●『猟技の使用』に関して
行動力や精神力を消費する技は消費分に現在保有が不足する場合は使用不可です。
なお使用制限に「1日に~まで」とあるのは厳密には8時間以上などの十分な睡眠と休息を取った後でなら、その回数使える、という具合となります(休息が足りなければ24時間経っても使えないし、十分な休息が取れれば24時間以内でも再発動できるようになる)
行動力や精神力を消費する技は消費分に現在保有が不足する場合は使用不可です。
なお使用制限に「1日に~まで」とあるのは厳密には8時間以上などの十分な睡眠と休息を取った後でなら、その回数使える、という具合となります(休息が足りなければ24時間経っても使えないし、十分な休息が取れれば24時間以内でも再発動できるようになる)
●縮地(PCと極一部の特殊NPCのみが使用可能)
いつでも使用可能。精神力消費10。1ラウンド中最大3回まで、1日に6回まで使用可能。
10m以内の任意の距離を、瞬間移動したが如く加速し、直線的に移動する(曲線的な移動は出来ない)。
あくまで高速移動であってワープ等ではないので移動出来ない地形は移動出来ない。
●アクセラレイター(PCと極一部の特殊NPCのみが使用可能)
いつでも使用可能。ただし1日に1回のみ。かつ、生命力消費100。
超加速して己の最大行動力の値と等しい回数分だけ、自身の通常攻撃あるいはそれに準ずる行動を、例え他人の手番中であっても無理やりねじ込む。
●破神剣
自身の手番時のみ使用可能。行動力消費1、精神力消費2、射程50m。
単体を対象に使用し攻撃する。
古のカサドール達が『異貌の神々』を打ち破るに大きな要因となった技。
ドンッという重低音(打ち上げ花火の音に似ている)を轟かせると共にオラシオンの先端より閃光を矢のように射出する、あるいは、オラシオンを振った軌跡より三日月状の光刃を飛ばし打撃力を炸裂させる。(刺突や斬撃ではない、打撃属性である)
至って簡素なカサドールにとって基本的な飛び道具。
しかし射撃こそは集団戦における火力集中の要であり、この技が開発されなければ人類は『異貌の神々』に勝てなかっただろうと言われている。
故に元々は『剣光波』というそのまんまな名前だったが『第一次の異貌神との大戦』に勝利した後、『破神剣』と尊称されるようになった。基本を軽んずるな、という戒めの意味もあるらしい。
現代だと標準装備。いっぱしのカサドールなら誰でも使える(逆を言うと使えない祈士はモグリ)。
●破神盾
自身の手番時のみ使用可能。行動力消費1。
翳したオラシオンあるいは盾等を中心に1.5m程度の高さと50cm程度の幅の長方形の光の盾を出現させる。
使用した瞬間から解除されるまでラウンドを跨いでもずっと展開され続ける。
光盾で受け止めた攻撃は無効化されるが、引き換えに光盾展開中は、自身の最終攻撃力-90%、及び念話と波紋障壁以外の猟技及びスキルの発動が不能になる。
古のカサドール達が『異貌の神々』を打ち破るに大きな要因となった技その2。
例によって現代だと標準装備。カサドールなら誰でも使える。
鉄壁の防御力を誇るが、莫大なエネルギーが集中される為、展開中は他の猟技やスキルを使用できない。
通常攻撃は可能。この光盾を使って殴りつけたり、シールドチャージする事が一応出来る。
なお一度に一方向からの攻撃にしか対応出来ないので多方向から同時攻撃されると脆い。
また一対一の接近戦だと光盾を片手などを使って掴まれて抑えつけられながら強引に武器をねじ込まれて無効化されるケースも多い(使用者は攻撃力が大幅に低下する為、相手からすると強引に入っても光盾を展開し続ける限りは反撃が怖くない為)
それらの特性上、前面に立って霊盾を展開する役目の者、その陰から攻撃する者、と役割分担して使われる事が多い。
習得が容易な上に一方向に限れば非常に強力な防御力を誇る為、現代でも集団戦では良く使用され防御の要となっている。
しかし単独では攻撃力がほぼゼロになってしまう為、集団戦以外で使用される事は少ない。
解除は念じれば即座に可能。
●念話
いつでも使用可能。
霊気による思念を飛ばしての会話。
必要そうな場合はプレイングに指定がなくとも自動的に使用される。
念話は通常の会話と比べて10倍程度の高速でやりとりされる(またその速度でも念話なら理解できる)為、1秒以内にある程度の長さの念話をかわす事が可能。
基本的に『祈士(カサドール)』は皆、全員が念話を使用可能。
周波数的なものがあり、それを用いてチャンネル的な概念が一般には作られ運用されている。
チャンネルを合わせれば原則100m以内の対象と念話が可能。
同時に受信可能なチャンネル数はPC含め一般には十個程度。
また十個程度のチャンネルなら複数のチャンネルに一斉に同じ念話を伝える事も可能。
特定のチャンネルのみを任意で完全に遮断する事も出来る。
多くの祈士は大抵の状況で
「敵味方共用」
「味方全体」
「自身が所属する小隊」
「事前に周波数を打ち合わせた誰かとの一対一」×複数
等のチャンネルを開いている。
味方の中隊や大隊向けのチャンネルは念話可能な距離が100mと短い為、小分けに設定しても意味がない状況が多い為、設定されていない事が多い。
●波紋障壁
正式には『偏向波紋障壁(エスクード・ディフレクター)』
透明な不可視のごく薄い霊的障壁。
これを纏っている存在は『祈刃(オラシオン・アルマ)』を用いた攻撃及びスキル(猟技含む)、あるいは『異世の存在』からの攻撃で無い限り基本的にダメージを受けない。
それ以外のものにより一定以上の衝撃力が加えられた場合、水面を叩いた時に広がる波紋のように空間が揺らいで攻撃が弾き飛ばされる。
この世界の『祈士(カサドール)』及び異界の『異貌の神々』及びその眷属達は無意識でも全員これを常時、呼吸するように全身に纏っている。
ただし『祈士(カサドール)』達がこの力を纏うには己が使用出来る『祈刃(オラシオン・アルマ)』を自身より半径1m以内に置いていなければならない。
元々は『異貌の神々』の能力。
●大防御
イニシアティブ判定の直後、及び自身の手番中使用可能。行動力消費1。
自身が防御側となる次回のダメージ判定時のみ最終防御力に自身の防御力の50%分が加算される。
使用したラウンドが終了するとダメージ判定を行わなくても効果は消滅する。
●崩撃(PCと極一部の特殊NPCのみが使用可能)
自身の手番時のみ使用可能。行動力消費1。
この攻撃によるダメージ判定時、自身の最終攻撃力-50%。
単体を対象に使用する。
特殊な霊気を手足や胴体や肩、武器や盾に纏わせての攻撃。
与えるダメージはごく低く、ゼロになる場合も多いが、衝撃等により対象の態勢を崩し防御力を低下させる働きがある。
対象へとダメージ判定を行った後、
使用者・対象双方共に「自身の防御力+使用ダイス+状況補正」
で達成値を求め、互いの達成値を比較し、使用者側が数値の大きさで勝っていた場合、対象の「大防御」の効果をこのラウンド中無効化しかつ対象が防御側となる次回ダメージ判定時にのみ、攻撃側が勝っていた達成値の値分、対象の防御力の値を低下させる。
この低下は連続して崩撃を重ねた場合、重複するが、防御力はゼロ未満のマイナスにはならない。
なお対象の手番が回って来ると防御力の低下は解除される。
●虚掛け
1ラウンド中1回のみ使用可能。
動作や視線、声など、ありとあらゆる行動によるフェイント行動。
単体を対象に使用する。
使用者は「自身の攻撃力+使用ダイス+状況補正」
対象は「自身の防御力+使用ダイス+状況補正」
で達成値を求め、互いの達成値を比較し、使用者側が数値の大きさで勝っていた場合、対象が防御側となる次回ダメージ判定時にのみ、攻撃側が勝っていた達成値の値分、対象の防御力を低下させる。
なお対象の手番が回って来ると防御力の低下は解除される。
また互いの達成値を比べて使用者側が負けていた場合、使用者が攻撃側であり対象が防御側となるダメージ判定時において、使用者側が敗北していた達成値の値分、攻撃側の攻撃力を低下させる。
この攻撃&防御低下効果は使用したラウンド中継続し、効果継続中にさらに別の虚掛けによって敗北した場合、その低下効果は重複する。
●力溜め
いつでも使用可能。行動力消費1。
自身が攻撃側となる次回のダメージ判定時のみ、防御側へと与える「ダメージ」を2倍にする。(最終攻撃力ではない)
攻撃する前に連続して使用した場合、効果は重複し与えるダメージは3倍となる。
しかし3回以上連続使用した場合はダメージ3倍のままで変わらない。その為、重ね掛けは2回までしか意味が無い。
ラウンド中に使用しなかった場合、ラウンドが経過しても、継続の意志がある限りは効果は消滅しない。
ただしラウンドを跨ぐごとに精神力が5減少する。精神力が不足した場合、効果は消滅する、
●全力移動宣言
この猟技は全員がイニシアティブ判定を終えた直後に使用を宣言しなければならない。
ラウンド中1回のみ使用可能。
現在のラウンド中、移動時に全速力で移動するようにする特殊行動宣言。
現在のラウンド中のみ機動力が50%増加する。
引き換えに現ラウンド中、ダメージ判定の際、自身の最終防御力が50%マイナスされる。
●集霊法(PCと極一部の特殊NPCのみが使用可能)
この猟技は全員がイニシアティブ判定を終えた直後に使用を宣言しなければならない。
ラウンド中1回のみ使用可能。
使用宣言すると現在のラウンド中、念話と波紋障壁以外の猟技とスキルが使用不能になり、通常攻撃と移動も不能になる。
攻撃力と防御力が50%低下し、ラウンドの最後に自身の『最大精神力』と同じ値の『生命力』を回復させる。
●超集中(PCのみ使用可能)
いつでも使用可能。1日に1回のみ使用可能。
ダイスを使用する判定時、ダイスを三つ振ってその中で最も良い出目のものを適用する事が出来る。