更新方法を検討してから、更新するのが本来でしょうが、いきなり適当に始めてしまいました。依ってここでは、その作業の過程を書くことにします。
先ず、索引項目の入力を終えて、テストが済んだ状態で「初版」として提供する事にしました。
最初は、自分が必要とした、或いは見たいと思う項目を、その都度探し出し、確定URLを埋めた。
少し時間も経ったので、これを「第二版」としてデリバリした。
しかし、順不同で何方かというと、偏ったテーマになってしまい、この方式では全項目には到達しないのは目に見えている。
「道標」の方もある程度一段落し、古文書のお勉強会も無くなってしまいました。少し時間が出来て来たので、「あ」から順番に各項目に当る事にした。
取敢えず、「あ」が終わり、この時点で一度デリバリしておく事としました。「第三版」とする。
一項目づつアクセスするので、通信量が多くなり(時間もかかる)どうかと思う。
これを解決するには、デジタルコレクションからダウンロードし、ローカル(自身のPC内)で作業すれば良いと気づき、或る巻の一巻部分を試みてみた所、旧来の方法ではURLをブラウザ(画面)からコピーアンドペーストで取り込めたのであるが、ローカルアドレスを指す為、一手間増えてしまう。後程VBAで対処することも可能であるが、迷ってしまう。一件で諦めてしまった。
通信量の問題ならば、オリジナルの巻ごとに、索引を並び替え、或る意味原書から索引項目を抽出するが如くすれば、ページ繰り程度で、ダウンロードは一回で済む。
この方法に切り替え、当分作業してみよう。
作業用のエクセル「シート」をソート(並び替え)してから気が付く。「〃」が何か分からない。予め「〃」を上と同じ文字列に置換しておくことを忘れていた。こんなことも以前は想定しており、自身の作成した「ツール」もあるのに、「なってコッタ」。当然後日同じ文字が並んでいる場合「〃」に代える「ツール」も有ります。
「マア、エエか」で取敢えず、文庫本「近世風俗志」の「1巻」を済ますことにする。
尚、これまでに「近世風俗志」の誤植が見つかりました。
「洗ひ髪」5巻225頁となっていますが、正しくは2巻225頁だと思われます。
「舁夫(雲助・くもすけ)」5巻540頁となっていますが、正しくは5巻240頁だと思われます。
自身の誤り、例えば「江戸三年寄」のよみ「えどさんねんより」を「えどさんとしより」と訂正した等は、以降書きません。チョイチョイあります。
索引完成までは時間が掛りそうなので、ここにその都度追加していく事にします。
2025年9月10日時点で、文庫本1巻の140頁まで来ました。398頁まであります。文庫本は5巻有ります。各巻ほぼ同等の量です。
2025年9月27日、『近世風俗志』の第一巻のURL埋込が完了しました。20件程確認し、取敢えずアップロードします。
興味ある方は「守貞謾稿への索引」「第四版」を見て下さい。
当然「守貞謾稿索引」(約460KB)とGoogleのスプレッドシート 「守貞謾稿索引」も更新しています。
何んとか図書館の貸出期限も一度の延長でこなすことが出来ました。本来内容の確認が最優先ですが、後に回し、2巻を目指します。一度返却に行きます。
今回の作業で、「注釈」を増やすことが必要と思い、それらしく書きましたが、これの正当性はURL以上に危ないものです。索引の参考程度に考え、『守貞謾稿』の本意を書いたものではないことを注意して下さい。
ただ、これにより内容に目を通す必要が多くなり、『近世風俗志』から得られる理解が、『守貞謾稿』を読んだ場合と異なって受け取る事も多々あり、驚いています。
(私の頭がおかしいだけかもしれませんが)、多分、文節というか、割り付けが、オリジナルと大きく異なっている為と思われます。これは文庫版として止むを得ないものとは思いますが。オリジナルは時として新しい項目(?)であるのに、ほとんど連続するかのように書いている文がある。よく見ると新たな表題であると思われるのに、文庫本では連続して書かれてしまい、前出の項目の説明の続きの様に受け取られ、原文には「テニオハ」表現が少なく、誤解する事が多くなる為と思う。
挿入図に至っては、文書とのつながりが非常に分かり難く、尚且つ、図中のある部分を指す「引き出し線」が無くなっています。
そういう意味でもオリジナルを見ることが如何に重要かが分かります。
尚、『近世風俗志』のミスばかりを取り上げるのも不公平と思うので、私のミスも挙げる事にします。
今回発見のミス。2025/9/22以降
・飛団子①295は④295
・かんぜより、かんぜこより
・わいわい、わいわいてんのう
・殿、①324は③24の誤り
尚、索引項番ID2329、『近世風俗志』の「職人」の索引の2番目にある、①337は見つからず、
②③④337、①②③④⑤37等かとし探したが見つからず、誤植ではないかと思う。引き続き検討。
迷惑が掛からないよう、別の図書館に向う事にします。本日はここまで。
2025/10/1 新たに借りてきました。出版年を確認すると、異なるものがあります。刷数は異なりますが、版数は変わっていないと思われるので同じものとして作業を続けていきます。