成塚拓真(中央大),山崎義弘(早稲田大)
本講演では,Vicsek modelにおける個体同士の隣接時間分布に着目する.まず,各個体に対してDelaunay分割を用いて隣接関係を定義する.その上で,Delaunay線の生存時間分布を相互作用半径とノイズの強さをパラメータとしてシミュレーションし,相互作用半径に応じて指数3/2のべき分布が現れることを示す.また,人間同士のコミュニケーションで見られるバースト性との比較を行う.