Surfing

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マリンスポーツの王道と言えばやはりサーフィンで、マリーナ河芸も近年では内海には珍しくサーフィンのゲレンデと言われていますが、これもマリーナ河芸親水公園ができてからのことで以前は僅かなウインドサーファーに知られていただけの海岸でした。

太平洋沖に台風が発生し大きなうねりが入り始めるとマリーナ河芸は俄かにサーファーで賑やかになる

サーフィンのゲレンデと言っても内海ですからオアフやマウイのように偏西風によって人の頭を越える波長の長い綺麗な波が絶えず押し寄せるようなことはなく、太平洋上に台風が発生して大きな綺麗なうねりが入る、サーファーの喜ぶような波の日は年間を通じて数えるほどしかありません。

内海の河芸では太平洋上の台風や前線のおかげで上の写真の様な綺麗な波がセットで入ることは極めて少ない。通常は多くの波が風波で波長も短く波高も不揃いで乗りずらい

マリーナ河芸の波の多くは夏場に海と陸との温度差によって起きる海風で生じる短周期の風波が支配的で、沖合から8m/sを越えるような海風が入りだすと短周期ですがかなり波高のある掘れ込んだ波が入り始めサーフィンを楽しめます。

逆に言えば風波に巧みに乗る技術がないと、このゲレンデで頻繁にサーフィンを楽しむことは難しいと言えます。

私もそうだが、東風が入れば毎日でも海に入って波に乗りたいといった人達は、小さい風波でも巧みにとらえて乗りこなす技術がないと楽しめない

ことにショートボードで乗れる波に出会える日はごく僅かなので、多くのサーファーはロングボードで、乗るのが難しい風波相手にパフォーマンスしています。