レイトガイジェンの国旗

 レイトガイジェンの国旗は、黒赤底三色旗(こくせきていさんしょくき 麗:Girmnam on xekam btan on tafxagidpeixeq)である。

概要

 この旗はレイトガイジェン王国が革命によって倒れ、レイトガイジェン国が建国されたときに作られたものである。黒と赤はそれぞれ、戦死者の遺体と、流れた血を、青は空と平和を、白は正義を、緑は豊かな国土を表す。すなわち、「レイトガイジェンの平和、正義、国土は今までの死者の屍と血の上にある」ということを表している。

 国旗は、レイトガイジェンの国家象徴法によって定められている。縦横比は15:24または500:800である。国家象徴法は1612年に制定されたので、レイトガイジェン建国から長い間、この国旗は法律的には正式な国旗として定められていなかったということである。

 国旗は、国家象徴法によって保護されており、レイトガイジェンにいる全ての人間(外国人含む)は、国旗を尊重しなければならず、これに違反した者には半年(地球時間で8ヶ月半強)以下の禁錮または三千ヴィット以下の罰金が科せられる。なお、外国の国旗を公共の場で破ったり、ちぎったり、燃やしたり、落書きしたりして尊厳を害することも犯罪であり、同様の刑罰が科される。 

 レイトガイジェン国旗を縦に掲揚する場合は、赤と黒の部分を下にもってくる。赤と黒が右側にくると、「レイトガイジェンの平和、正義、国土は今までの死者の屍と血のにある」という、国旗に込められた意味がなくなってしまうからである。

寸法

 500:800のもののみ示す。

 右の図を参考にするとよい。16進数で表すと、青は40a2d3、白はf6f6f6、緑は13b03f、赤はeb1c24、黒は000000である。白の幅だけ青と緑に比べてわずかに小さいが、特に意味はない。

ギャラリー

 現在の黒赤底三色旗。

 1585年まで用いられていた旗。青と緑が少し暗い。

 縦掲揚に用いられる国旗。

 エークヴォデレ戦争時などに用いられた戦争旗。それぞれ死体と血を表す黒と赤の面積が大きくなっている。ただし正式なものではない。