使い物になるかというと祈刃関係の魔法技師なら問題ありません。
換装の際には術式を施すので祈刃関係の魔法技師以外が行った場合、十中八九不具合が発生して祈刃が不安定化します。
Q8.<スキルとは『祈刃』に組み込まれた術式から使用方法を脳内記憶領域に霊的に刻み込み使用を可能とするもの>とある。
術式を組み込むのは『祈刃』であって『祈霊石』ではない、『祈霊石』はあくまでエネルギー源(電池に近いもの)との理解で良いか?
A8.YES。
Q9.スキル使用方法や身体能力強化を脳内記憶領域に刻み込む事それ自体は、祈刃への処置ではなく祈士への処置をアドホック等で施す必要があるか?(祈刃へ処置して所持者に自動反映する形だと、祈刃を持ち替えた場合の解釈が分からない)
A4.NO、祈刃への処置です。
祈刃に処置して、祈士は祈刃と力を通わせそこに組み込まれた術式から自身の脳内記憶領域に使用方法を得る形です。
これは『メイン』の祈刃と『サブ』の祈刃は昔あった家庭電話での親機と子機みたいな関係で、メイン祈刃とサブ祈刃で一つのグループを形勢しています。
グループ内の祈刃達は霊的なラインを繋いでいて、サブ祈刃のセット内容はメイン祈刃にセットしたものに従います。
サブ祈刃達はメイン祈刃と異なるセットにする事はできません。
またグループ内の各祈刃で身体能力上昇術式の効率などの基本性能に差がある場合はグループ内の最高値のものが祈士に適応されます。
(ただし特殊な性質を帯びた祈刃の中には、グループ内に組み込むと全体の性能を一律で引き下げるものもあります)
原則、祈士と祈刃グループの対応関係は一対一です。
グループの異なる祈刃=自分にとって使用可能状態になっていない祈刃、に組み込まれている術式の使用は、原則非常に不安定なものとなります。
この対応関係を、異なるグループの祈刃へと切り替える為には、祈士はその祈刃を手にしてそこに組み込まれている術式に則り、自身の脳内記憶領域を書き換える事を意識し、時間をかけて書き換えてゆく必要があります(意識のすべてをそれに割く必要はない(一旦書き換え開始を意識した後は寝てても良い)ですが、時間がかかります)
書き換え速度は祈士の技量、適正、祈刃そのものによって差異がありますが、概ね4時間~1日程度かかります。
ですので、自分のメイン祈刃を放り捨ててサブ祈刃に持ち替えて戦う事は可能ですが、相手の祈士から祈刃を奪い取り、自分の祈刃をメインもサブも全部捨てて、奪い取った祈刃でそこに刻まれた術式を用いて即座に戦う、といった行為は原則普通の祈士にはできません。
正確には無理矢理にその祈刃を使用して戦う事はできますが、身体能力の出力は不安定となりスキルは使用できず、波紋障壁とそれを破る力も不安定化、といった形となります。
猟技は簡単なものなら、強力な祈士ならある程度使用可能です。アクセラレイターなどの大技は高確率で失敗します。
Q10.祈刃を複数所持してそれぞれ別々のスキルをセットしていた場合、片方の祈刃が手元から離れてしまったら、そこにセットされていたスキルは使用できなくなり、かといってすぐに能力強化に脳内記憶領域を使えるわけでもない、という事になるか?
A10.自分が持つメイン祈刃とサブ祈刃は一つのグループを形成し、グループ内の祈刃はメイン祈刃と異なるスキル・身体能力強化をセットする事はできません。
もしもグループが異なる祈刃を手にして、そこにセットされているスキルや能力強化を使用せんと試みた場合は、スキルを使用できなくなります。
能力強化、波紋障壁、波紋障壁破りの力などは不安定なものになります。
Q11.世界観の観点で、射撃武器型の祈刃の利点は一般的に何か?(破神剣の取り扱いに差が出たり、武器形状によって個々人の適正が上下する? PC能力への影響は通常無いものとして)
A11.概ねご推察の通りの具合です。
銃などは照準がついているので狙いがつけやすい。
霊力は意識的・精神的なものにも左右されやすく、猟師や弓兵出身なら弓の使用に慣れ親しんでいるので力を発揮しやすい、などが劇中の人々が一般に利点として認識しています。
Q12.祈刃には定期的な調整が必要だが、具体的にはどんなことをして、疎かにするとどんなデメリットがあるのか?
A12.魔法的な施設で魔法的な設備を用いて行われます。
処置には魔法的なものと物理的なものがあります。
魔法的なものは、魔法技師達が術式に歪みが発生していないか、専用の魔術を用いてチェックします。
歪みが発生していたら調整用の魔術を用いて調整します。
どんな調整の仕方かというと、霊力を集中させた瞳で祈刃を眺めたり、魔法陣の中に祈刃を置いてブツブツ呪文を唱えたり、硝子の筒の中に満たされている特殊な液体の中に祈刃が放り込まれたりしています。
大鍋の中に祈刃を触媒と共に放り込んでグツグツ煮るような古風な魔女もいるかもしれません。
それらは現実世界の一般人から見たプログラマーのプログラミングみたいなもので、専門的な知識のない一般人(例え同じ魔法使いであっても祈刃魔法技師達の技術は専門外)の目からは「魔術的に何かやってるのはわかるけど、それがどういうものなのかよくわからない」という不思議具合の色々あやしー事をやっています。
続いて物理的な方。
物理的に欠けたり歪んだり破損したりするとシンプルに武器としての性能が落ちるだけでなく、その影響で術式にも歪みが発生する事があります。
ですので研ぎ直しなどの修理を行います。
腕の良い魔術技師は魔術と触媒を用いての再生なども行います(破損が酷過ぎると再生はできないなどはあり、限界値は魔術技師の技量に比例する)
あとは消耗した祈霊石の交換などです。
これらを疎かにすると出力が不安定になりエネルギーの消耗が激しくなる上に能力値全般が下がります。
それでも非メンテで使い続けると祈刃使用者の生命力や精神力が勝手に吸い取られたり、スキルや猟技が不発になったり、スキルや猟技が暴発したり、場合によっては祈刃自体が爆発したり燃えあがったりして四散して塵になります。
また古い時代の祈刃の場合、あまりに長くメンテされていないそれを使ってしまうと精神が侵蝕されて発狂したり、妙な言動を開始したりもします。
祈霊石の精神エネルギーがゼロになると祈刃としての力が失われます。