06 人間乱数:ヒトの癖を使ったランダムパスワード(RIP)の試み:有効指標の選定

田中美栄子(鳥取大),吉井勝俊(鳥取大),地主成希(鳥取大)

昨年度の研究会で「人間乱数:人の癖を使ったランダムパスワードの試み」と題して人間乱数を使った個人認証の可能性を提案した.被験者は研究室内の学生9名で、そのうち5名は確率80%程度という比較的高い精度で認証できた.この時用いた8個の指標のそれぞれに対して,今年度は,球面SOMを用いて可視化を行うことにより,指標ごとにその重要度を吟味し,認証精度を更に上げることができたのでその成果を報告する.