01 行動・神経経済学と経済物理学の交流

高橋泰城(北海道大)

行動経済学は、従来の合理性を仮定した人間行動理論や効率性を仮定したファイナンス理論に実験・実証データに基づいて批判的に検討する一方、代替的・もしくは一般化された経済学の公理系を探求する分野である。神経科学との融合分野である神経経済学や経済物理学との接点について紹介し、議論する。