板東貴志,柳川博一(アンリツ(株)),山本健(琉球大),山崎義弘(早稲田大)
2020年度の研究集会において、対数正規分布のベースへ付加的なメカニズムが働く場合の確率モデルとして「可変下限値をもつ乗算確率過程」を提案した。その後、本モデルを適用していく中で、大きなフィッティング誤差の生じる事例が見つかっている。本モデルの適用範囲を拡張するために誤差の発生理由を考察し、確率モデルの改変案を検討したので、論議したい。