人物

 太球世界にて著名な人物を紹介します。詳細は各ページに譲りますが、大まかな説明文はこのページにも掲載します。

注意:太球での1年は、地球での1.384年に相当します。

古代以前

政治家

・Faadenam Gaarrf(ファーデナム=ガールフ, 181~219)……北ジュートニン民族をまとめ、初めて統一国家を築いた人物。レイトガイジェンの英雄。

・元帝(シュンドエ, または、げんてい, L430~L398)……文爵(現在の紋令のもととなった国)を建国した軍人。

・Kranbaes Tunolous(クランバエス=トゥノロウス, 11~44)……タゴマスの軍人・政治家。ジェワランの古都ゼーシスまで大遠征を行った。

哲学者・宗教関係

・Tiika Sangot(ティーカ=サンゴット, L121~L93)……タゴマス人。「水・火・土・気」の四つが世界を保っているという四行の考えを提唱した。

・Zirestia Fedestori(ジレスティア=フェデストーリ, L80~L32)……タゴマス人。サンゴットの考えを発展させ、「水・火・日・土・気・木・空」の七つが調和することで世界が保たれるという七行説を提唱した。

・Lukten Azenpfa(ルクテン=アゼンプァ)……タゴマス人。宗教思想家。「人ある限り、宗教あり」という言葉で広く知られている。

・玄 巖(げん がん, ジョン ザング, L271?~L220)……紋令人。世界三大宗教のひとつである、玄巖教の開祖。

・Megujiehu Gataani(メグジエフ=ガターニ, 200?~240)……ガターニレホ(現在のサソメ東部)出身。220年に絶対神ガイハスの啓示を受け、一神教のシェハム教をひらいた。

科学者

・Kanzaettare Genvedis(カンザエッターレ=ゲンヴェディス, L23~21)……タゴマス人。現在の世界標準暦である玄歴を開発した。優秀な政治家でもあった。

Fenzamo Zentesous(フェンザーモ=ゼンテソウス, L1~54)……タゴマス人。タゴマス周辺の円錐地図を作り、地動説を提唱した。また、古代ギリシアのエラトステネスと同様の方法を用いて、太球の半径を推定した(誤差7~9パーセント)。

・Zaetodozz Namiak(ザエトドズ=ナーミアック, L30~12)……タゴマス人。古代数学の覇者。定積分のもととなった取り付くし法を開発したり、円周率を小数点以下5桁まで正確に求めたりした。

・論 麟(ろん りん、ロー ザイ、1~34)……文爵人。病原体により人々が病気に罹ることを発見するが、当時は相手にされなかった。

文学者

・Xkaareinaisleiq Zat(シュカーレイナイスレイツ=ザット、84~107)……トリテア(今のトリティス周辺)人。『ファーデナム王の戦い』など計ニ十篇の叙事詩を纏めた『ロイテイツ第一戦記』を書きあげた。

そのほか

・Katoouwanes Renzanisdiss(カトーウワネス・レンザニスディス、約484万年前)……現・ナッセ大陸に生息していたと推測される初期猿人。名前の意味は、タゴマス語で「カトーウワの優しい人」。

中世前期

中世後期

・Embal E. Etanonanz(エンバル=エー=エタノナンズ, 1021~1072)……ダトス王国最後の王。悪政をはたらき、最期は殺気立った民衆に取り囲まれ惨殺された。

近世

冒険家

・Noozemann Tleuchaeisk(ノーゼマン=レチハイク、1169~1204)……バレデー人。地理学者でもあった。1200年、自ら開発したメルカトル図法の地図を使って、紋令大陸東海岸へ到達する。

・然陽 安司……(ぜんよう あんし、ボラ ゾンイェ、1101~1133)……紋令人。当時の皇帝であった魂 萬叡(1092~1137)により新大陸の発見を命じられ、苦難の果てに北垂地亜大陸を発見した。

政治家

・Doramorr Laibaifait Ko Joemnen(ドラモル=ライバイファイト=コ=ジョイムネン、1381~1427)……レイトガイジェン王国最後の国王。前の王のドラモル=レンシヴォーとは打って変わって、悪政を行い国民を貧窮させた。1427年2月に発生したレイトガイジェン王国打倒革命において、赫怒に支配された大衆により虐殺された。

・璃苑 行(りえん あん, ディエゾイ ガウ、1171~1214?)……東文爵人。ノーゼマン一行と会合した。

科学者・技術者

・Judulas Resaeifk(ジュドゥラー=レセイフ, 1400~1452)……ベーゲックの物理学者。物の重量により落下速度が変わらないことを証明。

・Minisdizz Pfontaroas(ミーニスディズ=プォンタロアス, 1410~1470)……タゴマスの技術者。飛び杼を作った。

・雷 龍峰(らい りゅうほう、レイ ゲアミョン、1408~1472)……紋令の技術者。1464年、実用に耐える蒸気機関を開発した。

作家

・Zavadn Noses Vingulhaitmix(ザヴァドン=ノセス=ヴィングルハイトミシュ, 1426~1460)……レイトガイジェン王国の作家。生涯で100以上の作品を書き上げた。

近代以降

政治家

・rihwtom raxxam(リフトム=ラッシャム, 1528~1590)……セケシヤムス人。同志のエニトと共に、1558年7月、セケシヤムス社会主義国を建国し、国家主席として国を統治した。

・Vunqbondo Vyetobvak(ヴンツボンド=ヴィェトバック, 1501~1555)……第43代イェッタリン首相。1554年10月、テリエーレを訪問したときに暴漢に襲われ、生死の淵をさまよったが回復した。しかし後遺症が残り、翌年に亡くなった。

・Densviiq Neiwann(デンスヴィーツ=ネイワン、1550~1612)……第21代レイトガイジェン総統。第二次世界大戦の時代を統べ、名君と名高い。

・Veklamdaa Viyejee Jekdoosai(ヴェクラムダー=ヴィイェジェー=ジェクドーサイ, 1607~)……現レイトガイジェン総統。幼少期に悲劇に遭ったことから、社会を変える政治家を志す。レイトガイジェンで最も難しいとされるカンゲルヤーク中央大学法学部政治学科を第3位で卒業し、労働党で次々と功績を挙げていき、ついに総統の座にまで上り詰めた。身長185cm。

・Juudolas Tekkurdoo(ユードラス=テックルドー, 1611~)……現レイトガイジェン副総統。

・Jureek Merrtess Haidrre(ジュレーク=メルテス=ハイドレ, 1611~)……現レイトガイジェン軍需相。総統から軍の指揮権を任されている。慇懃無礼とよく評される。

・Aim Lain(アイム=ライン、1613~)……現レイトガイジェン巨獣対策相。筋トレが趣味であり、「内閣の筋肉役」と言われるほどのたくましい体型をしている身長192cmの豪傑。

科学者

・Neeke Neekee(ネーケ=ネーケー, 1492~1545)……ウケーアゼルヴァ出身の天文学者。銀河系(ゼ・エミスペンジェ)の存在を理論的に考えた。

・Naspinie Zairleqinus(ナスピニーエ=ザイレツィヌス, 1500~1568)……ラシェントの科学者。1533年、科学の発展を願い、私財を投じて、科学において大きな成果を上げた者を表彰するザイレツィヌス賞を興した。

・Xargers Pfertentesaless(シャルゲルス=フェルテンテサレス, 1561~1604)……化学者。溶液の濃度を示すXRT値(pH値にあたる)を開発した。

・Hapqmee Dovikpfil(ハプツメー=ドヴィクフィル, 1559~1609)……物理学者。1590年にパリティ対称性の破れを3人の同僚とともに証明し、翌年国民栄誉賞とザイレツィヌス物理学賞を受賞した。飛行機事故により没する。

Gaaden Pfoessenaten Haodpfyud (ガーデン=フォイセナテン=ホードフュド, 1570~1637)……生物学者。1610年以降、陸上に上がってきた巨大生物群をアルゴイレレス命名した。

Saubinhaod Deskammess Xoikax(サウビンホード=デスカンメス=ショイカッシュ、1596~)……化学・物理学者。人間性にかなり奇妙なところが見受けられるが、世界的に見ても非常に優秀な科学者である。重力波を直接検出した。

芸術家・作家など

・Kailokanas Emispend(カイロカナス=エミスペンド, 1600~)……レイトガイジェンの作家・評論家。「ヴェクラムダー総統の死後、国内に混乱が起きる可能性が高い」など、現在のレイトガイジェンの情勢に深い懸念を表明している。

・Glaeink Oishjet(レイン=エイジェー, 1623~)……バレデーの作家。探偵小説『ベーレの陽』シリーズが世界的売り上げを記録した。