山崎義弘(早稲田大)
都市や都道府県の人口をランクサイズプロットすることで得られる分布の形状は、着目するデータセット(例えば、都道府県、または、地方自治体)によって異なる。実際、地方自治体の場合には対数正規分布とべき分布の混合分布、都道府県の場合には2つの対数正規分布を重ね合わせた分布でフィットができる。本発表では、国勢調査のデータを用い、確率過程に基づいて、分布の形状がどのように経時変化しているかを議論したい。