外舘悠仁,小田垣孝(東京電機大)
一部の富裕層と、大多数の中間層〜貧困層からなる社会、プルトノミーとよばれる社会構造の発生メカニズムを単純なエージェントベースモデルにより明らかにする。シミュレーションを用いて平等社会から階級社会が自己組織化されること、また機会の平等に基づき、フェアな競争が行われる社会を考える。 富によってクラス分けされ、クラス内でのみ競争が行われるような社会においてその社会構造がプルトノミー的になることを示す。