佐野幸恵（日大），高安美佐子（東工大），高安秀樹（ソニーCSL，明治大），山田健太（早稲田大），渡邊隼史（ホットリンク），三浦航，佐藤和也（東工大）

2011年の東日本大震災では、ツイッターを始めとするソーシャルメディアが、最新の情報交換などに大きな役割を果たしたと言われている。しかし、デマに代表される誤情報が簡単に拡散するなど、負の側面も明らかになった。本講演では、震災時の1週間の約1.8億ツイートから、デマや訂正情報を詳細に追跡した結果を報告する。情報はどう拡散したのか、拡散にはどういう背景があったのかを解析した結果を報告し、最後にシミュレーションによって拡散を再現する様子を紹介する。