古屋克英,藤江遼,窪谷浩人(神奈川大)
喜びと悲しみの感情を推定する有効な特徴量は何なのか,異なる言語(今回の研究では日本語と英語)で,特徴量に普遍性や特異性があるのかを明らかにするべく機械学習を用いた分析を行なった.分析の結果,日本語の感情推定では,音量の二乗平均平方根の一次微分と標準偏差を組み合わせたものが有効な特徴量である事がわかった.また,同じ感情を識別するならば言語問わず有効な特徴量は共通している事が確認できた.