板東貴志(アンリツ),柳川博一(アンリツ),山本健(琉球大学),山崎義弘(早稲田大学)
企業における費用(失敗コスト 等)の発生額は、基本的に対数正規分布に従う。しかし高額域の数%の案件で、対数正規分布からズレた分布が観察される場合がある。このズレた分布に対して活動分析からその統計的性質を考察し、理論的に累積分布関数を導出した。本報告では、活動分析の内容、および導出した累積分布関数による具体的な解析事例を紹介する。