辞書について

 レーゲン語の辞書はZpDIC Onlineにあります。製作者であるZiphil様に深い感謝の意を申し上げます。

 註:現在、辞書の記述方式を変更中ですので、凡例を2つ用意してあります。

・旧オンライン辞書:麗語辞典 (The World of Conlang)

・現行オンライン辞書:麗語辞典

辞書の凡例

 ZpDIC Online での表示です。

<凡例>

見出し語……単語です。原則として、レーゲン語です。

発音・アクセント……レーゲン語の綴りと発音の規則に従っていない単語の読みを、IPAの簡略表記で示します。見出し語の右側に小さく示されているものです。

[品詞]  [カテゴリ],(意味) ……見出し語の単語の意味を示します。語によっては、2つ以上設けられることもあります。[ ] で囲われた内部はカテゴリーでありその単語の意味がどのようなカテゴリに属しているかを示します。カテゴリは、見出し語の右に書かれている場合もあります(これは今後廃止される予定です)。

以下、解説欄

[造語年月、現実での語源][太球での語源]……これら2つの括弧は、それぞれ違う目的で設けられています。左の括弧には、基本的にその単語を初めて創った年と月が書かれています。付け加えて、その単語の現実での語源や、コメントが書かれていることもあります。右の括弧には、架空世界(太球)での語源が書かれています。

[文化]あるいは[解説]……その単語に関する文化的な記述、あるいは解説が記されます。地球上に存在しない概念や組織などについては、文化的要素が濃くても[解説]のタグを用いることがほとんどです。

辞書の凡例(旧版)

<凡例>

[発音:]

[アクセント:]

[活用:]

[複:]

【品詞】[カテゴリ]第一訳語、第二訳語、……

【品詞】第一訳語、第二訳語、……


[地球語源、製作時期][太球での語源]

[語法]

単語の示す意味の範疇や、意味の類似した単語の使い分けなどを説明する。

[用例]

その単語を使ってできる語や、文章、諺、慣用句などを書きおく。

[文化]

太球(主にレイトガイジェン)での、その単語に関する文化の説明。

[説明]

太球特有のものについて説明する。文化的要素が少ないときは[説明]のタグを用いる。


<凡例終わり>

・解説

[発音:]普通の発音法則とは違って発音される単語をレイトガイジェン式の読みで示す。[許容発音:]となっている場合もあるが、これは綴り通りでは発音しにくい単語につく。許容発音なので、綴り通りに発音してもかまわない。

[アクセント:]第一母音以外にアクセントが置かれる場合、アクセントのある母音を大文字で表示する。

[活用:]代名詞など、特殊活用をする単語に附く。活用を主格、属格、目的格の順で示す。

[複:]-idをつけないで複数形になる単語に附く。

以上の4つは普通の単語の法則と違う単語にのみ表示される。【品詞】の上に表示する。


[カテゴリ]…その単語がどのような分類をされるかを解説する。複数付く場合もある。

・カテゴリ集 

[比喩]

[メタファー]…隠喩・暗喩

[シネクドキー]…提喩

以上は語の言語学的区別である。

[生物学]

[物理学]

[化学]

[地学]

[天文学]

[数学]

[科学]…熱運動など、複数の科学カテゴリにあてはまる単語に用いる。

[地理]

[経済]

[法律]

[公民]

[政治]

[コンピューター]

[天体]

[HTS]…Hisenaktetsolke(地球世界)の略。地球にしかないものに付ける。

[言語]

[娯楽]

[交通]

[国名]

[地名]

[略語]

[慣用句]

[イディオム]

[諺]


語源欄について

 語源はレーゲン語に深みを与える重要な要素である。語源は地球の語源と太球の語源の二つに分かれる。

 左側のカッコは現実でその単語を作った年月を西暦で示している。太球の歴史と関係なくつくられた単語の成りたちも示す。こちらは原則すべての単語にある。当初は、造語時期を玄暦の西暦変換で書いていたが、分かりにくすぎたので廃止した。

 右側のカッコは太球の歴史上での語源を示す。普通に書くと長くなるので、様々な略記を用いている。単語によってはこちらの語源は載っていない。

1.言語の略記

L:レーゲン語

J:イェッタリン語

T:タゴマス語

R:ラシェント語

V:ヴァイウリア語

B:バレデー語

M:紋令語

AA:アテノー=アイヴェルス共祖語

CJ:祖柔語(ジュートニン祖語)

CT:祖多語(タゴマサウム祖語)

Se:セケシ語

Uk:ウケー語

Ma:マメント語




古代語の場合はAを、中代語の場合はFを、近代語の場合はAlを前置する。 例:AL:古代レーゲン語

2.略記記号

(言語名):X ……Xは( )内の言語の単語であることを表す。( )内が現代レーゲン語ではない場合は、たいていXの後に語の意味を示している。

例:AL:pohl(従う) →pohlは古代レーゲン語の単語であり、「従う」という意味。

(言語名):: …その言語から伝達された(変化した)ことを表す。

例:AL:al+uls(見る)+knat(認める)::FL:alulusknat(認める)  →古代レーゲン語で、alとuls(見る)+knatが結合してできた単語alulsknatが中代レーゲン語になってalulusknatとなった。

(単語); …その単語が変化したことを表す。

(単語){ …その単語の元々の意味から転じて、新しい意味ができたことを表す。

?…その語源の不確実さを表す。?一つであれば「~という語源である可能性が高い」、二つであれば「~という語源であると推測される」といった具合。