松野雄太,渡邊隼史(金沢大)
日本語ブログ記事の1/10サンプリングデータに関して,着目単語が記事に現れる頻度と単語出現率の関係性を解析した結果について報告する.着目単語が記事に現れる頻度の時間変化は,社会の関心の時間変化の解析によく利用されるが,それが10年程度の長期的観測スケールでは,平均記事長の時間変化などブログそのものの質の変化に影響され完全には社会関心に対応しない可能性を示唆する.