池末成明
DSLとFTTHの契約数の変動は進化ゲームの競争モデルとして実証できる。しかし携帯電話と固定電話などモデルではグラフはマッチングしても統計学的には信頼性のないモデルとして棄却される。一方、2種の競争はガウゼの排他モデルで調べると差別化がないと市場容量の大きいサービスが市場を独占する。このモデルはイジングモデルかフェルミディラック統計に従うようにも思われるが、従来の統計量とは別の方法があるのか? またこのモデルをアイゲンモデルに拡張した場合、仮想的なPCRの中でのサービスのふるまいの理論化など悩んできたことを紹介し、今後の可能性につき皆さんご意見を拝聴したい。