水口毅(大阪公立大),鈴木岳人(青山学院大)
文章を構成する単語を出現頻度のランクに置き換えることによって文章を数列に変換できる。得られた数列を解析することで様々な言語の文章構造を定量的に比較することが可能になった。しかし、出現頻度のランクが言語学的に何を表しているかは不明な点が多い。本講演では単語のランクと品詞などの言語学的なクラスとの間の関係を定量化し、言語学的クラスの列に対する定量的な解析を試みる。