名詞の格

前回:語順

 は名詞の文中の役割を示すものを表す文法用語です。

 現代レーゲン語の格は主格、属格、対格、与格の4つです。主格は日本語での「~は」「~が」に、属格は「~の」に、対格は「~を」、与格は「~に」にあたります。

 レーゲン語の名詞は、代名詞の変化が強く残っています。また、一般の名詞も変化します。

 以下が一般名詞の格変化の表です。以下の表では、zaf(木)を格変化の例として挙げています。

 見てわかっていただけたと思いますが、一般名詞の格変化は8種類です。例を挙げると、

・Yudolas kais sadainek.(ユドラス飲む)

・Yudolasam mar(ユドラス車)

・lieept Yudolasek(ユドラス持ち上げる)

のようになります。

 次は代名詞の表です。代名詞は多いので、代表的なものを取り上げました。

 複雑すぎてわかりにくいと思いますが、頑張って覚えてください。ここは暗記あるのみです。ちなみに、Zaar の与格が Jur に、Tuvet の与格形が Ceir となっているのは、歴史的な都合があります。

 次回は時制です。