川西市多田院社務所西の道標

元の辻を南に見る。左右が旧県道12号

先ず、元位置の確認から。
　ここは何度も通過するのですが撮った写真の数は少なく、『川西の歴史散歩』ではなく『かわにしふる里散歩、３』(川西図書館にある)の写真と同じアングルで撮る事にしました。

「ふるさと散歩３」と同じ写角と思う、ここで「右」は現県道を西に進むことになる。

元辻より北を見る、多田神社へは河原へ出て猪名川を渡る。

御社橋から北南大門を見る。

東門を西に見る。

宝仏殿前を西に見る

中央の参道に出合い、北拝殿方向を見る

南大門北側の文化財解説板、本殿等多くは寛文七(1667)年建立とある。

随神門の西側の像、豊磐間戸命(とよいわまどのみこと、矢大神)、仁王門なら吽像が置かれるか

探しているのはこんな所ばかりです。

社務所？西壁下（中央やや左の壁際）に倒置の道標を北東に見る

「左、満願寺」は南を指していたと思う

「右、大水にハ舟有」は北の河原を示すでしょう。

倒れた状態では右面となる側に「左、大水尓ハ舟有」とくずし字で書かれる

北岸の「多田院1の道標」を見る。左の木の右辺り、その道標は満願寺を案内する。即ち当道標の元位置へ案内する。

見つけた道標は折れていました。再建の可能性は低いかも知れないが、遺失の恐れは少ないでしょう。「道」の字の下部で折れて一部欠けている。