09 波状感染曲線の自己組織化

小田垣孝(九大,科教総研)

SIQRモデルを用いて日本の感染状況を分析し、新規感染者の増減率と新規感染者数の相関により、感染曲線の波状構造が自己組織化されることを示す。感染を収束させるには、増減率を負に保ちつつ、新規感染者がゼロになる状態に近づける必要があることを理論的に示す。