2022年12月28日(水) 仕事納め
やはり、タイトルはこれしかないだろう。
今日も会議やら、実験やらで慌ただしかった。例年にない慌ただしさでは、と思って、去年のブログを見直したら、全く同じことが書いてあった。去年の方が大変だったかも。
何にしても、今日も終わってみればあっという間。そして今年もあっという間。こんな月並みなことしか書けないが、無事?に終わって何より、ということにしよう。
とはいえ、年またぎの仕事は山とある。というか、年内に終わった仕事がなかった、といってもいい。もちろん、研究自体には終わりはなし、次々に新しい研究や、新しい展開が始まるのだから、新鮮味は薄れていない。今日も来年に向けた計画練り等も、空いた時間に行なった。
という訳で、今後書き込みがあるもしれないが、皆さん良いお年を。
2022年12月26日(月) 最後の一週間
もちろん、今年最後の、という意味。
で、もちろん、やることは盛沢山。今日も朝からあれや、これやと。。。ま~、全体に進んだ、ということにしよう。もちろん、「終わった」ものはないのだが。できれば、年内に幾つか終える、あるいは実質的なめどを付けたいところだ。
でで、突然ですが、「スマホ」になりました。戻りました、と言った方がいいかもしれない。さすがに、今使っているガラケーもそろそろ限界かもしれないし、普段の生活の中でも、何かと調べ物をしたくなる機会が多くなった。大雪による交通情報とか(私ではなく、ちび助の)。
という訳で、久しぶりに「おもちゃ」を得た、という感じ。と言っても、やたらめったらアプリをダウンロードするわけではない。せいぜい「天気予報」をいれたくらいか。そして、ついに、はじめて、Lineを使ってみた。と言っても、家族内の連絡で。ま~、大した連絡をするわけではなく、ねこsの写真を撮って、みんなで共有することが大半かも。もちろん、みんなの目の前にいるのだが。。。
一方で、これを機会にTwitterを始める!、、、予定はない。なぜなら、飽きっぽい性格だから。それに(使ったことが無いのでよく知らないが)、いちいち面と向かってコメントを付けられたり、それに返事を書いたりするのって、とっても大変。と言っても、TwitterとFacebookの違いすら知らないのだが。Lineも同居人にすべてセッティングしてもらったし。何はともあれ、この「ブログ」の方が、気が楽だ。
2022年12月22日(木) ピンポイントで痛い
研がれた。。。痛い。。。
朝、出かける間際に、ちょっとだけ時間があったので、居間に座ってニュースを見ていた。と、ねこ5号がやってきて、胡坐をかいた私の太ももの上に。
で、いきなり爪とぎを始めた!
どうやら、履いていたズボンが、コーデュロイ生地だったため、日ごろ爪とぎをしている材質に似ていたようだ。今まではこんなことはなかった。
でで、当たり前だが、爪を立てている。そして、かなり痛い。さすがにすぐにどかしたのだが、それでも爪が入ったところがピンポイントで痛い。出血は免れたが。
それはさておき、年内の講義は終了したので、年明け講義の準備をぼちぼち済ませて、後は自分のお仕事。実験とか、諸々解析とか。
特に、諸々解析の方が、そこそこ進んだ。といっても、論文と関係なさそうなので、書いてしまうと、GIS絡み。それも「海」の。略して「しーじす」にしようかと思ったのだが、そんな名称(英語表記)の会社?があるみたい。そこでこれからは「海GIS」とでも表記しよう。ここでは。
で、その海GISだが、なかなか前途多難。なんといっても、景観データが極端に少ない。これを探していると、陸上の公開データがいかに多いかを実感する。そこで、いろいろと工夫している。まずは、ポリゴンデータから、メッシュ単位のデータ(数値)を取得する方法。これを編み出した。といっても、おそらく、慣れている人であれば、もっと快適なやり方とか、プラグインとかがあるのだろうが、私は至って原始的に。それでも、まずまずの感じだ。
つづけて、報告書レベルの「図」からメッシュデータを取得する方法に挑戦。で、良いアイディアが浮かび、今日の帰宅時間までそれと格闘。でで、なんとかなるかも。もちろん、論文執筆レベルだと辛そうだが、助成金報告書くらいであれば、なんとかなるだろう。
一方で、海GISの目的は、もちろん「生物」の生息適地探索。で、「生物」データは、「あねもね」からいただいた。でも、それではデータが足りないので、これまでの調査やら、経験やらでデータづくり。そして改めて見直してみると、富山湾には、こんな魚がいるんだ~、、、と実感。
何はともあれ、明日も続けて、形にしていこう。と同時に、実験もまだまだ。
2022年12月20日(火) 降った
富山市内も、予想よりも雪が降った。昨日は、久しぶりの除雪。体、というか腰が痛い。。。そして、雪道歩きをするために、太ももの前側の筋肉が主張している。この季節がやってきた。それと同時に、薪ストーブが良い働きをしている。日によっては、晩飯と次の日のお弁当のおかずが、すべて薪ストーブで調理される、なんてことも。これからの季節、煮物が多くなる。簡単だし、美味しいし。
さて、大学では実験三昧。まだまだ続く。と同時に、なんだかんだで(益々)慌ただしくなってきた感じ。でも、年末だから新規仕事が舞い込んできた、というわけではない。仕事はもともと沢山ある。それらを「年内に片付けてしまおう!」としているので、慌ただしい、という感じだ。
今日も調査報告書やら、年明け早々にある講義の準備やら。必ずしも、年内締切、というわけではないのだが、今やっておけば後々楽、というところ。ま~、早目早目にやること自体は悪くないだろう。
そんなこんなで「今年」の仕事をこなす一方で、「来年」も見えてきた。研究室配属もボチボチ本格化してくる。テーマ練りも本格化だ。テーマ候補は沢山あるのだが、新規に舞い込んでくるテーマ候補もあったりする。研究計画を練っている時が、一番楽しいのかもしれない。と言っても、当然ながら、データが取れたり、それが論文に成ったりするのも楽しいことではあるのだが。
何はともあれ、スケジュール上の予定は少ないが、年内に暇はなさそうだ。
2022年12月16日(金) 久しぶり
今日の午前中は、県内高校へ。大学説明会&模擬授業だ。久しぶりに、高校に出向いて対面での開催だ。最近は、オンラインが多かったり、高校生が大学にやってきたりすることが多かった。
で、みんなひじょ~に、真面目に聞いてくれていた。こちらの話しも乗ってきて、余談・雑談を盛り込みすぎ、時間が足りなくなってしまった。これも、対面で受講生の顔をみながら対応・調整できるいい点だろう。
みんながしっかり聞いてくれた要因の1つには、高校(の先生)側もしっかり対応してくれたことも大きいと思われる。最近、高校での大学説明とかだと、業者が間に入る。いってみれば、高校が業者に丸投げ。これだと、高校と大学の接点が失われてしまう。もちろん、高校の先生も忙しいので、仕方がない面も多いのだろうが。何はともあれ、今回は、高校側がすべて対応してくれたのがよかった。教室にも常に高校の先生が居てくれたし。
というのも、大学説明の際には、大学の選び方みたいな話をするが、高校生に向かって話すと同時に、先生にも話しかけるつもりでやっている。進路指導とかで重要だから。だが、業者が入ると、高校の先生との接点が無くなってしまい、効果半減。今後も、大学と高校の直接対応でいきたいものだ。
さて、午後は事務対応もあったが、残った時間は実験。PCRなどなど。着実に進めていこう。
そして、「海」も手掛けた。で、なかなかいい感じ。というか、いつも使っているソフト、というかQGISだが、それを、全然使い込んでいないことが改めて判明。今更ながら、「いろんな機能があるな~」と感動中。今回は、メッシュにデータを与える方法の1つを発見。改善の余地はあるが、行けそうな気がする。そんなこんなを積み重ね、こちらも着実に進めていこう。
さて、週末だ。今のところオンラインシンポ等の予定はない。で、それ以外の予定もない。ちび助達のスキー状況次第で、お仕事をするかどうかを決めていこう。
2022年12月14日(水) やはり、あっという間
実験が本格化した。毎年恒例の頼まれ仕事だ。1年ぶり、ともいえるが、毎年やっていることなので、何回か実験を行なえば、すぐに感覚は戻ってくる。となると、もろもろのスケジュールの隙間に、細かな実験を詰め込み、効率よく時間を使っている。
で、気づけば夕方。あっという間に時間が過ぎる。特に、実験をやっていると、なおさらだ。
そして、今日も講義やら、事務対応やらあったが、それらと実験との更なる合間には、別の御仕事。こちらも助成金絡み、といってもいい。相手は「海」だ。手法自体はこれまでもやっていることなのだが、それを「海」でやるのは一苦労。というか、やり方をネットで検索、というところから始めないといけない。ということで、今日はあちこちのサイトで情報を集めながら、少しずつ作業を進めていった。こちらも時間がかかりそうだ。
希望、理想、目標、としては、今やっている実験&海を年内に終わらせたい。そうすれば、年明けはもこもこ鳥やら、次を見越した予備実験やらに集中できる。もちろん、若者指導も入ってくるが。
2022年12月12日(月) 意味があるもの・意味がないもの
居室用に、サーキュレーターを今更ながら導入。いい感じ。エアコンによる暖房効果が各段に上がったと感じる。特に、足元。空気の循環って大切。
そんな居室で過ごすとき、コーヒーは欠かせない。で、何気にガムも好き。コーヒーの苦さとガムの甘さとのキャップが好き。で、先日、新発売?のガムを買った。ずばり、コーヒー味のガム。で、、、意味が無かった。。。好きなものを2つまとめたからといって、最適解が得られるわけではないことを実感。ま~、このガム、気分転換には悪くないのだが。
さて、いつもながら、週明けはやること盛沢山。でも、先週(昨日まで)頑張った甲斐あって、お仕事が進んでいる。で、今日から実験を始めた。当初は予定になかったものだが、毎年恒例の頼まれ仕事だ。でで、実験自体はやっていて楽しい。でも、楽しんでいていいのだろうか、という罪悪感も否めない。もちろん、今日は実験だけやったわけではなく、論文の作図やら、調査報告書の作成やら、講義準備やら、メール・事務対応やら、、、これだけやったので、合間の実験を楽しんでも罰は当たらないだろう。
年末にかけて、スケジュールには余裕がある、、、と思ってたのだが、次から次へ、仕事は入ってくる。バタバタできるだけ幸せだと思って、やっていこう。
2022年12月11日(日) 今日はバリバリ!?
昨日はノンビリできたので、今日は気分一新、、、と行きたかったが、薪ストおつまみでの晩酌の影響か、眠い。。。
それでも朝から大学へ。午前中は論文直し。そして、なんとか対応完了!そして再度の英文校閲と共著者へメール送信。1週間を目途に、完成させて、返却したいところだ。
午後はシンポジウムにオンライン参加。生物多様性やら、カーボンニュートラルやらのお話だ。要旨集を見ると、とても期待大!
でもこういう時って、大きくどちらかに偏る傾向がある。とても面白いか、あるいは眠いか、だ。前者の場合は、新規情報や刺激的な内容で、自分自身のやる気が沸き起こることにつながる。一方で後者の場合は、話しが硬すぎる、とか、聞いたとがある話が続くことが原因で、時間が無駄だった、ということに成り兼ねない。
で、今日のシンポはどうだったかというと、、、当然ながら私の感想・印象だが、悪くはなかった。カーボンニュートラルの現状や最新?情報等も収集できたし、講義で使えそうな情報もGETできた。オンライン参加のいいところは、話しを聞きながら、キーワードをネット検索して、その時に情報収集できること。発表の中で使いたい図とかがあると、当然ながら画面情報そのものは使えないが、出典とかが書かれているので、そこから原著に当たれる。今日もいくつか情報を取得できた。
ということで、充実の一日。ということにしよう。
さて、今日も薪ストで暖まろう。
2022年12月10日(土) 薪ストーブ始めました
もろもろ、シーズンが始まった。
今日は、同居人とちび助sがスキーへ。もうそんなシーズンだ。で、私は一人でお留守番。でで、の~んびり、過ごした。特に最近は、研究、特に論文書き関連で頭も体もあわただしい日々を送っているので、敢えて何もせず、のんびり。その方が、頭の切り替えができ、明日以降頑張れることも多い。
で、唯一したことといえば、薪ストーブ。薪自体は運び込んであったので、ストーブ周辺を整理整頓、そしてお掃除をして、夕方ころに火入れ。1シーズン(以上)乾燥させておいた薪と、焚き付けがそろっていたので、とてもよく燃える。でで、暖かい。当然ながら、ねこsも寄ってきた。
そして薪ストーブの楽しみの1つは、なんといっても料理。それも鍋に食材を入れ、後はほったらかし、というもの。今日は、買い込んでおいた豚軟骨と、ご近所さんにいただいた大根を入れ、コトコト。晩飯だが、その前の晩酌のおつまみにも。いいシーズンが始まった。
2022年12月9日(金) 一仕事終わった
今日も朝からひみラボへ。環境DNA実習の予備実験、の続き。
運よく、晴れてくれたので、川へ採水に。でも、晴れているとはいえ、路面は濡れていたため、明け方には雨が降ったのだろう。川の状態が心配だったが、予想外の透明度!タイバラがいることが分かっている2地点で採水。その場で濾過して、ひみラボへ。
で、前回同様の実験。まずは抽出。以前から、環境DNA(ステリベクスを使用)の抽出は行なってきたが、今回は新しい機器を導入している。と言っても、今まで使っていなかった、ともいえる。で、その機器が良い働きをしたのかどうか、確証はないが、結果は良い感じ。
そしてPCR。今回は環境水を使っているので、飼育水よりも格段にDNAが少ないはず。で、改善点をどうしようか、と考えていたのだが、ありきたりの方法として、PCRのサイクル数を増やす、という対応。
でで、電気泳度を終えた結果はというと、、、上々!結構なサンプルで増幅が確認された。そして、環境水からのタイバラを検出!!
が、課題も残る。PCR増幅させることを意識するがあまり、案の定、増えなくてもいいものも増えてきた。鰭から抽出したDNAでみると、2つのバンドが。。。明らかなミスアニールだ。さてどうするか?環境DNAを優先させ、鰭の方の不完全さには目をつぶるか、サイクル数を少し減らして、正確性を高めると同時に、環境DNAを犠牲にするか。。。悩みどころだ。
もちろん、これはあくまでも「実習」のお話。「研究」だったらやり方は異なる。だが、いまさら研究でこのやり方での環境DNAを使う予定はない。限界、課題が山積の手法をわざわざ使う必要はないだろう。いろんなDNA実験をやってきたからこそ、わかるものもある。もっと地道に、生きた魚を相手にしよう。もちろん、生きた魚から得たDNAを使った研究は、やっていくが。
2022年12月8日(木) 頭が煮詰まってきた
昨日も今日も、英語尽くし。英語に慣れてくると、(関連分野であれば)英語がスラスラ読めてしまう。そうなると、頭に英語が入ってきてしまうため、なおのこと煮詰まりが。。。
今日やったのは、もちろん自分の論文直し。レビュアーコメントもそこまで厳しいものではなかったのだが、1つのコメントに対して、あちこち直す必要があるので、その対応が大変。こういうコメントの場合、まずは個々に対応していかなければならない。そして気づいたら、全体の対応が終わっていた、ということが多い。
が、さすがに今日の段階で全体完了、とはいかなかった。コメントはまだまだ残っている。取りあえずの対応・方向性は練ってあるのだが、図表直しなんかもある。今週中に共著者へ、と思っていたが、さすがに無理そう。というか、ここで無理に慌てる必要はない。週明けの月・火に時間がある(ありそう)なので、そこで仕上げ、共著者&英文校閲に出すことを目標としよう。
で、明日に論文直しが出来そうもない理由は、ひみラボに行くから。火曜日の続きだ。何とか天気が持ってくれれば、水汲みにいきたい。少しは、リフレッシュになるだろうか?
2022年12月7月(水) 忘れてた!
師走を実体験、という感じだろうか。今日は大忙し。
あさイチで大学院講義。これは予定されていたものなので、無事に終了。で、その後の予定は午後の教授会のみ。空いた時間に、論文直しやら、明日の高校生向け対応の準備やらをやっていこう、と思っていたのだが、急な「御仕事」が舞い込んできた。とある原稿のチェックだ。
で、その原稿チェックは急いだほうが良さそうなので、優先的に取り組んだ。でで、夕方には終了したのだが、他の御仕事がほぼ手つかず。
と思っていたところに、若者来室。昨日、実験関連の準備を頼まれていたことを、すっかり忘れていた。。。何とか、対応(汗)。
残り時間が少なかったので、明日の高校向け対応の準備をまずまず終えたところで、完全に時間オーバー。
論文直しは明日やろう。12月は、予定が少ないはずだったのだが、なんだかんだで混み合ってくる。着実に進めていこう。
2022年12月6日(火) 累代飼育?継代飼育?
生息域外保全で、人為条件下で、何世代にもわたり繁殖・飼育を続けている際の用語としては、どちらがいいのだろうか?私は、継代飼育を使っている。以下の内容は、ネット情報と、それを私が(当然ながら独断と偏見?で)解釈しただけなので、正しい定義などは調べていないことを、先に断っておきたい。
Google scholarで検索すると、引っ掛かる文献等は、累代飼育で3700件、継代飼育で12700件。
環境省の域外保全マニュアル、的なものを見ると、一ヶ所だけ「累代」が出てくる。ただ、特段の定義づけや、継代との使い分けなどは書かれていない。
「累」には、「かさねる、かさなる」という意味があり、「継」には、「つなぐ、うけつぐ」の意味がある。
で、(勝手に)考えてみると、例えば、世代の重なりを伴う(場合も含む)生物、つまり、繁殖年齢は複数あり、1年で繁殖するもの、2年で繁殖、あるいは2年続けて繁殖、とかの場合は、世代がかさなり、明確にわかれることがないので、「累代」がいいのかも。
一方で、世代が完全に分断するような生物、つまり、全個体1年で繁殖し、死亡してしまう、とかの場合は、「継代」となるのか?
ってことは、私が継代飼育という言葉を使う機会が多いイタセンパラの場合は、一般には1年魚と言われるが、特に人為飼育下では、2年目に(も)繁殖に参加する個体もいるので、継代飼育ではなく、累代飼育の方がいい、ということになる。
う~む。。。誰かこの辺に詳しい方や、定義された文献をご存知であれば、ご教示いただきたい。
ってなことを、別に長々考えていたわけではないのだが、今日はひみラボで実験。来春に予定している高校生向け実習の予備実験だ。これまでもやってきたが、イマイチうまくいかないことが多かった。
で、朝からひみラボに行き、久々に物品や試薬類を確認し、いざ実験。環境DNAの練習として、お決まりのタイバラ水槽から採水。さらに鰭から抽出されたDNA産物と共にPCR。他の研究者が報告している種特異的プライマーを使用した。
でで、結果は、、、上々!環境DNAの方からもバンドがでた。成功率は50%だが。。。
次なる課題は、自然河川の水から、タイバラが検出できるか、というところ。これは今度やってみよう。だが、仮に失敗したとして、何か改善点はあるのだろうか。。。
2022年12月5日(月) 論文との格闘再開
週末は、生態学会中部地区会、オンラインシンポと続き、なんだかんだで頭が疲れた。でも、その合間を使って、このHPを更新。先にアクセプトされた木曽川イタセンパラの域外保全に関する解説ページを作成した。内容は、域外保全集団における遺伝的多様性の維持に関する研究を紹介したもの。これまで、域外保全集団においては、近親交配を避けるべき、とか、遺伝的多様性を保つべき、とか言われてはきた。哺乳類などの場合は、動物園同士で個体を交換して、近交化を避ける取り組みなどは昔から行われている。しかし、もっと小さい生き物、それも個体レベルというよりも、集団レベルで扱うような魚だと、なかなか実践されてこなかった。で、それを実践した、というのが今回の論文の売り。さらには、理論(理屈?)に基づいていたものを、実践したことによって、遺伝的多様性が維持されている!ということを、「たった」11年間ではあるが、示した実例だ。
自分で書いたから言う訳ではないが、個人的には、重要度がかなり高い論文だと思う。が、その一方で、すぐにこの取り組みが、他でも採用されるかというと、なかなか難しい側面もあるだろう。なんといっても、我々の論文では、活動の基盤がかなりしっかりしている。私なんか途中から参加させてもらい、遺伝子だけ調べているようなものだが、そのもっと前から(そして今も)、多くの方々の努力によって保全が成し遂げられている。ここまでの取り組みが出来る状況は、なかなか無いだろう。ということで、すぐには活用されないかもしれないが、貴重な事例として、今後もアピールしていきたい。
で、週明けの今日は、心機一転。論文直しを再開、というか、本格的に取り掛かった。まずはレビュアーコメントをざっと読みなおして、対応を検討。その結果、なんとかなりそうだ。私の中では今週中にでも仕上げ、それを共著者にも確認してもらい、返却にもっていきたい。30by30達成に向けた2報目を成し遂げよう!
さて明日は、久々のひみラボ。予備実験、というか、そのための事前準備を行なう予定。こちらも、しっかりとやっていこう!
2022年12月2日(金) 一区切り
予定通り、「マリモ」の観察・計測が終った。マリモと言っても、今日対応したのは「他種」。ただ、サンプルの状態がイマイチだったこともあり、観察個体は少なめ。それでも結果としてはまずまずになりそうだ。詳しい解析や、まとめは今後も続くが、一応は一区切りついた。
で、来週からスタートする予定だった「次」に取り掛かった。久々?ひみラボ絡みだ。環境DNA絡みともいえる。要するに予備実験、と言ったところ。今後も対外向けの実験を行う際に、今までイマイチだった結果の精度向上を目指すことが目的。やることはこれまでと同じではあるのだが、いろいろと工夫とか、機械とかを追加導入している。当然ながら本番をひみラボで行う実験なので、予備実験もひみラボで。来週の空いた日に行ってこよう。
もちろん、マリモに一区切りがついたところで、別の御仕事も再開。論文直しだ。こちらは週明けに、心機一転スタートしよう。結構、ほったらかしにしておいて、今更なんだが、早目にけりを付けてしまいたい。レビュアーコメントの内容にもよるが、年内とは言わず、2週間くらいで返却までもっていきたい。
当然ながら、その「次」も控えているので、バリバリやっていこう。
ちなみに、今週末も何かと予定が入っている。明日は生態学会の中部支部会。日曜日はオンラインシンポ。どちらも新しいネタの取得に期待したい。楽しみだ。
2022年12月1日(木) 第三の「マリモ」
日本の第三の「マリモ」が見つかったという記事が11月22日付で国立科学博物館のサイトに掲載されていた。お恥ずかしい話、先ほど気が付いた。
その名も「モトスマリモ」と名付けられたらしい。その名の通り、富士五湖の1つ、本栖湖に関係があるらしい。もっとも、DNA分析でみたかぎり、新種、というわけではなく、中国などのサンプルを用いたDNA情報がすでに登録されている物らしい。もちろん、学名も付いている。で、当然ながら?、今やっているマリモ系統解析にも、参考配列として含めていた。在来なのか、外来なのかは、現時点ではわからないようだ。そう言い始めると、タテヤママリモもよくわからない。国内各地はおろか、海外にもいるし。状況はマリモも同じ(富山にはいないが)。一応マリモの場合は、日本発祥ということになっている。ただ生物の場合、こういう分布域形成にしても、進化にしても、その方向性を結論付けるのは難しいものだ。
なぜ今日気づいたかというと、マリモ関連の仕事を一区切りつけてしまおう、ということで、形態データと向き合ったのが発端。そもそも形態の方も、今更ながら再認識した点も多い。でもその中で、タテマリにこれまで報告されてこなかったような特徴を発見。なるほど、ともいえるような「発見」だが、その普遍性はイマイチわからない。何にしても、論文化の際には、苦労しそうだ。
ということで、ついつい目新しいネタを書いてしまったが、毎年であれば、恒例の「師走」がタイトルのはず。もちろん今日も慌ただしかった。特に午前中は、年末年始から年度末に向けた研究計画練りに時間を費やした。もちろん、若者達の指導関連も。
何はともあれ、明日は「マリモ」の計測。できれば仕上げてしまいたい。
で、今夜も寝苦しい夜を迎えそうだ。ねこs、特にねこ4号が重い。。。それに、毛布の上に重し(4号)がある形なので、私が寝がえりを打つと毛布がついてこない。寒い。。。
2022年11月30日(水) ミッションインポッシブル?
久しぶりに、同居人が出張で不在。ちび助1号~5号を相手に奮闘中。
と言っても、昔だったら、相当ハードだったが、今はみんな大きくなった。はっきり言って、楽。
でも、同居人がいないせいか、昨夜寝ている時に、いつもは寄ってこないねこsが集まってきた。隣にちび助3号。足元にねこs。そう、二人ともいる。で、ねこsと言えども、結構重い。で、私の足は完全にホールドされてしまい、動けない。。。しばらくはこの生活が続きそうだ。
2022年11月29日(火) 体が、、、
痛い、というのか、重い、というのか。
理由はもちろん、昨日の徒歩調査。もちろん、調査自体は意義深かったし、正直楽しかった。何といっても、こんな近場に、これだけの調査をできる場所がある、ということ自体が恵まれているのだろう。もちろん、単に「調べて終わり」では、その価値が半減。こんな近場で採ったデータを、論文として世界に発信!というのが当面の目標だ。
もっとも、現時点では、どこまでの研究が出来るかは未知の領域。それでも、昨日の感じだと、思った以上のサンプルをGetできたので、悪くないのでは。もちろん、何をもって「世界」というかは様々だが、取りあえずは、「査読付き英語論文」ということにしたい。
で、そのための、、、ではなく、こちらも下準備ではあるが、昨日のサンプルを使った実験を進めていった。抽出は自動抽出機。2回目なので、もろもろ慣れてきた。当然のように、キットを購入しなければならないのだが、それが高いか、安いか、すべては結果次第だろう。
でで、PCRも実施。が、電気泳動をやろうとしていたところで、会議。それも、完全に時間を間違えていた。ということで、続きは明日にしよう。
残った時間は、今日も計測。タテヤママリモも終わった。少しデータ数が足りない気もする。この辺も含めて、残りの種類の撮影・計測も近々やってしまおう。
そして、ぼちぼち、以前返却されてきた論文の直しにも取り掛かろう。
2022年11月28日(月) ラストチャンス?
天気予報だと、今日は晴れ。ちなみに、昨日も雨が降ったのは明け方だけ。そして、明日以降は雨マークが続く。
ということで、今日が最後のチャンスだ!、、、というほどではないのだが、何はともあれ、調査に行ってきた。なぜなら、調査対象が、雨に弱い「物」。晴れている時がいい。そして、朝の方がいい。
で、行先は呉羽山。というか、城山。
スケジュール上の予定が入っていなかったので、9時までにメール対応などなどをすませ、そそくさと出発。
でで、ひたすら歩いた。2時間強歩き、調査を続け、経路から見ると7~8kmは歩いたようだ。と言っても、途中から山道かつ「探し物」をしながらの調査だったので、そこまで苦にはならなかった。さらに、収穫も多かったことも、足取りを軽くさせる一因だろう。
何はともあれ、調査は無事に終了。そして、思ったよりも「採れた」。年内(この)調査は、ひと段落でいいだろう。後は、時間を作って、解析していこう。
これらがひと段落して、昼。一日が長い。が、昼飯を食べたら、眠くなった。。。と言っても寝ているわけにはいかず、もろもろ御仕事。
その後は、マリモ計測。今日は画像を使った計測だ。そしてどうにか、マリモが完了。だが、エクセル上には生データが並んでいるので、諸々解析が必要。ということで、まだまだ時間を要しそうだ。もちろん、タテマリもあるし、他種も。こちらも時間を作って、というか、時間の合間を縫って、進めていこう。
2022年11月26日(土) 薪の運び込み
今年は、今のところ温かい。未だ、薪ストーブを使っていない。おそらく今使うと、家中が熱すぎることになる。以前であれば、窓を開けて空気の入れ替えができたが、今はねこsがいるため、うかつに換気もできない。ということで、薪ストーブの使用は慎重に。といっても、そこまで必要に思う日は、未だ来ていない。
しかし、準備はしておかなければ。特に、今日は久々の晴れ間。外においてある薪(の表面)も乾いてくれている。そこで、薪を運び込むことが今日のミッション。といっても、薪第一弾は、すでにバックヤードに運び込んである。もちろん、十分に乾いている。そこで、第一弾をストーブのすぐ後ろに運び、空いたバックヤードに、外の薪小屋から第二弾を運び込む、というのが今日の作業。これらの作業自体は、そこまで苦にはならないのだが、家の中で薪を運んでいると、決まってねこsがやってくる。薪そのものにも興味深々だが、薪を置く場所のコンクリの床も好きみたいだ。ゴロゴロしている。う~ん、かわいいので、ついついモフってしまうのだが、結果、作業が進まない。。。
と、のんびり週末を過ごしてはいるが、最近はバタバタ(充実)した日が続いているので、ゆっくりしても悪くはないだろう。といっても、明日は研究発表会なので、またもや週末出動だ。
2022年11月22日(火) 絶好調!?
あさイチでメールを開いたら、雑誌社からCitation alertが届いた。昨日は最新の論文がオンライン公開されたし、今日はかつて発表した我々の論文が引用されたということで、研究が絶好調だ!、、、と思ったら、引用先が、昨日公表された自分の論文。。。もちろん、意味ある引用なのだが。なんというか、ぬか喜び。ま~、冷静に考えれば、わかることなのだが。
で、今日の午前中は、講義を終えてから、新規共通利用機器の使い方を教えてもらった。
でで、午後は先週に引き続き野外調査、の予定だったのだが、雨で中止。この先の調査タイミングが微妙なので、空いた時間を使って行ってこよう。
ということで、時間ができたので、各種計画練りを行なった後は、タテヤママリモ計測。まずは顕微鏡写真を撮影し、画像を使って計測。が、今回も計測数が多いので、半分も進んでいない。というか、以前のマリモもまだ終わっていない。あまり時間をかけても仕方がないので、遅くとも今月中には終えてしまいたい。でも、残り2種も測るべきだろうか。となると、、、ま~、年内を目途にがんばろう。
でも、次なる研究も控えているので、手早くやっていきたいところだ。
2022年11月21日(月) 今ならトップ!
大手はやることが早い。Conservation Geneticsに受理されたイタセンパラ域外保全の論文が雑誌サイトで公開された。今ならLatest articlesのトップに掲載されている。ぜひご覧ください。
さて、先の週末は、なんだかんだでバタバタ。
土曜日は 臨海実験の一環で、魚津水族館へ。そして昨日はオンラインでシンポジウム参加。その合間に、上記論文のゲラ直しなどなどの対応。
今日は今日で、週明け恒例のバタバタ。メール対応やら、当座の講義対応やらをやっているだけで、午前中が終ってしまった。で、午後は臨海実験の最後の講義。ようやく、ひと段落。ほっと一息だ。でも講義中、というか、今日は学生同士で話し合ったりする時間が長かったので、内職。とあることを調べていたのだが、超ナイスな情報をGET。去年から続く懸案?が完全にクリアされた感じ。いってみれば助成金絡みのようなものなのだが、研究内容自体は任されている。テーマに即したことをやればいいみたい。で、それなりのことを考えていたのだが、今日の情報GETでいい感じ。が、最近取り組んでいる御仕事とは全くの別物。要するに、このためだけに新規時間を作らねば。なかなか大変だが、ま~、頑張ろう。
ところで、どうでもいい話なのだが(このブログすべてだが。。。)、昨日の話しだが、何かのタイミングで、出がけにポケットにいれたハンドタオルで顔を拭いた。何気なくみると、そこには「毛」。どうみても私の毛ではない。というか、どうみても、ねこsの毛。そもそもハンドタオルは、洗濯・乾燥後に、蓋無しのカゴに入れてある。で、そのカゴには、しばしばねこs、というか、ねこ5号が鎮座。どうみても、その子の毛。ま~、可愛いからいいのだが。
2022年11月18日(金) マリモ計測
今日一番の仕事は、マリモ計測。やろうやろうと思いながら、もろもろの御仕事に追われていたため、ようやく実施できた。
まずは、かわいそうだが、マリモを分解。というか、毛を毟っていくような感じ。。。
そして拡大撮影。先日買った機器が良い働きをしてくれる。詳細さは、イマイチだが、形態計測とかであれば問題無い。何か「拡大撮影」したいものがあれば、いつでも使ってもらいたい。
で、マリモだが、部位ごとに計測していくので、結構時間がかかる。ImageJでパシャパシャやっていくのだが、一次枝と二次枝とか、分岐の有無とかを撮影データごとに記録しておかないと、後で面倒なことになるので、作業に結構時間がかかる。着実に進めていくしかないだろう。
でも、いま計測しているのは、土産物屋で買った養殖マリモ。見るからに育っていないのだが、これでいいのだろうか。それに枝によって、成長具合が全く違う。
が、野外サンプルを用いた先行研究を見ても、結構値のばらつきがあるので、こんなものなのだろう。要するに、計測は行なうが、これをもって分類形質を特定する、ということは無理なのだろう。
結局、マリモの撮影は、まずまずの検体数を終えたのだが、計測の方は半分も終わらず。今後、着実にやっていこう。そして、それなりに慣れたので、次はタテヤママリモだ。来週やってしまいたいが、時間があるだろうか。マリモに関しては、遺伝子の方は終わっているので、今の形態計測をサクッと終えてしまい、一区切りつけたいところだ。もちろん、共同研究でより詳細な観察をしてもらっているので、まだまだ先は長い。それに1つの区切りとして、助成金の報告書がある。そしてその先には、論文だ!ただこの手の生物や研究分野だと、イマイチ勝手がわからない。そもそも、どの程度の論文になるのだろうか。というか、どこの雑誌に投稿すればいいんだ?IFがどれくらい稼げるのだろうか。。。
2022年11月17日(木) やること増えてきた
自分の研究に限っても、やることが増えてきた。実験・観察系だとマリモ、ライチョウ、新規動物。論文関連だと景観遺伝の改訂稿。
どれも順調に進んでいたり、そろそろ形作りを考えなければならなかったり。ま~、慌てず、でもノンビリせずに、やっていこう。
もちろん、これ以外の御仕事も。今日はゼミ以外は、もっぱら今後の講義準備。でもまずまず進んだ。それ以外にも若者指導も今後本格化。盛りだくさんだ。
2022年11月15日(火) 最後にバタバタ、からの怪我の功名?
今日はいろいろ頑張ったのだが、最後の1時間にすべてが持っていかれた。
まず、メール閲覧ソフトが壊れた。というか、手違いで必要なファイルを消してしまったようだ。で、急遽新規ソフトを立ち上げ。そのため、当面は私から届くメールが、これまでと書式が違うかも。
で、メール対応のバタバタは今も続いているのだが、その中で、不要なメールを削除しようとしていたら、なんか気になるメールが。とある雑誌名の書かれたメールだ。
でで、Conservation Geneticsからだった。古いものかと思ったら、1週間前に届いていた。理由は分からないが、完全に見落としてしまっていたようだ。で、その内容は、「あなたの論文はアクセプトされました!」というもの。。。でも、なんかキツネにつままれたような感じ。そこで、論文サイトに入って確認してみたら、シッカリアクセプトされていた。
ということで、祝!論文アクセプト!!
29 by 30ってことになる。でもこの辺も含めて、今日はバタバタなので、明日以降、改めて見直そう。なんだか、素直に喜べない状況。。。
2022年11月14日(月) 乗り切った
今日の午後は、3限と4限が臨海実験。5限が大学院講義。何とか乗り切った。さすがに、喉カラカラ。
午前中は空いていたが、午後からのことが気になり、取りあえず目先の仕事を片付けることに専念。
まずは、明日の調査の準備を終え、続いて月末のプレゼンづくり。今度は、富山県生物学会、なるものの発表会だ。ここでのネタは、アライグマ。大半はこれまでに報告してきたものだが、そこにひと手間、新規データ?を加えた。もっとも、富山県におけるアライグマの現状を聴衆に知ってもらうことと、私自身が新規情報を収集することが目的。ざっと作りあげた。と言っても、まだまだ時間がある、おいおい、直していこう。
2022年11月13日(日)夕 充実
丸一日、満喫した。
前回書き込みの続きとして、まずは、魚類自然史研究会へのオンライン参加。興味深い話を拝聴。学会の一歩手前、というような位置づけで、とてもいい。だがやはり、本来であれば会場で、あるいはその後に飲みながら、交流を深め、情報交換をする、という機会が一番だ。早く元の世界に戻ることを期待しよう。
で、その後も少しお仕事。若者向けの、データ解析マニュアルの作成だ。今日はBAYESASSを追加した。だが、なぜか最新のソフトが起動しない。仕方がないので、古いバージョンでマニュアル作り。
でで、家に戻ってからも、週末にやることが残っている。
なんといっても、精米。いつも玄米を買っているので、週末にその先一週間分を精米している。で、それをやりながら、お弁当の仕込み。日持ちする副菜をいくつか。1つはゴボウと人参のマヨネサラダ。要するに、きんぴらごぼうの準備をして、それをマヨネサラダに変換、というもの。
そしてなんといっても、大根の茎と葉の大量消費。まずは、お浸しを作った。これも副菜になる。それと「ふりかけ」。茎と葉を刻んで、ごま油で炒める。ちょっと、キムチの素を加えて、ピリ辛に。これで結構、消費した。が、まだまだ残っている。さすがに、そろそろ使いきらないと、しなびてきてしまった。
大根とは違うが、スーパーで新巻鮭の「頭」を購入。これを氷頭なますに。こちらはもちろん、お酒のお供だ。早速食べると美味しかったが、まだ酢が効いていない。明日当たりになれば、骨も柔らかくなるだろう。
2022年11月13日(日)朝 ご近所づきあい
この週末は大忙し。一番は、魚類自然史への参加と発表。発表自体は昨日に終わったので、今日は気楽?に参加できる。
でも朝からやること盛沢山。何といっても、町内会の公園掃除の日。朝8時から開始だ。が、毎回、「開始時間」に行くと、既に終わっている。みんな朝が早い。それを知っているので、私も早起き。だが、朝飯食べて、準備を終わった段階で7時。さすがにまだ早いので、庭仕事。
実はこれが、この週末の一番大切な仕事だ。それは、大根を埋める。
毎年、ご近所さんから立派な大根を沢山いただく。とても美味しい。昨日もおでんにして食べた。
それはいいのだが、10本近くもらったので、さすがにすべてを食べるわけにもいかず、そしてもったいない。で、ご近所さんの助言に従い、庭(畑)に穴を掘って埋めている。そうすると、ひと冬は新鮮(シャキシャキ)な状態で美味しくいただける。それだけではなく、大雪の日などの非常食?にもなる。もっとも、雪の中から掘り出すのが一苦労だが。
ちなみに、大根の茎と葉っぱも無駄にしない。そもそも美味しい。浅漬けにしたり、キムチ炒めにしたりして、飯の友、酒の友として活躍。でも、立派な大根ということは、茎も葉も立派。とりあえず洗って冷蔵庫にいれたが、大量消費方法、保存方法を調べておこう。
何はともあれ、埋める作業を早目にやっておかなければ。で、昨日は1日中発表会だったので、今日の午後やろうと思っていた。が、予報は雨。ということで、朝一大根を埋め、ほっと一安心。
その後に公園掃除を行ない、開店時間に合わせてスーパーで安い肉を買い込み、大学へ。そして今10時。これから2日目の魚類自然史に参加だ!
2022年11月10日(木) 今日も御奉公?
昨日に引き続き、御仕事御仕事。
まずは、講義の準備。来週の大学院講義・進化遺伝学特論Iのスライドづくりを完成させ、講義資料をMoodleに掲載。これでひと段落。と思いきや、すぐに「特論II」が始まるので、うかうかしていられない。講義内容は、基本的には毎年同じなのだが、今年はかなり刷新している。ま~、私自身も勉強になるので、善しとしよう。
で、午後は久々にゼミを開催。3年生も参加してくれた。今後も期待。
その後は、若者のためのマイクロサテライトDNAデータ解析マニュアルの作成。昨日からの続きだ。実際にソフトの入力画面などのスクリーンショットを使って作成しているので、文字だけ並べるよりもわかりやすいのでは。と思ったのだが、細かくなりすぎて、見るのが大変かも。。。第一段階?が出来たので、若者にメール送信。取りあえず、現時点ではGENETIXとARLEQUIN。昔ながらの方法だが、一応現役、ということで。。。マニュアル希望の方は、ご連絡を。もっとも、すべてのご要望にお応えできるかは、わかりませんが。
そんなこんなで、今週は学生指導や講義の準備、そして事務対応をバリバリこなしている。で、こうしていると「達成感」があり、「役立っている」と思えてしまう。もちろん、これはこれでいいのだろうが。
一方で、実験やったり、論文書いてばかりの時間を過ごしていると、なぜか「罪悪感」を感じてしまうことが少なくない。『こんなに好きなことばっかりやっていて、いいのだろうか、、、』と思えてしまう。もちろん、実験も論文書きも立派な仕事なのだが。
それともう1つ。「新機器」が届いた。試してみたが、なかなかいい感じ。というか、欲しかったものが手に入った。明日は、事務仕事などを優先させたいので、来週あたり、観察・撮影をやってしまおう。
2022年11月9日(水) ブログ更新が遅い時は、、、
今週、ブログの更新ができていなかった。その理由は、忙しいから。30by30を目指して、バリバリ研究、、、というのとは少し違うかもしれないが、目先のお仕事に追われているのが最たる理由。もちろん、事務仕事にしても、講義にしても、学生指導にしても、どれも大切なのだが、やはりバリバリ研究を!と意気込みだけは継続中。
最近、マリモ研究が一休みしているが、これには理由が。それは「新機器導入中」だからだ。観察のために、機器を発注している。これが来たら、一気呵成にやり遂げてしまう予定。
もちろんこれ以外にも、研究絡みで進展が。新規研究計画練りを行なった。それも、まずまず具体的に。そのための予算措置とか、準備とか。ただ、計画を練りながら考えたことが、「この研究で、どこまで高いレベルの論文を狙えるか?」ということ。もちろん、地域に根差した研究ではあるのだが、だからと言って高い論文とは無縁、という訳ではない。アイディア練りと、最新情報を取り入れながら、常に上を目指してやっていこう。
そして、この新規研究とは関係ないのだが、今週末は久しぶりに「魚」の研究発表を行う。これはこれで、楽しみだ。本来であれば対面が良いのだが、こればかりは仕方がない。それでも、楽しもう。元気な若者の発表から刺激を受けたり、新規の研究アイディアの収拾とか、期待したいところだ。
2022年11月5日(土) 山崎研30by30
30by30(サーティ・バイ・サーティ)というものを、最近よく(時々)聞く。環境省によると「2030年までに、国土の30%以上を、自然環境エリアとして保全する」という目標だ。生物多様性保全を実現するための目標値、というものだ。
で、これを文字って、山崎研でも30by30を設定したい。といっても、環境保全、を直接的に目指すための目標ではない。もちろん、かなりの部分が、これに関わるとは思うが、全く別の視点だ。
それは「2030年までに、論文を30本以上書く(アクセプトさせる)。あるいは、論文のインパクトファクターの合計30以上を目指す」というものだ。要するに、研究目標の数値化、とでもいうものだろうか。
これを設定する理由はいくつかある。おそらくその最たるは、「なんとなく、流行りに乗ってみた」というもの。同時に、最近の研究活動を振り返ると、至って『順調』。これは悪いことではないのだろうが、まったり、平穏に過ぎすぎて、挑戦的な要素が不足している印象が否めない。そこで、高めの目標値を決めて、より挑戦的、積極的に攻めていく、ということを意図している。
基準としては、今日この時をスタート地点として、2030年末をゴールとする。今の段階で、70報の論文がでているので、これより後の論文からカウントスタートだ。結果的に、目標地に達すると、論文100報!になるので、切りもいい。
論文数あるいはインパクトファクター合計のいずれか、というのは、多少なりとも「逃げ道」を設けているともいえる。実質的に、いまから7年ちょっとで30報というのはかなり厳しい。もちろん、山崎研のこれまでの研究論文をみると、IF合計30以上というのも、結構大変。Natureを1本書けば、軽く超えるが、当然ながら無理な話し。個々の論文を、これまで以上に高望みしながら、積み重ねていく、ということになるだろう。論文数もIF合計も、いずれにしても高い目標だ。
やり方を変える、というのもありかもしれない。つまり、共同研究を積極的に取り入れ、連名で論文を増やしていく。これはこれで、採るべき道の1つだ。もちろん、基本的な研究方針は変更しないので、ギフトオーサーとかは論外だ。自分自身の納得と、責任とを伴う共同研究は大前提。
何にしても、1つの努力目標であり、やる気を改めて奮い立たせるための目標だ。いずれにしても、基本は1つ1つの研究をしっかりやっていく、ということになるだろう。そして、これまで以上に上を目指して、ということだ。目標が達成できるかどうか、これからが楽しみだ。
2022年11月4日(金) なんだかんだで、時間が過ぎていく
昨日はオンラインでのシンポに参加したので、休み、という感じはなかった。
で、今日もなんだかんだで、仕事が続き、対応していたら帰宅時間に。う~む、ま~、充実、ということにしておこう。特に今日の御仕事は、研究絡みのことが多かったし。
で、振り返れば、今週はデスクワークだらけ。実験関連が、先週一息したこともあるが、マリモの顕微鏡観察が全く進まなかった。ついつい、デスクワークに時間を費やしてしまったようだ。言い換えれば、まだまだ余裕があるのだろうか。これが切羽詰まってくれば、実験とデスクワークを詰め詰めでやることになるだろうが、そこまでの必要性には駆られていない、ともいえる。
何はともあれ、デスクワークの中で、来週以降の講義やら、プレゼンやらの準備が結構進んだので、その分来週は研究絡みの比重がより高まる、ということになることを期待しよう。
さてこの週末は。「引きこもり」的な感じになりそう。というのも、日曜日にはマラソン大会がある。もちろん、私は走るわけではないが、交通規制のために、買い物に出るのも苦労しそうだ。薪運びとか庭仕事とか、冬ごもりの準備でもしておこう。それにその次の終末からは、土日の予定が詰まっているので、ノンビリ週末はしばらくないかも。ねこsと一緒に、お昼寝しよう。
2022年11月1日(火) ラストスパート!?
何のラストか、何がラストか、自分でもわからないが、なんとなく11月になり、今年もあと2か月となったので、頑張ろう、という気持ちになった。で、事務仕事とか、プレゼンづくりとか、気合を入れて取り組んでみた。って書くと、いつもダラダラしているような感じだが。。。
特に今日は、「面倒くさい」ために、ついつい先延ばしにしてしまっている仕事に対応した。実験関連でもあり、事務関連でもある仕事だ。で、詳しいことは書かないが、一歩進んだ、というところだろう。この一歩が、いままでなかなか踏み出せなかった。着実にこなしていくことが大切だろう。
で、これで結構燃え尽きてしまった、という訳でもないのだが、その後は、比較的軽い?仕事を。来週の魚類自然史のプレゼンづくりだ。既にデータはあるし、話しの流れも整っている。が、いざスライドを作っていくと、思った以上に大変。で、要旨同様、ついつい説明口調になってしまい、ひたすら文字が続く。。。取りあえず、作るだけ作って、今後改善していこう。
ということで、明日もこの続き。だが、他にもやること盛沢山。頑張ってやっていこう。
2022年10月31日(月) 来年に向けて
週明け、お決まりのメール対応からスタート。特に、先週末はマリモまとめなどのためにバタバタして、多くのメールが未対応のまま山積。
続いて、講義準備。今週、来週、その次、、、定例および単発講義が続く。で、どうにか(今日の分は)対応完了。
午後はオンラインでシンポジウムに参加。思ったよりも「お堅い」内容だった。研究者と企業と行政が、生物多様性への取り組みに関して話題提供、意見交換する場だったが、3者の微妙な温度差が面白かった。研究者は当然ながら研究のメリットをアピールする一方、企業は実践的活用の重要性を指摘、そして行政の方はお決まりの展開。それにしても、やたらとアルファベットがられるされる話ばかりだった。制度やら指標やらが沢山出てきたが(その略号がアルファベットの羅列)、どれが一番大切なのかが分かりづらくなってしまっている状態。生物多様性の主流化、といっても、これでは敬遠されてしまいそうな気がする。
それが終わった後は、3年生が研究室見学に来てくれた。山崎研の研究活動に、興味を持ってもらえたようだ。来年は多くの配属生で賑やかになることを期待しよう。今は今で、悪くないのだが。
今後も研究室見学には、随時対応!ご希望の方は、まずはメールで一報を!!研究テーマは早い者勝ちかも。
2022年10月28日(金) 終わっていなかった
マリモとの付き合いは、まだまだ続く。
今日もDNA解析の続き。昨日は、いろいろと解析をやっただけで終えてしまったので、データの整理などなど。その中で、もう少し解析を、と思い、ML樹も作成してみた。で、なんとなく、スッキリする結果が得られた。もちろん、今後の報告書やら、論文やらの時に、本解析をやる予定。
で、おまけでやっていたITS領域などの配列もアライメントしてみたのだが、、、違い過ぎる。配列の長さどころか、並びから何から、種間だと全く異なる。これではさすがに、まともな比較や系統解析はできないだろう、ということで、保留(お蔵入り)の公算が大きくなってきた。
さらに、マリモ頭のうちに、形態も調べておこう、ということに。DNAと共に、形態比較も重要な課題だ。微細なところは共同研究でみてもらうので、私の方では大枠を。と言っても、今日は情報などを整理しただけで、形態観察・計測は、来週やることに。ということで、ライチョウ再開は少し先延ばし。
夕方は、オンラインセミナーのはしご、というか、一部ダブルブッキングしていたので、1つが終った後に、もう1つに途中参加。どちらもまずまず。
週末(日曜日)は、ひみラボへ。来客対応などなどだ。
2022年10月27日(木) 区切りが見えてきた?
ここ数日、なんだかんだスケジュール上の予定をこなしながら、それ以外はもっぱらマリモ。
で、ゴール?が見えてきた。特に、DNAの方。当面の目標であり、おそらくこれで報告書&論文化まで行くであろう解析領域の配列決定が終った。先行研究の登録配列と比べても、長さ的にも遜色ない。ということで、これで解析に入ることを考えよう。
でで、試し解析をしてみたが、ふ~ん、というところ。NJで書いてみたが、当然「距離」は(現時点では)適当に設定。でも、何パタン化やってみたが、樹形はほぼ同じ。もちろん今後は、詳しい条件設定やら何やらやっていくが、基本は変わらない気がする。で、対象種の関係はというと、、、ふ~ん、というところ。今まで言われていたのとは、やや違う。でも、全く持って正解がわからないので、それでいいのだろう。
今日は時間があったので「おまけ」のシーケンスも終えることができた。これでDNA実験の方は、一区切りとなるだろう。となると、次なる実験だ。何かというと、学会関連の研究の再開。ま~、やがて学会プログラムも公表されるので、隠してもしかたがないので書くが、ライチョウだ。こちらも一通り(学会ネタの基盤となる結果)はでているので、その上積みを目指すと共に、学会とはやや関係ないが、新規手法の確認、というのもやっておきたい。これが上手くいけば、ライチョウだけではなく、来年度からの新規研究も広がることが期待される。
だが来週からは、講義とかプレゼンとかも入ってくるので、なんだかんだでバタバタが予想される。バランスよくやっていこう。
ところで、話しは前後するが、マリモ関連での共同研究も本格始動。私にとっては「新しい」ことばかりで、なかなか面白い。こちらも鋭意やっていこう。
2022年10月24日(月) まずまず順調
週明けも、マリモDNAでスタート。
例の「薄めた」ものを使ってPCR。で、まずまず成功。直近で欲しかった領域が、どうにか増幅。これで何とかシーケンスは大丈夫そうだ。
で、同時に行なった「別」の領域の方は、意外とうまくいった。こちらは先行研究でも解読していないものも含んでいるので、この辺でオリジナリティ(と言えるのか?)をだしていきたい。
そして、先週流した「他種」をアライメントしてみたのだが、上手くいくものは上手くいく。あるプライマーのダイタミで、1000bpを越える配列が読めた。もちろん、マニュアル的には有なのだが、実際に読めてみると感動。タテマリもこうなって欲しいものだ。
今週も、なんだかんだでこんな感じで進んでいくだろう。多少時間的なゆとりがあるが、来週以降を見越して、時間を有意義に使っていきたい。
2022年10月23日(日) 嫌な予感
この週末は、予告通り、冬に向けた準備。
なんといっても薪運び。ただ、去年の薪が多めに残っているために、今年の発注量は少な目。そして薪棚周りを綺麗にしておいたことも幸いし、2時間くらいで運び終えた。
そして、家の中も整理整頓。特に、ストーブ裏や、薪の一時保管場所となるバックヤードなどを。具体的には、古新聞やら、段ボールやらをまとめ、資源ごみ回収場所へ搬送。
以上が、昨日、そして今日の午前中に終了。ということで、午後はちび助と一緒に公園にお散歩、と思っていた矢先、ものすごい雨が。。。結局、ねこsとまったり週末となってしまった。
ところで、薪運びをしていて気づいたのが、「カマキリの卵」の位置。結構、高いところになった。数年前の大雪の年も同じような感じだったので、まさか今シーズンも、、、この予感が外れることを、期待するばかりだ。
2022年10月21日(金) バタバタ?まったり?
この一週間、あっという間だったきがする。バタバタと過ごしたような気もするし、スケジュールが無かったために、まったりしたような気もする。
その最たるは今日だろう。共通機器のメンテナンスや実験、オンライン講演会聴講、などなど。
実験はもちろんマリモ。昨日、SQをやったので、そのアライメント。そして、上々。マリモ(タテマリではない)とカワシオグサについて、18Sのほぼ全長を解読。と言っても、先行研究もあるので、そこまでの新規性はない。せいぜい、変異を見つけて喜んでいるようなもの。が、もちろん大きな成果。着実に進んでいる、と言っていいだろう。そしてタテマリの方も再度抽出からのPCR。そしてそして、1検体だけ増幅確認。まだまだ改善の余地がある。が、ここで気が付いたのだが、DNAサンプルが問題、には違いないのだが、「ダメ」ではなく「良すぎる」のでは。つまり、濃すぎる。今日の新規抽出も、ついつい藻体を入れ過ぎてしまっていた。一緒にやった別の藻だと、うっすらとしか見えないくらいの藻体から抽出し、その後のPCRは全勝!ということで、週明けには、テンプレートを薄めてPCRをやってみよう。あるいは、再度抽出をやった方がいいのかも。ま~、その先のシーケンスも含めて、まだまだやることは多そうだ。
ちなみに昨日はタテマリ調査。保護池に加えて、黒部方面に足を延ばした。天気が良かった。山が綺麗に見えたのはよくあることとして、能登半島が先端までくっきり。ここまで綺麗に見えたのは初めてだ。今度、写真をギャラリーに掲載しよう。
さて、この週末は、毎年恒例の「薪運び!」
2022年10月19日(水) 粛々と
ここ数日、特に大きなイベント(スケジュール)は入っていないので、淡々と、粛々と、御仕事&研究を進行中。仕事が進む。
マリモの方は、PCRが上手くいったので(タテマリ以外)、今日はダイタミ。明日、シーケンスをやろう。ただ、今取り組んでいるのは、18Sの(ほぼ)全長解読。これまでは前方の500bpくらいを読んだだけ。全長PCRが成功したので、シーケンス用プライマーで刻んでいく、という戦略。といっても、先行研究でも採用されていたままなのだが。今回は4つの刻み用プライマーを使っている。上手くいけば全て読める、、、と期待はするが、さすがに歯抜けになると思われる。となると、追加のプライマーも必要になるだろう。そしてこの領域が上手くいけば、次は26Sの方。さらには、その間のITSなどなども。取りあえず、一通りの結果を出してしまおう。当面の目標は、この研究でもらっている助成金の報告書だが、それと同時に論文化も視野に入れている。というか、どうせやるなら、論文化は大前提だ。
だが、やはり懸念はタテマリ。なぜうまくいかなかったのだろうか?タテマリだけ「変」な物質や酵素が含まれていて、時間が経つとDNAを壊してしまうとか、、、ここで、「変」なものが検出されれば、全く違う視点で面白いことなのだろう。が、私の範疇ではない。誰か興味を持ってくれる人はいないだろうか。ま~、何はともあれ、まずはしっかり読むことが必要。現在の想定では、「なぜか」タテマリのDNAが保管中にダメになってしまった、ということなので(以前成功したサンプルで、何度もPCRやり直してもダメだった)、新しく抽出する方が早道だろう。サンプルは手元にあるし、明日も調査で、上手くすれば追加入手できる。当面は、タテマリ優先でやっていこう。
2022年10月17日(月) マリモづくし
今朝も散歩リングへ。大学近くの水路だ。DNAサンプルは確保できたのだが、形態観察用に、生きたサンプルを追加でGET!
水が止まって時間がたっていたので、水路が干上がっていないか心配だったが、かろうじて水が残っており、なんとか藻体を確保した。
でも、顕微鏡で観ると、明らかに前回よりは弱っている。というか、枯れ始めている。そういう季節になっているのだろう。この点は、1年中15℃のインキュベーターにいれても元気?なタテマリとは違うようだ。
とりあえず、一部のサンプルをソーティングして、目的に2種と、もう1種(ミドロ類?)を小分けにして、室温で「放置」しておいた。一応窓際に置いたので、光合成もできるだろう。でも、まだまだサンプルが残っているので、ソーティングお手伝い募集中。
これ以外にも、PCR。だいたいは成功。が、一番肝心なタテマリだけ失敗。う~む。。。抽出からやり直した方がいいかもしれない。
さらには、配列の確認とか、別の領域のチェックなどなども。
もちろん、これ以外の御仕事も。特に講義関連でも、全体像の確認や、臨海実験の準備なども。まずまず、充実した週明けだ。
2022年10月14日(金) 揃ってしまった
今日はスケジュール上の予定なし。ということで、まず手掛けたのが、今後の研究計画練り。特に、来年度(以降)の卒論テーマについて、そろそろ具体的に考えておこう、ということで、いろいろと調べ物。テーマの候補は沢山あるのだが、優先順位を考えると、「四つ足」と「二つ足」が面白そうだ。もちろん、「上陸前」の生き物ネタもある。
計画練りに続いて、今もらっている助成金について、まとめに向けた方向性確認を行なった。なんだかんだ(コロナの影響)で3年間続いており、他の先生との共同研究だ。こちらも今やってもらっている修論絡みも含めて、まずまず、方向性は見えてきた。
そして、それら計画練りなどなどの裏では実験も進行中。もちろん、マリモ。昨夕PCRしていたものが、そこそこの結果だったので、それを精製して、ダイタミして、シーケンスまでやってしまった。で、アライメントして、BLASTサーチをかけてみると。。。なんと!欲しかった2種が出てきた!!それらは、マリモ&タテヤママリモの系統のすぐ外に位置する2種。
さらに驚くべきことに、それらが取れた場所が、以前書いた大学近くの水路。いるところにはいるんだ~、、、と感慨深い(?)。ちなみにそのうちの1種は、球状体を形成する場合があるので、今度沢山採ってきて、「富大マリモ」でも作ろうかと考えている(半分本気)。
ということで、予想外なこととして、欲しかったサンプルが揃ってしまった。当初はこれらを探しに隣県で採集調査をしようかとも思っていたのだが、行かなくても済んだかも。でも、折角なので、県内、県外、もう少しいろいろと調べて回りたい。
その一方で、今回の実験でうまくいかなかったサンプルもある。それが氷見で採れた「藻」。プライマーが合わなかった(変異がある)、とも考えられるので、期待が高まるばかりだ。来週、実験と調査(と御仕事)をさらに進めていきたい。
2022年10月13日(木) 実験本格再開
何となく、バタバタは続いているが、昨日あたりから実験を本格再開した。対象は、タテヤママリモ、というか、それに関連したシオグサ達。
今夕までに数回の実験をおこなった。が、久しぶりであるのが原因かどうかはわからないが、PCRの成功率が低い。でも、まったく増幅しないわけではないし、一番楽しみにしていたサンプルも、弱いながらも増幅が確認された。しばらくは、あの手この手で、実験をやっていこう。
でも、解析したい領域は沢山ある。プライマーもそこそこ入荷している。が、まとめてやると雑多になるので、1つ1つ、ということになるだろう。
明日以降、しばらく予定が入っていないので、実験を中心に回していこう。と言っても、もちろん「御仕事」自体は沢山あるので、楽できるとは限らないが。
2022年10月11日(火) ひみラボ感謝祭・無事終了。
ご来場いただきました皆様、そして開催にご協力いただきましたひみラボの皆様、学生さん達、ありがとうございました。今後も開催していきたいと思いますので、お気づきの点等ありましたら、お聞かせいただけますと、幸いです。もちろん、ご参加かつこのブログを読まれている方からのメールもお待ちしております。
感謝祭は、大成功、ということでいいだろう。240名を超える来場者があり、時間帯によってはひみラボが満杯、とも思える人・人・人。何といっても、無事に終わって良かった。みんな楽しんでくれていたようなので、なお良かった。
今は、終わった~、と安堵感で一杯。なんだかんだんで、具体的な準備が始まってから、半年近くは立っている。この半年、常に頭の片隅にあった、と言っても過言ではない。3年ぶり、ということもあり、やり遂げたことが何よりだ。
ということで、今日からが「後期」スタート、といった感じだ。まずは計画練りをしながら、講義準備や学生対応などなど、こなしていった。その中で、後期のゼミ日程も確定。HPに掲載した。特に、来年度(以降)の山崎研配属希望の学生さんの積極的な参加をお待ちしております。
そして午後には、オンラインで環境DNAシンポ。こちらは、、、ま~、そんなところか。でも、いつくか情報はGETできた。今後も環境DNAに関しては、割り切ってやっていこう。さすがに、これだけを学生のテーマにすることは厳しいだろう。単なる作業に終わってしまっては良くない。あくまでも手法、という視点が重要だ。もちろん、DNA分析そのものも同じこと。DNA分析で得られたデータから何を求めるのか、というか、何を知りたくて、DNAを調べるのか、を明確にすることが、古今大切なこと。これからも、このことを忘れずにやっていきたい。
2022年10月7日(金) 準備順調!
ひみラボ感謝祭の準備大詰め。そして、概ね、大学でやっておくべき準備は整った感じ。明日は会場準備・設営のため、午後からひみラボ入りの予定。若者たちも手伝ってくれるので、確実に仕上げていきたい。
その一方で、今日のこれ以外のお仕事は、マリモ。シオグサ、と言ってもいい。だんだん、マリモの世界に深入りしているような気がする。文献を調べると、結構に多様な研究が出てくる。中でもすごかった?のが、中国語の論文。前から気になっていたのだが、ようやくPDFをGETした。が、アブストラクトこそ英文だが、本文は中国語。ひと昔の中国の論文や図鑑は、ほぼほぼ漢字が並んでいたので、だいたいの意味は理解できた。今日見た論文も、それなりにわかるのだが、「現代文」なのだろうか、どうしてもわからないところがある。が、ここでいつもお世話になっているDeepLを試したところ、その真価を思い知った。なんと、中国語を日本語に翻訳してくれる。それも結構きれいな日本語になる。英語→日本語よりもかなりマシな感じ。で、ほぼほぼ意味がつかめた。でも、中国語と日本語を並べてみると、なんでこんな訳になるのだろう?と思う箇所が多いのだが、中には納得できるところも。例えば、学名(ラテン語)と学名の間に「和」と書かれていたりする。どうやらその意味は「and」のようだ。なんでだろう、と思ったのだが、考えてみれば、「和」は「足し算」だ。つまり、学名と学名を同列で足し合わせている(並べている)と思えば、納得。
そんなこんなで、マリモ論文のいくつかと格闘。で、話しは前後するが、マリモに関して共同研究に発展した。お相手は、学内の植物グループの皆様。思わぬところで、研究発展があった。と言っても、私が一方的にお世話になる、って感じなのだが。助成金対応の研究、くらいに思っていたが、だんだんだんだん、深みにはまっていっているようだ。そしてもちろん、それを面白いと思う気持ちも強くなっているのだが。
2022年10月6日(木) 散歩リング
朝、サンプリングに出かけた。正確には、所用で大学近くの役場へ。で、その帰り道、というか、ほぼほぼ道すがら、「採集」してきた。こんな近くにあったんだ。
何かというと、シオグサ類。富山市内は水路が多いが、田んぼシーズンが終わると水が涸れる。で、今がその時期なのだが、いつも通勤で歩いている道の下を横切る形で流れる水路があるのだが、先日、そこに「藻」があることを発見。
と言っても、民家の間を流れる、決して綺麗とは言えない水路なので、おそらくミドロ系だろう、とは思っていたのだが、念のために採集することに。
で、触ってみると、指にザラザラ感。これはシオグサの特徴だ。ちなみにミドロ系だと、ヌルヌル感やツルツル感が。藻体の硬さや分岐の有無が肌触りの違いを生み出すのだろう。
でで、研究室に持ち帰り、早速顕微鏡観察をすると、、、見事にシオグサ!サンプル1つGET!でもよく見ると、何種類かの藻類が絡まっている。そこで、それらを丁寧に取り除いていった。というのも、これまでも藻類のDNA実験をやると、明らかにコンタミがでてきた。どうやら複数の藻類が混ざった状態で抽出をしていたのだろう。ということで、今では出来る限り綺麗にしてから固定している。
そんな作業をやっていると、目立つのはアミミドロ。5角形や6角形の網目状の構造をとっている。で、もう1つ、綺麗な濃い緑色なのだが、まっすぐな藻体が。ピンセットで引っ張っても切れないので、シオグサから分離することは容易だ。で、同じのが沢山有るので、何気なくそれだけを集めていたのだが、結構な数に。だったら、ということで、エタノール固定。一緒に分析しよう。でも、後でネットを調べると、案外ナイスなサンプルだったのかもしれない。欲しかったやつ!ま~、ぬか喜びになるといけないので、実験の結果を待とう。
それにしても、こんな町中でサンプリング、と思いきや、この水路は遠く神通川のダムから水を引いているので、山地の藻類が流されてきている可能性も否定できない。諸々期待大だ。もっとも、まさにひみラボ感謝祭大詰めなので、来週になってから、ジックリDNA実験を行なおう。
2022年10月4日(火) 観察
今週末のひみラボ感謝祭の準備で大忙し、、、と思いきや、私がやることは、ほどほど終わり、今は学生さんに準備をお願いしている状況。ということで、案外「暇」。
その「暇」になった理由は他にもあり、その1つが論文アクセプト!。氷見の皆様とアカヒレタビラのDNAを調べた論文が、魚雑に受理された。めでたい。内容は、幅広い層へのアピールになるので、早期公開されたあたりで、このHPでも説明を書きたいところだ。
先週末に1報投稿したこともあり、今私の手の中にある論文は「ゼロ」。もちろん、投稿中は複数あるが。何にしても、現時点では取り組むべき論文ネタがない。ということで、「暇」になった(もちろん、言葉の綾だが)。
で、やったことと言えば、昨日に引き続き、タテヤママリモ。本来であれば、DNA実験をやりたいところだが、発注したプライマーが届いていないので保留。でで、顕微鏡観察を行なった。これまでも観察はしてきたが、今日は今後(報告書等)に備えて、写真もしっかりと撮影。タテマリ、マリモ、そしてシオグサ類を撮影。が、、、区別が難しい、、、とうか、できない。ま~、だからこそDNAを調べるのだが、、、ということにしておこう。でも、そもそも藻類の構造ってだけでも馴染みがない。『分裂型ピレノイド』と言われても、どれがそれを指すのか。。。今後も目をならしていこう。
そういうことで、なんだかんだで、今週もバタバタと過ぎていきそうだ。
2022年10月2日(日) 柴活
今の時期の週末は忙しい。「柴」が重要。もちろん、「芝」の方もまだまだ油断できないが、やはり冬に向けた「柴」だ。
もちろんここでいう「柴」は、冬に薪ストーブで使う焚き付けなどのためのものだ。別に山に柴刈りに行くわけではない。庭の木の剪定した枝を使う。もちろん、切ったすぐには燃えないので、時間がかかり、計画性が求められる。
今回扱った柴も、春に剪定したもの。それをある程度の長さに切り、空になった薪棚に積んでおいた。で、この週末に行ったことは、その積んである柴の選定。細いものは今年燃やせるが、ちょっと太めのものは、翌年(以降)に回す必要がある。
この作業自体には慣れてきたのだが、今年はいつになく剪定枝が多かったようだ。で、ひたすらまとめ、ひもで縛って、積んでいった。あるいは太目のものは、程よい長さに切り揃え、再び薪棚に。
なんだかんだで、二日かかり、とりあえずの分は終わった。なぜ今やるかといえば、もうすぐ「薪」が届くから。そのために薪棚の整理が必要だ。でもふと見上げれば、今年も桜の木がノビノビ。冬になったらこれを切って、柴作りも行うことになるのだろう。
ということで、なんだかんだで、体を動かした週末だった。
2022年9月30日(金) 年度前半終了
今日も年度前半終日を象徴するかのような、バタバタの一日だった。時系列でみていきたい。
あさイチ、論文投稿!研究室内3名で書いた論文をZSに投稿した。「良い感じ」だとは思うのだが。いい結果を期待したい。
続いて、今日もひみラボ感謝祭の案内ポスター印刷。仕上がった!
そのポスターを持ってひみラボへ、、、と思って昼食をとっていると、先に投稿した論文に関するメールが、ファイル形式の修正の指示が。時間をかけても仕方がないので、急遽取り組んだ。修正内容は、「表」をエクセルではなく、ワードで作成する、というもの。「それなり」のものを準備していたのだが、エクセル画像を貼り付けただけのものは不可、とのこと。ということで、タブ設定などなどをしながら、表と整えた。が、こういう時に限って、シーケンスの変異サイトの表などがあったので、実に細かい。タブを何十個も均等に配置したり、ずれを調整したり、、、時間も限られていたので、必要以上に焦ってしまった。それでも、どうにか仕上がったので、提出。ひと安心。
そしてひみラボへ。ポスターなどをお届け。かつ、今日も会場のチェック。イベント計画書のチェック。で、サンプリングへ。。。という、何とも脈絡のない行動。でも実は、前々から行きたかった。ひみラボ近くで「藻」を採った。もちろん、昨日のタテマリ関連だ。そして顕微鏡観察してみると、、、何とも見たことのない形状。てっきりカワシオグサだと思っていたのだが、違うようだ。でも、そこまで多くの藻をみているわけではないので、今後DNAも調べていこう。
ようやく大学に戻った後は、再度「藻」の顕微鏡観察と撮影。この手のことは、藻が元気なうちにやっておくべきだろう。
最後は、メール対応などなど。と言いうことで、バタバタだった。週末はゆっくり休みたい。
2022年9月29日(木) 収穫?
まずは朝一で、昨日の続き。アメザリとアカミミのポスター作製。で、一応仕上がった。諸々の都合で、印刷は来週になるので時間がある。もう少し見直そう。
そして、今日はひみラボ感謝祭の全体のポスター印刷の日。Iさんに手伝ってもらいながら、無事に印刷完了。手作り、かつ経済的に、ということで、B0に4枚のポスターを印刷し、それを裁断。なかなかいい仕上がりだ。と言っても、機会の都合で必要枚数には達していないので、明日も印刷の予定。
そしてそして、こちらもIさんにデザインしてもらった、ひみラボオリジナルのマスキングテープが納品された。いい感じ。近々、ホームページに掲載したい。例年の「お土産」に比べて、各段にいいものが出来たと思う。実用的だし。もらっても困らないし。でも、かわいいので、使うのがもったいないくらい。
で、午後は野外調査。毎月恒例となった、タテヤママリモ生息地の水質調査だ。定点の計測を終えた後は、周辺で新規開拓。まずは下流側の公園へ。公園内を川が流れ、雰囲気は悪くないのだが、藻類は見当たらず。続いて、反対方向に移動してとある神社へ。以前、出現した、という報告が有る場所だ。が、行っては見たが、こちらも発見できず。どちらも水が「綺麗」過ぎる感じ。綺麗と言えば、途中の用水路とかも「綺麗」。これでは藻類が生えないのでは。これまでは(今でも)川を観た時は魚などの生息に目を向けていたが、「藻」にとっても住みづらい世の中になってしまったみたいだ。
というわけで、新規サンプルは無し。でで、収穫はと言えば、調査をした神社で「痕跡」を発見。アライグマだ。綺麗に、5本指の跡が残っていた。これまで記録が無かった場所なので、収穫だ。が、外来種の出現なので、決して嬉しいことではないのだが。
さて、明日もバタバタ。今日の夕方からその前振りを行なった。明日朝、仕上げたい。詳細はまた明日書きたい。
2022年9月28日(水) 寝ている時に思いつく
これまでは(今もだが)、朝、大学に向かって歩きながら、いろいろと研究アイディアやその日の仕事の内容などを考えていた。この時間は私にとって貴重な時間。ぼーっと考えることができるので、車通勤(ぼー、は危ない)よりも歩く方が好き、な理由でもある。
これに加えて、最近増えたのが、寝ている時、特に寝起き間際に、もろもろアイディアが思い浮かんだり、その日の仕事でやるべきことの整理・優先順付けをしたりすることが多い。眠りが浅いのだろうか。
で今朝は、完全に夢の中だったと思うのだが、ひみラボ感謝祭の「展示」を思いついた、というか気づかされた。それは「外来のザリガニとカメ」。そう、アメザリとアカミミの扱いが変わることを、紹介・説明・啓蒙啓発するためのポスターを作ればいいのでは!と思いつき。なるほど、と我ながら納得。
で、今日のお仕事の1つとして、ポスターを作ってみた。と言っても、まだ完成まではたどりついていない。というのも、それ以外のお仕事も沢山。来客対応などもあったし、午後はひみラボに行き、会場視察。アニメの上映具合などを確かめてみた。まずまず、順調というところだろう。
さて明日は、午前は感謝祭のポスター印刷。そして午後はタテヤママリモ(の水質)調査と、その足でポスターをひみラボにとどける予定。月末はバタバタだ。空いた時間には、マリモ研究を進めたいが、計画練りとかは進んでいるのだが、なかなか落ち着いて実験などには取り組めない。なんだかんだで、来週もバタバタしそうな予感。
2022年9月27日(火) 9月は、ほんとに時間が速い
まだ終わったわけではないが、もう月末だ。今月は、ほんとにあっという間に時間が流れていった。
ま~、日々やること盛沢山で、充実している、ということにしておきたいが、その実は、仕事に追われる日々だったりして。。。それでも、それぞれの仕事が着実に進んでいる、はず。
今日は朝から講義の準備。早くも来週から始まる後期の大学院講義の準備だ。例年と違う点が多々あるので、準備にもう少し時間がかかりそうだ。
そして午後はオンラインのシンポに参加。大阪の外来生物の話し。なかなか、面白かった。
ということで、なんだかんだでこの後もバタバタしそうだ。着実にやっていきながら、それぞれ結果を残したい。「結果」というのは、もちろん論文が第一。思えば、なんだかんだで片手くらいの論文をやりくりしている。進捗状況はさまざまだが。でも、自分(共著者も)の論文に追われるというのは、幸せなんだろう。
そういえば、Iさんがひみラボ感謝祭のポスターを仕上げてくれた。ひみラボのHPに掲載したので、是非ご覧ください。そして、是非お越しください。
2022年9月26日(月) 喉が嗄れた
喉が痛い、とか書くと、今のご時世は「誤解」を招くので、嗄れた、としたい。
で、その理由は、高校生対応。来学した高校生に、大学説明&模擬授業を対面で実施。考えてみれば、夏休みをはさんだため、長時間、大きな声を出すのは久しぶり。気合も入って?最初から飛ばし過ぎ、声を出し過ぎてしまったようだ。
その他、事務対応、メール対応に追われた。という具合に、月曜日は仕事にならない、、、じゃなくて、これが仕事か。
ま~、そうはいっても、やるべきことは着実に進めているので、善しとしよう。何事も前向きに。
2022年9月22日(木) アニメづくり
今日、真っ先に取り組んだのが、論文直し。ほぼほぼ仕上げの段階だ。。。と思ったら、読み直してみると、もっと情報を入れた方がわかりやすくなる、というか、レビュアーからの指摘が減る、ということに思い至り、急遽作図。QGISを使った図で、それなりに手間だったが、まずまず使いかたに慣れてきたこともあり、概ね順調に作業が進んだ。で、昼過ぎに第二稿が完成!共著者の二人に送った。
その後は、雑多な対応の後、ひみラボ感謝祭の準備。特に私が担当?するアニメづくり。当日は、会場の天井に映写し、「気分転換」をしてもらうためのものだ。これまでも作っていたのだが、今日は本格的に取り組んだ。でで、まずまずの進捗状況。とりあえず2本作製した。もちろん、アニメと言ってもパワポのアニメーションを駆使したものなので、紙芝居的なものだが。でも、主たる対象年齢層を考えると、これはこれでいいのかも。何にしても、今後も継続していこう。
さて、またもや連休。でも天気が悪そうだ。どこまで畑仕事ができるやら。秋野菜第二段を植えたいのだが。
2022年9月21日(水) 涼しい
台風が過ぎると、なぜか涼しくなった。台風直前がフェーン現象で扱ったので、ギャップが大きすぎる。
振り返ると、連休中は家のお仕事。その1つがDIY!薪棚の屋根を作り直した。まずは朝からホームセンターへ行き、資材を購入。で、家に戻って大工仕事を開始。木の棒で枠を組み、補強金具を付け、そしてトタン板を打ち付けていった。で、90×180の「屋根」が完成!まずまずの出来だろう。もちろん、見た目よりも強度を重視。そしてこれを薪棚の上に括り付けた。これまでは、薪棚の単管に直接トタン板を括り付けていたのだが、さすがにそれよりは強度は高いはず。で、最初の試練が週明けの台風は乗り切った。もちろん最大の敵は雪。どこまで耐えてくれるのだろうか。いい具合に進んだが、資材不足のため、残りの薪棚の屋根は、また今度作ろう。
連休中、それ以外は動物園へ。新しい動物舎が出来上がったとの案内をいただいたので、2回行ってきた。1回目は、同居人&ちび助sが全員で払っていたので、1人で。ゆっくりと園内を回り、動物写真を撮りまくった。講義とかの素材の確保だ。で、2回目はちび助3号と。こちらも楽しんだ。
で、連休明けもバタバタ。今日もバタバタ。時間が流れていった。
2022年9月16日(金) マリモ本格化
この研究に関しては、おそらく?かち合うことが無いと思われるので、オープンにしていきたい。それに、既に助成金をいただいており、1つの目的はその報告。そのため競争、という形にもならないだろう。もちろん、その先に論文化は想定しているが、論文の際のネタだけは伏せて置き、後はなるべくオープンで。あるいは、共同研究もやぶさかではないので、何かあればご連絡いただきたい。
で、昨日の段階で、一通りの計画の洗い直しは終わっていたので、今日は実践的なこと。特に遺伝子解析関連の下準備を行なった。さすがに実験再開、とはいかなかったが、今後の実験の進め方については具体的にまとまってきた。
だが、今日は朝からこれをやったわけではない。今日のあさイチで、今年の春に修了したI君から投稿論文原稿が届いた。これまでも何度かチェックしているので投稿が近いだろう。ということで、午前中はほぼこのチェックに費やした。そして、完成度はかなり高かったので、適宜コメント(with具体的な改訂案)をつけ、返却。整ったら投稿してもらいたい。内容はかなりいいはず。結果に期待が持てる。
さて、シルバーウィークなるものが始まる。さすがに遠出はないが、近場でいくつか行きたいところがある。と思ったら、台風が近付いているので、その対応にも時間を費やさないと。風で飛ばされそうなものが多々ある。その1つがブルーベリー。熟し始めているので、台風並みの風だと、実が落ちてしまいそう。ということで、雨が降る前に収穫してしまいたい。
2022年9月15日(木) 続きと発展
まずは、昨日の続きで、論文直しからスタート。
あさイチのスッキリした頭で、再度考察を読み直し。で、なかなかナイスな進捗。当たり前だが、やはり読み直しは重要だ。
そして、一通りまとまったので、英文校閲へ。これで一息つける。来週中頃に戻ってくるみたいなので、それまでは「寝かし」と同じ状況、ということで。
続いては、懸案だった事務対応。いざやってみると、そこまで難しいことではないのだが、その一歩が踏み出せない。それでも今日やるべきことは終わった。これを成し遂げれば、研究室がかなりスッキリするはず。でも、まだまだだが。。。
そしてその後は、今度こそ、マリモの再始動。全体計画を見直し、やることをまとめていった。で、今の結論としては、「兎に角、やること。手を動かすこと」。結局は、これに尽きるだろう。今日はここまでで時間になってしまったので、明日は実際に手を動かそう。まずは、手持サンプルのチェック。そして、文献の洗い直しだ。植物、ましてや藻類のこの手の研究については、ほぼ知識がないので、イチから勉強するつもりでやっていこう。そう考えると、新しいことをスタートするわけだから、楽しみでもある。
2022年9月14日(水) 新規解析方法の開発!、、、?
あさイチのお仕事の後は、自分(と共著者)の論文直しを本格化。いずれ飽きる(集中力が途絶える)だろうから、それまでやればいいや、くらいのつもりだったのだが、なんだかんだで帰宅時間まで。共著者からのコメント対応や追加解析、そして全体読み直しも一通りできた。だが、まだまだ満足いくものはできていない。明日、再度向き合おう。そしてAbstractを書き上げ、英文校閲に出したい。
で、その作業の最中、rice diagram methodという新しい解析方法を発明した!、、、、と言っても単なる誤変換。
ちょくちょく(?)、翻訳サイトのお世話になっているのだが、その際に翻訳されたものが上記方法。何のことかわかるだろうか。どうやら日本語入力の段階で誤変換があったようで、それが「米図法」。ようするに、ベイズ法の誤変換だ。でもやっぱりお米の解析だったら、巻(M)いては刈り取り(Cut)、巻いては刈り取り、、、MCMCが重要になるのだろうか。
2022年9月13日(火) 本格始動、いろいろ
今日のお仕事1つは、ひみラボ感謝祭の準備。これまでも準備を進めているので本格始動、ということでもないが、本腰を入れた(何が違うんだ?)。要するに、本番が近づいてきたので、焦ってきた、というところか。全体のイベントを総洗いした後、ひみラボホームページを更新。宣伝を更新した。同時に、学生にポスター作製の依頼やら、当時のプロジェクションマッピング!?で流すアニメ作成やら。
もう1つのお仕事は、若者の論文原稿チェック。昨日の続きだ。なかなかボリュームがあるので、時間を要したが、一通り読み終えた。で、返却で一息。
さらにもう1つのお仕事として、マリモ。本格「再」始動、といったところか。全体計画を見直し、練り直し。これからやることを具体的にまとめていった。といっても、こちらもすべてには手が回らず、今日は野外調査について、調査地の選定とか。
ということで、明日もまだまだ続く。
2022年9月12日(月) 「あの」シーズンがやってきた
時の流れは早いものだ。もう「あの」シーズンだ。
さてここで問題。「あの」、つまり今のシーズンに、帰宅時に居室を出た後、私がやるのは次のうちどれでしょう?
(1)踊る
(2)歌う
(3)念仏を唱える
正解は、、、(3)をやって悪霊退散!!、、、ではなく、(1)の踊るでした!
と言っても、ガチでダンスするわけではない。体を大きく、ちょっと早めに動かすのだ。なぜって、今のシーズン、暗いから。
つまり、部屋を出ると、廊下の電気が消えており、外は真っ暗。廊下の蛍光灯は人感センサーになっているのだが、反応が弱めに設定されている。そのため、そーっと動くと、反応してくれない。で、大げさに動くことで、私の存在を感知してもらうのだ。いや別に、私の影が薄いからセンサーが反応しないわけではない、、、と思いたい。
さて今日も盛沢山。会議後には事務対応をいくつか。そして午後からは学生が提出してくれたひみラボ感謝祭のイベント計画書のチェック。そして返信。でで、その後は論文原稿チェック。と言っても私の原稿ではなく、こちらも学生が提出してくれたもの。ということで、ジックリ読み進めた。が、分量が多い。今日中には終わらなかった。何とか明日には返却しよう。
これ以外にも今週から新規(本格的)に開始&再開するものもあるので、バリバリ、やっていこう。
2022年9月11日(日) こんなのでいい、こんなのがいい
私が好きなテレビドラマで、こんなセリフがあったような。
で、今日は朝から頑張った。買い物と家事の後は、庭仕事。午前中のうちに芝刈りを終え、午後は秋冬野菜の植え付け。思ったより暑く、体力消耗。それでもやり切った。
でで、その後は、「収穫」を行い、庭仕事終了。シャワーの後は、早めの一杯。その時のおつまみがこれ。
「収穫」したばかりのピーマン。バター炒め、塩コショウ味。美味かった。
2022年9月9日(金) 一週間終了
今週も終わってしまった。ただ今週は、そして今日も、デスクワークが中心で、締切仕事、依頼仕事に対応。結果、かなりのところが終ったのだが、その分疲れた。特に目が。。。
で、取りあえず科研費の初稿完成。事務確認のために提出。週明けに、スッキリした頭で、再度見直そう。
続いて、近々大学で開催されるイベントに、ひみラボ紹介のポスターを出すことになったので、その作成。実はこれは来週の仕事にしようと思っていたのだが、時間が有ったので取りかかり、、、こちらも大枠完成!で、やはり週末寝かそう。
その後、と言っても夕方になっていたが、論文直しに着手。でも本格直しまでの時間がないので、共著者二人からのコメントをチェック・整理しただけ。来週,本格的に直していこう。目指すは来週中に第二稿を仕上げ、共著者&英文校閲だ!
そして、週が明けたら、特に調査・実験関連で、いよいよ「マリモ」を再開させたい。これはこれで、なんだか楽しみ。
で、明日は氷見へ。こちらも楽しみだ。
2022年9月8日(木) 作図
昨日に引き続き、論文用の図を作成。論文を書く上で、やはり図や表が完成していないと、雰囲気が出ない。で、今日は主に最後に残っていた、そしてこの論文の中心となる図を作成。多くの情報量を盛り込んでいるので、それだけ対応すべき点が多い。
で、真っ先に思ったのが、情報量が多すぎ、白黒(グレースケール)だと表現が微妙。で、投稿予定の雑誌を確認すると、紙媒体でもカラー印刷代が1万円、となっている。これなら大丈夫、ということで、カラーの図を作ることにした。
が、色合いがなかなか難しい。出来る限りシックな感じで、と思いながら、それなり物が出来上がった。さらに、小さな「日本地図」を入れる際に、そこにも一工夫。環境アセスメントデータベースを活用して、論文(特に考察)でも関係が深い「情報」を盛り込んだ「日本」を作成した。
ということで、全体的になかなかナイスな感じ。私の図ではないみたい。ここまでくると欲が出る。『隠れキャラ』を入れたくなってきた。実は過去にも、国際誌に掲載された図の中で隠れキャラを入れたことがある。と言っても、隠れていないくらい大きいのだが。ちなみにそれは「ヤツメ」。ということは、この論文中では「アレ」を入れたいところだが。。。やり過ぎると怒られるだろうな。
何はともあれ、図が出来上がったので、これだけを共著者へ。本文改訂には、改めて取り組もう。
で、その後はオンラインで高校向けの学部説明会。
でで、最後はお決まりの科研費書き。こちらもあと一歩だ。そして毎年恒例、「何か通りそうな気がする」、、、でも、こう思ったときは軒並み撃沈。今回もそんな感じだろうか。
2022年9月7日(水) 執筆再開!?
朝から「締切」仕事に追われた。
まずは、溜まってきたメール対応。続けて、明日の高校対応のためのプレゼンづくり。こちらは毎回同じようなことを話しているようであり、微妙に内容を変えたり、整えたり。特に今回は、学部紹介と入試説明が別々の時間に設定されている。普段はまとめて話すことが多く、また当然ながら関連する内容も含まれる。そのため、重複を避けたり、内容が減った分は大学活動の話しを盛り込んだり、、、予想以上に時間を要した。
で、その後は会議の後に、論文書きを再開した!と言えば聞こえがいいが、文章に手を加えたわけではなく、図の作成。細かいところ、というかグラフが完成していなかったところもあるので、それらに対応。細かなグラフが沢山並ぶ図もあるので、こちらも予想外(予想通り?)の時間を費やした。で、あと一歩(図の話しだが)までできた。
そして最後の時間は、今日も科研費書類書き。一応、一通り書ききった。が、まだまだ感が半端ないので、明日以降、じっくりと読み直していこう。
2022年9月6日(火) データ解析
どこまで出来るか、気分が乗ってくるかわからないので、出来る範囲でやればいいだろう、と考えていたのだが、予想に反して、かなり進んだ。というか、ほぼほぼ出来た。
まずはアリルの確認。これは早々に完了。そして、基礎解析。使い慣れた解析プログラムを1つ1つ実施。結果もスッキリしたものだった。その次が、ちょっとやっかいだった「血縁度」の計算。だが、これもすんなり進んだ。そして、理論武装(というか、お勉強のやり直し)もしながら、結果を取得。こちらも案外面白い結果だ。へぇ~~って感じ。いい意味で。
ここまで出来ただけでも十分だったのだが、もう一歩、ということで景観遺伝分析にも着手。と言ってもIBDだけ。QGIS上で地点データを採り、久々にRを打ち込み、計算。で、Rが途中で止まってしまうので、打ち込み直し、、、でで、結果が出た。ま~、結果自体は「予想通り」ではあるのだが、これがちゃんと出たことは大きい。
ということで、気づけば夕方まで、ほぼほぼあっという間に時間が流れていった。ということで、そこから今度は文章書きをスタート。関連研究ネタの科研費申請だ。まずは細かいことを考えずに、書けること、書きたいことを書いていった。この辺は論文書きと一緒だ。後でいくらでも?直す機会はある。兎に角書かないと、直しようがない。というとで、ひたすら書き進め、短期集中、こちらも思ってた以上に書くことができた。明日には草稿が完成しそうだ。
結局、今日はこれ以外のことはほぼ、というか完璧にできなかったが、これはこれで、善しとしよう。
2022年9月5日(月) 一区切り
今日も実験を続けたが、今日で終了。一区切りした、というか、一区切りさせた。実験自体は、ハッキリ言って未完成。まだまだやり直しとか、試したい方法とかはある。が、キリがない、ということもあり、ここで一区切り。なんだかんだで、難しかった。当初は、そもそも結果が出ない、ということを心配していたが、それが杞憂であったので、安心した。が、今度は再現性に問題が。。。この手の実験の難しさを実感。それでも、一応のデータも出ている。明日はその暫定データを使って、暫定的な解析をやっていこう。
そして、今日から本格化した御仕事が、科研費書類書き。アイディアは十分もっているのだが、いざ文章にしていくと難しい。。。ま~、いつものことだ、とも言える。この手の文章書きは、筆が進み始めるとスラスラと。今日はそこそこ、そしてやや無理くり、文章を書いていった。明日はスラスラを期待しよう。
ということで、今週は実験やら論文やらの過渡期、とも言えそうだ。みんなで書いている論文もそろそろ再開したいし、次の実験もスタンバっている。だが、あまりに重ねてしまうと、どれも中途半端になってしまう。ある程度の交通整理をしながら、進めていこう。
2022年9月4日(日) 週末の過ごし方
久しぶりに、週末らしい週末を過ごした。
土曜日は、大学へ。。。って、いきなり、週末らしくないが。天気予報もイマイチで、家でも特段やることもないので、とりあえず行った、という感じ。
だが、目的が1つあった。それは大学ではなく、駅前へ。ということで、大学で一息した後に駅へ。そして用事を早々に済ませたのち、駅ビル?を散策。そして、欲しかったものをGET!それは、シリコンカップ。お弁当の副菜をいれるやつだ。実は最近、見かける機会が少ない。以前なら、近所のホームセンターに普通に売っていたのだが。おそらく、素材が医療器具の方に使われ、お弁当用は後回しになっていたのだろう。何はとまれ、GET!
そして今日は、これまた久々庭仕事。スッキリした。
2022年9月2日(金) なんとか乗り切った
なんだかんだで、バタバタと。そしていつものように、あっという間に、一週間が過ぎていった。
特に今週は、「御仕事」関連が目白押しで、どうしても時間をとられた。さらにその合間には実験を詰め、論文関連もいくつか。
実験も方向性が見えてきた。で、「難しさ」に直面。なかなか思うようにはいかない。だが、これはこれで、実験の根本的なところともいえる。そして、これも研究の楽しみだ。というくらいのゆとりは未だある。今週で終わりにしたかったが、もう少し残っているので、来週も続けよう。そして今の実験に一区切りをつけ、次なる実験に移りたいところだ。
ただ、来週はまたもや御仕事、というか、大仕事がある。科研費申請を本格化する必要がある。ネタはあるので、形にしていきたい。
2022年8月30日(火) 惨敗
実験が,ほぼほぼ惨敗した.改善点が多いようだ.やはりもっとじっくりと,丁寧にやっていかなければならないだろう.ということで,新規実験の方は,ゆとりができてからやることとして,当面は「目先」の実験をやっていこう.
一方で,「別」の御仕事が進んだ.対応すべき点はいくつか残されており,展開によっては,かなりの部分を直す必要がある.それでも,思ったよりは順調,といったところだろう.あまり時間をかけても仕方がないので,近いうちにサクっと終わらせてしまいたい.
で,もちろん,本来?の御仕事も実施中.
なんだか今日は(も?),包み込んだような書き方ばかりだが,ま~こんなものだろう.
ところで,久々の書き込みだが,ねこsは元気いっぱいだ.でも,やはり季節の変わり目を迎えているのだろうか.早朝,眠気覚ましにニュースをみていると,ねこ5号がやってきて,私のお腹の上に乗ってくる.寒さを感じているのだろう.なんにしても,お腹の上にいる間は,もふり放題なので,悪くはない.
2022年8月29日(月) 「世界最終課題」との格闘
何とも,山崎研の研究テーマもスケールが大きくなった,,,訳ではない.
今日の主な仕事は,前期講義の採点.で,その中で「生命の世界」という講義を担当しており,学生が提出してくれた期末課題(レポート)を採点した.で,何名かの学生が,「最終課題」とタイトルを付けていて,講義名と続いたためか,「(生命の)世界最終課題」なるものがちらほら...もちろん,タイトル云々で,成績には影響は無い.
当面は,成績付けが主な仕事になりそうだ.講義数も多く,そのすべてで期末課題を課している.それらを採点するだけでも時間を要する.さらに,講義によっては,講義中に小課題を課しているものや,質疑応答への取り組み具合を評価対象にしているものもあるので,それらをすべてチェックし直していると,結構な時間が...なんとか,締め切りまでに間に合わせよう.
と言っても,その合間を縫って実験も実施.採点ばかりやっていると疲れてくるので,いい気分転換になる.
で,実験自体は先週の続きなのだが,新たな手法に取り組んでいる.でで,その結果はというと,,,悪くはない.が,良くもない.要するに「正解」が分からない.とりあえずは,幾つかの方法を試すと共に,同じ条件での再実験を行い,結果の再現性の確認なども進めていきたい.これが上手くいけば,いろんな研究で活用できる.益々,研究テーマが広がりそうだ.
ちなみに,もう1つの仕事にも取り掛かった.こちらも時間をかけても仕方がないので,ちょっとした時間が有る今,やり切ってしまいたい.何の仕事かは,今日の書き込みを前回までと比べると,,,分かる人には分かるだろう.
2022年8月26日(金) あっという間
気が付けば金曜日。あっという間に1週間が終ろうとしている。やはり、実験をやっていると、時の流れが速い気がする。
ということで、今日も朝から実験。そして、第一段階が終った。で、結果はというと、上々!ということでいいだろう。歯抜けデータはあるが、一通りの結果は得られた。そして、おそらく、個体識別も可能となったであろう。上出来だ。だがこれで終わりではない。来週も継続の予定。昨日も書いた通り、精度向上が主目的だ。試薬在庫のチェックはできたので、まずは取り組んでいきたい。
でも来週は、教務関連の御仕事、要するに課題採点が待ち構えている。それも山のように。時間配分を上手いことやっていきたい。
そして今日の午後には、マリモ調査。と言っても、思っていたよりも「藻」が生えていなかったので、毎月恒例の水質調査で終わってしまった。それでも、帰ってきてからデータ入力をしていると、「特徴」も浮かび上がってくる。取りあえず、冬まで継続しよう。そして、タイミングを見ながら、実験の方も進めていきたい。
さて明日は、お休み。なんだかんだで疲れが溜まったので、ゆっくりしよう。
2022年8月25日(木) 今日も、なんだかんだで
大忙し。「御仕事」があったので、仕方がないが、それ以外は、自身の研究に費やした。
まずは、今週力を入れいている実験。やっていることは「個体識別」だ。現在のところ、上手くいきそうな感じ。もちろん、データ自体の再現性のチェックとか、まだまだ実験が必要だが、悪くはない。というか、そもそも、箸にも棒にも掛からないのでは、と思っていたのだが、そんなことはなかった。案外、行けそう。
基本的なところをクリアできたとするならば、次は精度の向上だ。それも、出来る限りお金をかけずに。もちろん、これ自体が大切なことだが、個々がクリアできれば、他の生物でも応用でき、活用範囲がグッと広がる。とはいえ、個体数が多すぎる生き物だと収拾がつかないので、「温血動物」あたりが対象となるだろう。でも逆に、個体数が少ない生物(それが住んでいる地域)を対象とするならば、これまた研究の幅は広がるだろう。もちろん、興味のあるテーマは多いが、その場だけで終わっては「夏休みの自由研究」になってしまうので、しっかりとした論文になるようなネタ作りと、データ採りが必要だろう。何にしても、当面は今の実験を続けていこう。
と思っていたところで、先に投稿した論文の返事が来た。結果は「要改訂」。ま~、こんなところだろう。コメントが沢山あったので、こちらも着実に対応していきたい。そして、あまり時間を掛けたくないところだ。が、来週にかけてやることは目白押し。時間配分を考えて、やっていこう。
とか言いながら、明日はマリモ調査。藻類も繁茂している時期だろうから、そろそろサンプルを集めていこう。解析自体は、「秋」に集中して行っていきたい。で、ついで?に、遠征もしたいところだ。
2022年8月24日(水) なんだかんだで
時間は流れていく。気が付けば、お盆明け3日目が終ってしまった。この間、何かをやっていたような、そうでもないような。
一応今日も、実験が中心。昨日に続いて、抽出、PCR、RUN。一応、最低限の個体の抽出は完了した。ただ、同一個体のサンプルが複数残っているので、今後の結果次第だろう。PCRとかは、まだまだなので、着実に進めていくことが必要だろう。
その他は、事務仕事関連が諸々だったのだが、思い出したように論文にも取り掛かった。といっても、例の「寝かし」中の論文なので、本文とかではなく、作図。これが時間がかかる。ひたすら、エクセルなどなどで作業を進めていく。一応、欲しいグラフは書けているので、着実に進めていくしかないだろう。でも、まだ半分も終わっていない。。。
来週は、成績評価関連で時間を要するので、実験やら、論文やらは、まずは今週、できるところをやっておこう。
2022年8月23日(火) 実験再開
朝から実験。本格再開だ。
まずは肩慣らし程度に、と思っていたのだが、結果的に、抽出、PCR、そして3500RUNまで実施!
だが、結果については、可も有り、不可も有り。ちょっと「雑」になってしまったかもしれない。サンプルはまだまだあるので、明日以降は「丁寧」にやっていこう。
何にしても、通常よりも失敗しやすいサンプルを使っているので、繰り返しの実験が必要になるだろう。全体のサンプル数は多くはないので、1つ1つ、やっていく方がいいだろう。
それ以外は、レポート採点やら、事務対応やら、ひみラボ感謝祭の準備やら。なんだかんだで、あっという間に時間が過ぎて行ってしまった。明日は「御仕事」があるが、それ以外は今日と同様にやっていこう。
2022年8月22日(月) お盆明け
このお盆は、全体的にゆっくりと過ごした。天気の悪い日が多く、その合間の晴れた日に、どうにか庭仕事。今の時期は草ぼうぼうなので、ほんとうに、どうにか形を整えた、というところ。それ以外は近場のお出かけと、あとはノンビリ。完全に、体が鈍ってしまった。
で、今日はお盆明け。バリバリやった、ということにしよう。でも、主な御仕事が、やはりコロナ対応になってしまう。このご時世なので、予定していた夏のイベントのいくつかが延期や中止。ま~、仕方がないだろう。参加学生の間でコロナ感染とかは、目も当てられない。それを避けるための決断も必要だ。
でで、自分の研究はと言えば、実験、の準備。明日から本格始動だ。今のタイミングは、論文の寝かし期間が続いているため、丁度時間がある(もちろん、御仕事もあるが)。この2週間くらいで、短期集中、結果を出してしまいたい。そしてそのネタは、生態学会での発表を目指そう。だが、さすがに論文にするには物足りない。それに、もっとデータを重ねて、いい論文にしたいところだ。
ということで、ぼちぼち再始動した一日だった。
ということで、今日の御仕事終了、と思ったら、I君のアライグマ論文が、掲載された!めでたい!!
2022年8月12日(金) お盆前
大学では、これからがお盆休み。少しはゆっくりできるだろうか。というか、やることなさすぎて、飽きてしまうかも。庭仕事をしたいが、暑いだけかも。あるいは、天気が悪そうだし。
ま~、それはそれとして、その前の御仕事を概ね終わらせた。何といっても、
初稿完成!
有言実行、ということにしよう。仕上がり具合は、まずまずか。現時点では。
ただ、本文(アブスト除く)は形になったのだが、図表、特に図がまだまだ。仮の図を作って、共著者に送った。ということで、本文の方は「寝かし」に入ったのだが、図表は作り続けたい。で、今日の後半も作図。特に、MaxEnt関連で悪戦苦闘。地図上へのプロットは、QGIS様様で何とかなりそうなのだが、問題は各変数の反応曲線。図としては出力してくれるのだが、自分の好きなように作図しようと思うと苦労する。それでも、どうにか反応曲線については、生データを見つけ出すことができた。が、100回の反復計算をさせていると、生データファイルも100個ある。それも、変数ごとに。。。作図のために、それらデータをエクセルファイル似まとめていく必要があるのだが、これが四苦八苦。おそらく、Rやら、Pythonやらを使い慣れている人ならすぐなのだろうが、私にとってはネット情報を見ても難しい。ということで、結局は1つ1つ、ファイルを開いて、コピペして、、、を繰り返した。が、いかんせんファイルが多いので、今日は1つだけグラフができた。それでも、お手本の図と同じになったので、上々だろう。今後、時間があるときに、ちまちまやっていこう。でも、ROCカーブの図はどうしてもできない。こちらは「裏」の図なので、出力されたものをそのままでもいいのかも。
何はともあれ、疲れた。特に、目が。休みの間は、目を休ませよう。
2022年8月10日(水) ひみラボ実習
今日はひみラボで高校生向け実習。みんな一生懸命取り組んでくれた。もちろん、お手伝いしてくれた学生2名の頑張りにも感謝。これで、高校生向けの実習は終了。あとは、9月の臨海実験と、10月のひみラボ感謝祭だ。お盆明けに準備を本格化しよう。
そして今日も、ひみラボに行く前の「朝イチ」に論文書き。イントロを肉付けしていった。そして、文献追加や、内容の整理などもできたので、書き上げた文章量以上に、仕事が進んだ、というところだろう。
明日はお休み、というところだろうか。
2022年8月9日(火) 講義終了
今日の1限の進化生態学をもって、前期の講義が終了した。長かったような、早かったような。もちろん、この後課題の採点などが残っている。そして、講義としては、夏の臨海実験も残っている。まだまだではあるが、取りあえず、ほっと一息。と行きたいところだ、直近では明日の高校生実習があるので、もう少し気が抜けない。
一方で、講義が終ったからと言って、楽になる、という訳でもない。ま~、楽になる、とも言えなくはないのだが、兎に角、やることは沢山ある。で、その1つが論文書き。今日も空いた時間を有効活用して、論文のイントロ構成練りを終わらせた。そして、英文化も少しずつ。でも、まだ途中段階ではあるが、考察がやたらと長かったことに比べると、イントロが短い気がする。すべてにおいて、端的に書いているのが原因ではあるのだろうが。ま~、何にしても、まずは初稿を完成させることだ。その上で、寝かして、リフレッシュして、共著者にもコメントをもらって、再度直しに取りかかればいい。いつもの論文書きの基本だが、兎に角、書くこと。これに尽きる。何とか、お盆前には、仕上げてしまいたい。
2022年8月8日(月) お盆前の一週間
大学のお盆休みは来週なので、今週はしっかり御仕事。
学期末なので、5限の教養講義は今日で最後。なんとか、やり切った。それにしても、いろんな学生がいる。ず~と、周囲で話しをしているような学生も。私も気になるが、周りの学生はどうなのだろうか?以前は、某大学に非常勤講師に呼ばれたときは、そういう学生をどなったことがある。が、今回はそこまでは。あるいは、専用の機械で出席登録をしただけで、出ていく学生も少なくない。いずれにしても、高い授業料を払っているのに、もったいないとは思わないのだろうか、とついつい貧乏根性が出てしまう。その一方で、一生懸命聞いてくれる学生もいるので、当然ながら其方に目を向けて講義を続けた。そして、無事?に終了。あとは、明日の講義だけだ。
その前に時間があったので、まずは明後日の高校生向け実習の準備。ひみラボだ。それから、臨海実験の下準備。コロナ対応で、いろいろと考えないといけない。
で、それ以外の時間は、論文書きに専念、、、と行きたかったのだが、なかなか集中できない。悪い癖で、時間があると、のんびりしてしまう、というところ。今日はイントロ。書くべきことをまとめていった。概ね方向性は決まっているのだが、以前の作業から少し間が空いてしまったために、参考文献の列挙とかに時間がかかる。文献の内容をぱっと思い出せなかったりするので、再度PDFを開いて、、、などなどやっていたら、時間だけが過ぎていく。今日はここまでだが、明日も時間を作って取り組もう。そして、なんとか今週中、つまりお盆前には初稿を完成させ、「寝かし」に入りたい。もちろん、この間に共著者にもみてもらいたいので、それなりの状態には仕上げたいところだ。
2022年8月6日(土) オープンキャンパス
何年ぶりになるのか、オープンキャンパスが対面で開催された。もちろん、コロナ対応のために、小グループに分けたり、人数制限をしたり。取りあえずは、無事に終了。
私は、ミニ講義を担当。4回は多かったが、それでも毎回受講者は違うし、人数は程よい感じだし、みんな真面目に受講してくれたので、遣り甲斐はあった。終わった後の達成感、というか、安堵感、というか。でも、汗だく。
その合間に、久々の論文書き、と思ってファイルを開いたのだが、さすがに多くを手掛けることはできず、なんとなく、これまでを見直した感じで終わってしまった。現段階で、考察まで終わっている。というか、後残すはイントロだけ。そもそも、考察が書けているのだから、それに対応するイントロを書けばいいだけ。そして、書くべきことは列挙してある。ということで、来週中、つまりお盆休み前に、なんとか形にして、「寝かし」に入りたい。あるいは、形が整っていれば、共著者に投げたい。もっとも、講義や来週も実習などなどがあるので、時間との勝負だが。
2022年8月4日(木) 第一段階,クリア!
本日は,アカデミックインターンシップを担当.ついに,実施できた!そして,まずまず順調に終了.結果の方は,,,ま~こんなものだろう.我々でも,何回も実験を繰り返して,慣れを伴い進めていく物だ.この辺の難しさが,面白さと感じてもらえるといいのだが.
それにしても,実験よりも,外の「嵐」の方が気になった.珍しく昼間から雷,そして雨.こっちの方が,大変のようだ.
何はともあれ,第一弾終了.次は,週末のオープンキャンパス.でも,プレゼンの方は一通り完了.もちろん,ポスター印刷も終わっている.ということで,こちらはやや落ち着いて対応できそうだ.
そして次なるは来週の「ひみラボ実習」.地元高校が対象だ.内容はアカデミックインターンシップと関連するのだが,微妙に違うところも.着実に準備を進めていこう.
何にしても,しばらくは高校生対応が多そうだ.だが,頼まれ原稿チェックもあったりするので,諸々進めていきたい.
2022年8月3日(水) 準備は続くよ,どこまでも...
今日も朝イチで講義.基礎生態学の15回目.先の土曜日にも補講があったので,なんか変な感じ.それでも,無事に?終えることができた.15回,やり通した.
が,ほっと一息つく暇もなく,次なる御仕事.明日の準備だ.明日は,アカデミックインターンシップを担当.コロナのために,実に2年間延期になっていたので,ようやく実施,というところだ.で,昨日に続いて,予備実験を実施.なんとかなった.ということで,試薬類とか,細かい物品とかの準備.これらが終った段階で,夕方.疲れた.
さらに,来週の講義の準備も.どれも最終回なので,通常の講義に加えて,期末の課題設定などがあり,気が抜けない.結局,今日の段階では,1つが仕上がったところまで.もう1つあるので,明日以降やろう.と言っても,週末にはオープンキャンパスがある.そこではミニ講義を担当.ミニ,と言っても1コマ40分あり,これを4回廻す.え~,と思うが,この時間配分を決めたのは私自身なので,頑張って乗り切ろう.ちなみにこのスケジュールも去年決めたのだが,去年はコロナで実施せず.つまりこのスケジュールは今年が初めてなので,果たして4回も体力が持つのだろうか...
何はともあれ,まずは明日,頑張ろう.どうせなら,楽しもう.
2022年8月1日(月) 講義&準備
今週から、高校生対応が目白押し。
今日の1つ目は講義×2。オンラインで対応。
続いて2つ目は、実習準備。アカデミック・インターンシップなるものだ。実は、過去2年間、担当していたのだが、その都度コロナで延期。今年は開催することになりそうだ。今のところ。ということで、概ねの準備ができてはいたのだが、いざ本番が迫ると、準備不足が露呈。マニュアルを再度確認し、全体の流れも。そして、プレゼンづくり。DNA実験なので、待ち時間が沢山ある。その合間、合間にプレゼン時間を入れる予定。そして、なんとか目途はついた。
で、一安心もつかの間、月曜5限の講義へ。外来生物などなど、話しをしてきた。何とか乗り切った感じ。でも明日も、講義や実習準備などなど、まだまだ続く。
2022年7月30日(土) バタバタ
タイトル通り、バタバタと過ごしていたら、気づけば前の書き込みから一週間が過ぎていた。
で、今日は休日出勤。理学部の補講の日だ。そして、以前、入試か何かで休講にしてた分の基礎生態学の講義。でで、それが朝イチに終わった後は、またもやバタバタ継続。調査許可関連やら、サンプル対応メール攻勢やら。
そして同時に、夏の高校生実習の準備も。でもこれが、なかなか地に足がつかない、といった感じ。今のご時世ではあるのだが、実施の方向で動いている。う~む、大丈夫なのだろうか。準備は粛々と進めてはいくが。早くも来週2つ(+オンライン)ある。やるだけやっていこう。
ちなみに、バタバタの中でも、合間を見て、というか時間を作って論文書きは進めている。まずまず、というところか。
2022年7月22日(金) 会議と講義の合間に
今日は、1限、2限、5限に、会議やら、講義やら。そしてその他にも学生面談などなど。
もちろん、それらをしっかりこなし、残った時間は論文と格闘。今やるべきは、追加解析を仕上げること。
ということで、昨日からの続きで、QGISを立ち上げ、データの吸い取りから。解析自体は、春の学会準備の時にやっていたが、久しぶりなのでほぼほぼ忘れている。当時のメモを見ながら、少しずつ、頭を元に戻していった。で、MaxEntの結果に対して、QGIS上でデータをとり、それをRであーだ、こーだ、と解析。解析。。。
でで、なんとか出来た。いくつかの解析があったのだが、1つが出来ると、後ははやい。とりあえず、追加解析はすべて?完了。これであとは、論文を書くだけ。まずは、結果を書こう。
っと、行きたいところだが、やはり時間が無く、今日(今週)はこれで終了。来週も時間をつくって、書き進めよう。
2022年7月21日(木) 久々のフリー
久しぶりに,スケジュール上に予定がない一日.そして,昨日は少しバタバタしたことも有り,調査計画とかも組まなかった.
ということで,まずは論文書き.と言うか,前回の続きで,追加の解析.で,解析自体は上手くいき,前回の課題を克服.MaxEnt絡みなのだが,生データがなく,論文の作図に難がある.ということで,QGISを開いて,ラスタ計算などなどをやって,何とかなりそうだ,と思ったところで,実は欲しかったデータファイルがあることに気づく...午前中に費やした時間は何だったんだろうか...ま~,研究とはこんなものだが.何はともあれ,論文としては,一歩前進,としておこう.明日からは(時間のある時に)バリバリに本文を書いていこう.
で,午後は夏のイベントの準備.こちらはこちらで,進めておく必要がある.ただ,コロナの影響で開催が怪しくなってきたイベントもあるが,とりあえず,やっておいた.各イベントのスケジュール練りとか,実習のためのオートクレーブとか.まずまずの一日.
2022年7月19日(火) 夏が始まった!
既に暑い日が続き,当然ながら夏なのだが,私の中の夏が始まった.というか,毎年の夏のイベントに向けて,準備を本格始動.
特に,高校生向けのイベントが盛沢山.7月,8月で,4つはある.毎年恒例のものもあるので,概ね方向性が見えていたり,去年も準備したから大丈夫だったり,,,と思ったのだが,いざ準備を始めると,大変.1からやり直し,とまでは行かないが,当然ながら去年と今年とでは状況が異なり,それに応じた新規の準備や計画の練り直しが必要だ.
ということで,そういう御仕事を今日から本格化することにした.ま~,方向性をある程度確認できれば,あとは片手間?の準備をしながら,別のこともやっていけるだろう.
で,別のことというと,調査と実験は,諸々の理由も重なり,一息ついているので,当然ながら論文書き,ということになる.でで,当たり前だが,どんな論文も手を抜けない.いざ書き進めると,いくらでもやることは出てくる.特に,文献チェックは切りがない.でも,できる限りやっていきたい.
それはそうと,今日は火曜日.で,月曜日,,,の時間割.分かってはいるが,なんか実感が湧かないというか,調子が出ないというか.予定目白押しだったこともあり,なんとなくフワフワして過ごしてしまった.今週,来週と,中途半端に時間が有る.こういう時は,ついついダラダラを過ごしてしまうので,やることをビシッとやって,空いた時間で論文書きを進めよう.
2022年7月17日(日) 悠々と
連休。これといってやることがないので、公約通り庭仕事。特に、昨日の日中は、気温もそこそこ、草も乾いていたので、雑草刈りにはもってこい。
で、頑張った。特に、最近は草刈りをさぼっていたので、ぼうぼう。畑回りの草を刈り、続いて、薪棚周辺も。かなり、すっきりした。
でで、庭の真ん中あたりで作業していると、今ほどすっきりさせた草の上を、動くものが。。。なんと、
ネズミ!
多分ドブネズミだろう。大きい。で、逃げない。
私のことは気づいているのだろうが、悠々と、餌探し。写真を撮れるくらいにのんびり歩いていた。が、さすがにカメラを取りに行く時間はなかった。で、庭の外へ。
これまでもいたのだろうが、我が家でみたのは初めて。悪さをしないといいのだが。
ちなみに、この書き込みのあいだ、私の右手は、ねこ5号が、しっかりホールド。ごん寝中だ。かわいいけど、動けない。。。
2022年7月15日(金) マテメソ完成!、、、?
取りあえず、現時点では書き上げた。続いて結果へ。だが、いざ結果を見直していると、ちょっとした解析のやり直しや追加が必要かも。というか、そもそもどんな結果だったか、どこまでのネタを今回の論文で扱うか、などを再度見直し。そして、当然ながら?それに応じて、マテメソの書き直し(基本は追記)が必要になりそうだ。ま~、こういうことを繰り返しながら、論文書きは進むものだ、ということにしよう。何にしても、順調と言えば、順調。
それ以外は、講義関連やら、メール攻勢やら。
さて実験の方はどうしようか、と考えると、昨日書いたように、しばらくは遺伝子実験の方は大人しくしておいた方がいいかも。もちろん、ほとんどの実験で手法は確立しているので、手持サンプルの抽出やら、PCRやらを進めてもいいのだが。でもやっぱり、最後の出口(シーケンサー)が見えないと、イマイチ乗ってこない。
で、ふと考えると、遺伝子以外にもやることが無いわけではない。例えば、タテマリ。助成金の関連で、形態観察も必要だ。種間比較などをする予定だが、形態的な違いはほどんどない感じ。でも、それはそれで、「違いがない」という結果を示すことが大切だ。それにせっかくなので、もっと生物学的なこともみてみたい。単純に、どうやって成長していくのか、とか。となると、ほぼほぼ、夏休みの自由研究で行う観察日記のようになりそうだ。ま~、観察こそ、研究の基本。悪くはない。
気付けば連休だ。で、予定なし。幸い、来週の講義準備も一息ついている。でで、明日はそこまで気温は上がらないようだ。となると、庭仕事に決定!
2022年7月14日(木) 先送り
今日は朝一で、共通利用機器のメンテナンス。で、そこで使った試薬を、新規に発注したら、なんと在庫不足。。。今ある試薬だけで、当面はやりくりしないといけないようだ。当然ながら、若者達の実験に支障が出るのは困る。となると、私の実験の進め方を見直した方が良さそうだ。ということで、実質的に、いくつかの実験を先送り。残念だが、仕方がない。そして、その分の時間を論文書きにぶつけよう!
が、今日は論文書きではなく、野外調査。ほぼ、毎月定例になってきた。幸い、調査中は雨に降られず、気温もそこまで高くない。が、蒸し暑い。
そして久々に、ウェーダーを履いて、川の中でお魚探し。この作業の間は、涼しい。が、川から上がると、もわっとする。。。そして、収穫が乏しかった。
ということで、明日からは論文書きをさらに本格化していきたい。そして、夏のイベントの具体的な準備も。実験が無くなっても、やることは盛沢山だ。
2022年7月13日(水) カツ!、、、?
今朝、論文を投稿した。で、恒例の「カツ」を食べようと思い、大学生協の購買でいつも買っているカツサンドを、、、と思ったら売っていない。品揃えが変わってしまったようだ。で、代わりに何か、と探したのだが、、、カツっぽいものがない。で、結局チキンサンド。う~む、大丈夫だろうか。ま~、美味しかったが。
で、それ以外は講義の時間は、講義やら、来客対応やら、会議やら、またもや講義やら。自分の時間はほとんどなかった。
でもその合間に、ちょっとした研究のアイディアが浮かんだ。上手くいけば、卒論ネタにはちょうどいいかも。そもそも、最近ちょっとした工事が身近なところで行われており、それに関連するテーマだ。もちろん内緒。諸々内容を詰めていく必要があるので、時間のある時に取り掛かっていこう。
何はともあれ、論文が1つ片付いたので、今後は次なる、というか既に書き始めている論文をさらに本格化すると共に、実験の方も進めていきたい。でもその前に、明日は野外調査。天気は何とかなりそうだ。暑さもそこそこ、頑張ろう!
2022年7月12日(火) 豪雨を縫って
今日の午後は外出.心配なのが天気.予報を見ると,局所的に豪雨の場所があり,時間と共に動いている.
で,最初の目的地である「立山」には,うまいこと豪雨を縫って,というか,豪雨を追いかける形で到着.幸い,作業中は小雨程度で済んだ.が,その前に雨が降っていたため,水路の水が溢れんばかり...さすがにこれでは「水質」の測定はできない.ということで,定点のいくつかは測定できなかったが,ま~,仕方がないだろう.そしてもちろん,「採集」も無理.こちらも仕方がない.そもそも今日は次の予定があったので,採集は考えていなかったし,良しとしよう.
でで,次なる目的地は「魚津」.こちらも無事に到着.そして,御仕事も無事?に完了.さて帰るか,と思ったら,豪雨(悲).駐車場まで歩いただけで,全身ずぶぬれ.車のエアコンで乾かしながら,大学に戻った.
そして,大学に戻ると,投稿準備中の論文に関する「諸々」の返事が届いていた.これで情報はすべてそろった.一通り盛り込んで,「完成!」の一歩手前.共著者に最後のチェックをお願いするためにメール送信.これで,今日のところは一安心.と思ったら,1つ抜け落ちていた.行番号をつけ忘れていた.ということで,共著者の皆さまへ「行番号,付けました!」
2022年7月11日(月) 創作料理?
大学での楽しみの1つと言えば,お弁当の時間.昔と違って,カップラーメンと一緒に,ということはなくなったが(太るので),お弁当の中身はいつも楽しみ.
で,お弁当箱を開けてみると,今日の副菜は「卵サラダきんぴら和え」だった...って,単に「卵サラダ」と「きんぴら」が混ざっただけだった(悲).なんとか分離させ,それぞれ美味しくいただいた.ちなみに,いつものことだが,作っているのは私.最近は,家族がほぼ全員お弁当を持っていくので,毎朝の日課だ.もっとも,朝だけではさすがに時間がないので,副菜(基本2品)は前日に作っておく.昨日は日曜日だったので,やや手間のかかる2品だったのだが...
さて大学では,論文作業が2つ.まずその1として,投稿準備に向けた作業を進めた.データを登録する作業など,予想以上に時間がかかった.結局,午前中ほぼいっぱい使ってしまった.
午後は,御仕事もろもろをこなしていたら,時間が無くなってきたので,予定していた実験は延期.その分,論文その2に取り掛かった.こちらはマテメソ書き.始めて書くネタだったので,四苦八苦からの,右往左往.それでも着実に書き進めていった.
で,夕方は教養講義.2回目なので,だいぶ勝手がわかってきた.ぱっと見,受講者が減ったような...ま~,その分,みんな真面目(そう)だったので,良しとするか.でで,汗だくになりながらも,話続け,概ね順調に終了.
さて明日は,講義と調査と会議の予定.行程と時間との関係で,スーツを着たままで水質調査,とかになりそうだ.
2022年7月9日(土)朝
敢えて、タイトル無しにしたい。世情を鑑み、様々な思いを込めて。
さて、一昨日、昨日と、拘束時間が長かった。特に、午後はほぼほぼ座って過ごした。
一昨日は研究発表会。午前中に、事前に決まっていた高校生対応があったので、午後の発表会にはオンライン参加。自分自身の発表もあったが、大半は他の研究者の発表を拝聴。どれも興味深いもの。ただ、全体に土木系寄りの発表会だったので、自身の研究に対するコメントをほとんどもらえなかったのが残念。
で、昨日の午後は、助成金の目録贈呈式および前年の成果発表会。こちらも、13時から17時まで、ずっと座りっぱなし。前日にもまして、話(成果発表)の内容は多岐に割ったった。でも、工学系の話とか、案外(失礼)面白かった。高速道路の断面写真が出てきて、普段見ないものだったので、素直に「ほ~」と興味津々。でもそれ以上に、その断面が驚くほど滑らか。どうやって切った?削った(磨いた)?と、完全に素人目線。そう考えると、私の発表も予期しないところに興味を持たれていたりして。
でもその一方で、???となってしまうようなお話も。。。テーマの良し悪しではなく、プレゼン自体が気になった。普段取り組んでいる分野とは、全く異なる分野の話だったのだが、こんなものなのだろうか。。。
何はともあれ、拘束時間が長かったため、空いた時間は有効活用。特に来週の講義準備がまだできていない。そこで、昨日の午前中はその準備、と思ったのだが、何か乗ってこない。というか、論文書きを進めたい!という思いが朝から強かった。で、まずは論文書きにとりかかり、どうせそのうち飽きてくるだろうから、そうしたら講義準備に取り掛かろう。ということで、論文書きスタート。
でで、気づけば昼前。マテメソと結果を同時進行で書いていったのだが、結構書けた。そして、飽きなかった。結局、論文書きはそこそこ進んだのだが、講義準備は全くできず。。。週末残業だ。
2022年7月6日(水) 王道
論文書きに,本格的に取りかかった.そして王道に従い,マテメソから書き始めた.そして,それに対応するように,結果も書いていく.当然ながら,結果はでているので,マテメソも書くことは決まっている.だから,書ける.で,書けるところから書いていく,これが王道.
だが,いざ書き始めてみると,結果を改めて見直したり,昔の解析ファイルを開いてみたりしながら,着実に進めていく必要がでてくる.ここは無理に慌てずに,丁寧に1つ1つ,お堀を埋めながら進むべきだろう.
それでも,着実に作業が進み始め,「数行(もっと?)」は書けた.今後も着実に,でも短期集中で,書き連ねていこう.
もっとも,ここでいう「短期」とは,1日の時間の中で,空いた短い時間(短期)を無駄なく使っていく,ということ.今,頭を使いそうな仕事はこれくらいなので,常に論文書きに意識を集中しておこう.
が,頭を使わない(訳ではないが)仕事は沢山降ってくる,湧いてくる.本日の講義やらガイダンスやらは無難にこなしたが,明日の高校生対応が,模擬授業を担当する,と思っていたら,その前の大学紹介も担当することが判明.で,大急ぎでスライドを整えた.幸いにしてこれまで使ったスライドがあったので,それを明日用に組み替えていった.なんとかなりそうだ.だがこれで明日の午前中は潰れそう.そして午後は研究発表会.オンラインなのが幸い.自分の発表以外は内職を,,,ではなく,しっかり勉強をして,時間外に論文書きを進めていこう.
2022年7月5日(火) 大きく進展
今日は朝一で講義.お決まりの進化生態学.ちょっと熱が入り過ぎ,早口になり,準備した講義内容がかなり早めに終わってしまった.そういうことも想定して,「おまけ」のスライドを用意しておいてよかった.なんとか時間をつなぐことができた.
で,その後は研究に没頭.そして進展.特に昨日から続けている実験の方で大きく前進.これまでも手掛けていたテーマではあったのだが,実際に結果が出るかは未知数だった.が,昨日・今日と行なった実験で,これまでの懸念を全て払拭するかのような結果が.今回の具体的な成果は,実験方法が確立したことなのだが,その際の「工夫」が,これまでの固定概念をたたき割るようなもの.そうか~,それでいいんだ~,と,考えてみれば,何とも当たり前ともいえるのだが.何はともあれ,このテーマも俄然面白さが増してきた.
が,その一方で困ったことも.他にもやるべきこと,やりたいこと(特に研究)が盛沢山.いつものことだが.
特に,研究室内共著の論文を「本格執筆するぞ!」と,今朝みんなに宣言したばかり.う~ん,さすがにそちらを優先すべきだろう.でも,上記の実験も取りあえずは「作業」の過程にはいったので,論文書きと同時進行もできなくないだろう.どちらも「夏休みの宿題&自由研究」ということになりそうだ.
2022年7月4日(月) 久々の教養講義
単発では行ってきたが,複数回の連続講義は久しぶりだ.今日は初回.当初指示された講義室に入り,学生さんに聞いてみると別の講義の部屋だと判明.急いで事務に行き,確認すると教室変更.一番広い講義室だった.
で,久しぶりなので,疲れた.すべてスライドで流し,文字スライドに関しては,事前に配布してあるので,特段のノート取り時間は設けなかった.結果的に,ひたすら話し続けることに.
それに対象学生は,全学に及ぶ.受講生の顔を見ただけでも,興味の濃淡や,理解度の高低に違いがあることがわかる.となると,非常にやりづらい.話をどこに合わせればいいのか,あるいはどの辺に目配りをすればいいのか,がほぼわからないまま,用意したスライドを時間いっぱい話し続けた.来週は少しは慣れるだろうか.
それ以外,というか,5限の講義だったので,それまでの時間は,先週末からの続きで,プレゼンの作成やチェック.一通り終わった.
そして,実験.今日も順調.というか,時間があるところに作業を詰め込んだ感じ.特に今週は後半にかけて忙しくなる.今のうちに,やることやっておこう.
と言うことで,明日も講義と実験が中心か.で,そろそろ生態学会ネタを論文化しなければ.今日も少しは見たのだが,ほぼ進まず.ノンビリはできない.兎に角書いて,共著者に直してもらう,と言うくらいの気持ちでやっていこう.
2022年7月1日(金) ひたすらスライドづくり
今日は,来週の講義・プレゼン準備.来週も講義などなどが続く.
お決まりの進化生態学と基礎生態学に加えて,月曜日に教養講義の担当が始まる.5回分ある.すでに,粗方のスライドは整えているのだが,直前に再度見直し.
そして来週は,臨海実験のガイダンスやら,高校生向けの模擬授業やら,さらには研究発表会やら.プレゼン祭りだ.
ということで,ひたすらスライドづくり.合間に講義やゼミ.で,一日が終った.
この週末も暑そうだ.だが,庭の雑草が伸び始めており,危険ゾーンに入った.何が危険かって,伸び伸びになると,「アレ」が接近しやすくなる.夕方とか,少しでも涼しい時に,刈ってしまおう.
2022年6月29日(水) ひみラボ感謝祭!
コロナのために,2年間開催できなかったが,今年は開催が決定した.『ひみラボ感謝祭』だ!!
日程は,10月9日(日).場所はもちろん,ひみラボ.
丁度,ひみラボ水族館オープンの10周年でもある.盛り上げていきたい.
ということで,昨日はその参加学生さん達を集めて,1回目の打ち合わせを行なった.1年生から修士まで,多くの方に集まっていただき,その後も追加登録者の連絡もいただいている.
先ず今やってもらいたいことは,イベントの企画.もっとも,そこまで大げさに考える前に,アイディアを出してもらいたい.そのアイディアが実現できるかどうかは,みんなで考えていくとして,従来のような内容もいいのだが,若い頭で考えた斬新なアイディアに期待だ.
私も年老いた頭で,いろいろ考えている.その1つ,感謝祭のオンライン中継.Zoomを使い,事前登録してもらった方にIDを送り,当日つなげる.こちらの担当者がパソコン等を片手に,ひみラボの中を動き回り,ラボの紹介や,感謝祭イベントの遠隔参加,みたいなことができるとなおいい.ひみラボはWiFi完備なので,よほど回線が混み合わない限り,大丈夫だろう.心配なのは,誰も登録してくれない,ということだが,ここは日頃お世話になっている関西の方の高校のみなさんに,,,
ま~,何にしても,アイディアをドシドシだしていこう.
で,今日は,しっかり御仕事.暑さとの勝負だ.
2022年6月27日(月) 夏(から秋にかけて)のイベント
イベントと言っても,担当する臨海実習やら,高校生向けの実習やら,オープンキャンパスやらの話し.気が付けば,もうすぐ6月も終わる.で,7月になるが,きっと7月もあっという間に終わる.で,8月,夏休みだ.と考えると,夏のイベント関連も目の前に迫っている,ということ.これから,その準備が忙しくなりそうだ.
そして,これもイベントではないが,教養科目の担当講義が,7月から始まる.他の先生と分担しているので,私が担当するのは5回(5週).これも来週からだ.
と言うことで,今日はこれらの準備諸々に時間をとられた.どれも立派な御仕事なので,抜かりなく取り組もう.
もちろん,論文書きも継続中.情報集めやら,英語との格闘やら.着実に進んではいるが,先は長い.継続が必要だ.
と,いうことを考えていると,ぼちぼち「山」の調査も一息つこうかと思う.当座の「糞」サンプルは入手できたし.それに,タテマリの方も本格化していかないと.今まで,川での仕事は多かったが,あまり「藻」のことは気にしていなかった.だが,ここ数か月,定期調査をしていると,明らかに「藻」が増えている.もちろん,気温の上昇が大きな要因だろう.つまり,「藻」のサンプルはこれからが収集のタイミングだ.そして,ちょっとずつだが,どんなところをチェックすればいいかもわかってきた.これはこれで,面白さが出てきた感じ.さらに,もしかしたら,当初考えていた以上に面白い方向に発展するかも,とも期待している.もちろん,やってなんぼだが.
ところで,どうでもいいネタだが(いつも?),昨夜,ねこsを洗ってあげた.が,その夜はねこsが寄り付いてこなかった...今朝,ようやくすり寄ってきたので,もふもふしたら,すべすべ~.毛も柔らかくなっていた.ちなみに,私の脛は傷だらけ.一応,事前に爪は切ったのだが...
2022年6月26日(日) 暑いので
この週末は、買い物とか、自宅外回りの雑多な用事とか以外は、ほぼ家の中で過ごした。で、そこそこお仕事も行った。
特段の用事がなかったので、大学に行って、お仕事をしてもよかったのだが、「節電」の意味もあって、大学にはいかなかった。大学行ってエアコンつければ、当然ながら電気代が。一方自宅では、ねこsがいるので、居室ではエアコンはつけっぱなし。だったら、私も自宅の居室にいればいい。ということで、ねこsとまったり、だらだら。。
同居人やちび助sは出かけることが多かったので、私は久しぶりにのんびりと「テレビ」を見て過ごした。
でもしっかりとお仕事も。まずは、現在進行中の論文直し。といっても、参考文献とかをあまり持ち帰っていないので、共著者から届いたコメントへの対応などを練っていた。そして、明日からやることを整理。
その後は、イノシシ論文の方も。学会発表やその後に、様々な結果内容や考察の案などを書き連ねていたので、それを再度見直し、論文の流れを意識しながら、具体的に整理していった。そして、一通りの流れを確認。まだまだ練り足りないところはあるが、大まかな方向性が見えてきた。今の論文をサクッと投稿した後、すぐにでも取り掛かろう。
と同時に、今週と今後のやることを考えてみると、そろそろ高山調査、つまりライチョウ調査は一息ついてもいいかも。なんにしても今年1年で終わるものではないし、今の時点でのサンプルとしては十分。もちろん、何度も山へ行って、その時のライチョウを観察するのは悪くないのだが、それよりも優先する事項(特に上記論文書き)がある。ということで、しばし、インドアで。でも、その分、実験と論文書き、そしてお仕事諸々は、バリバリやっていこう。暑さにめげず。
2022年6月24日(金) 燃え尽きた,,,と思ったら
論文の初稿を完成させた.今後のデータ追加はあるし,もちろん本文直し,そして共著者とのやり取りがあるが,何はともあれ,ほっと一息.
この一週間,ほぼこればかりを考え,集中してきたので,時間があっという間に流れていった.そして,燃え尽きた.今の時点では,次なるクリエイティブなことをやろうとする気持ちが湧いてこない.今週末は,少し研究から離れて,ノンビリ過ごそう.でも暑そうなので,庭仕事はほどほどにしよう.先週日曜日も,炎天下の中で作業を続けたのが原因か,しばらく鼻血が出やすい日が続いた.お年柄,無理は禁物だろう.
ってなことを言っていたが,昼飯食べたら,俄然,やる気が出てきた.ということで,論文書きの勢いそのままに,イノシシに突撃だ.まずは,これまでの状況を再確認し,文献探し.でも,イマイチ進まなかった.節電のためにエアコンをあまり使えなかったので,暑さのせいにしよう.
2022年6月23日(木) 真面目に御仕事
真面目に,学外会議に行ってきた.暑かった...
で,それ以外は,完全に論文書きに集中.で,完成!,,,まであと少し,というところに到達.データ比較の対象として,一部が抜け落ちていた.また,イントロなどで,もう少し話を「盛る」ことが必要だろう.
ということで,残りのやることは明確なので,明日の朝にはサクッと直して,共著者に送りたい.もちろん,「たたき台」なので,今後共著者のコメントや加筆・修正案をもらいながら,仕上げていきたい.着実に進めていくことが重要だ.目指せ,公約実現!
2022年6月22日(水) 3往復
昼間,居室で仕事をしていると電話が鳴った.取ってみると機械音が.セールスか,と思ったら,某通信社による世論調査のようだ.ランダムに発生させた電話番号にかけている,とか機械が喋っていた.で,なんの調査か聞く前に,「無難な対応」をとった.今のタイミングだと,選挙絡みの調査というところだろう.が,我々は,支持政党とか,誰を応援しているかとか,表に出すことはできない.万が一,それを知った学生が先生の支持者に投票する,とかの影響がでてはいけないからだ.それに,ランダムに電話しているとしても,その電話番号が記録されていないとは限らない.つまり,番号を見れば,誰が,何を答えたかが分かってしまう恐れも.ま~,無難な対応をするのが一番.
で,それは無難に流したとして,今日は野外調査.学生を連れて,呉羽山を歩いた.天気が危ぶまれ,最後は雨が降ったが,まずまずだっただろう.そして,その調査地は,私の通勤ルートとも重なる.結局,今日はそのルートを3往復することになった.
それ以外は,講義,そして論文書き.着実に進んでいる.もちろん,追加データなどなどの対応も今後必要になってくる側面もあるだろうが,書けるところは書いていきたい.おそらく,データが増えても,論文の内容自体は変わりないだろう.と言うことで,イントロとマテメソを書き上げた.今回は,前(上)から順番に書いているので,明日は結果に取りかかろう.もちろん,これまでも結果の要点をまとめたり,考察で書くべきことを列挙しておいたりしているので,乗ってくれば,スムーズに進むだろう.この手のものは,まずは書いて,そして後で直していけばいい.兎に角,書かない理由付けをするのではなく,書いてから,再度考えればいいものだ.
と言うことで,明日も書いていこう.が,学外会議が入っているのが気がかりだが...
2022年6月21日(火) 本格化
「論文書き」を本格的に始めた.その証拠が,,,気づいていればすごい.ここまでの段階で,前回の書き込みと違うところがあるだのが...
ま~,細かいことはさておき,論文書き,ではあるが,短報というか,報告と言うか,そんな意味合いが強い.でも,もちろん論文は論文.シッカリ,着実に書いていこう.で,話は前後するが,そのための実験も,最低限のところはクリア.今後は状況を見ながらだが,追加実験のためのプライマーも発注した.順次進めていこう.
と言うことで,何はともあれ,当面は原稿書き.が,短期集中がポイントだ.少なくとも「草稿」は,今週中には書き上げてしまいたいと思う.それくらい,気合を入れた方が良い状況.為せば成る,ということで.
もちろん,それ以外の講義やら会議やら,御仕事やらもしっかりとこなしている.そして明日の午後は,若者を連れてフィールドワーク.自主講義に参加してくれている学生さん達と,呉羽山を歩く予定.こちらは,年末恒例の「あの」会誌に論文として掲載することを目指している.
2022年6月18日(土) 週を越えて
先週末のライチョウ調査、今週頭の氷見、タテマリ調査と、週を越えて調査が続いた。
今週末と来週頭は、高校対応。訪問やら、オンラインやら。何にしても、今週はあっという間に時間が流れた。
で、今日は隣県の高校向けに模擬授業。久しぶりにZoomを使った。でで、PWを忘れてしまった。探すのに一苦労。そして、オンラインだと、やはり「余計なこと」を話さない、かつ私特有の早口、と言うのが相まって、準備した話がどんどん進んでしまう。
昨日は県内高校に訪問して、対面で同じような話しをしたのだが、生徒さんの反応を見ながら、アドリブ的に「余計な」ことを沢山盛り込んだ。そのために時間が足りずに、最後の方は駆け足だったのと比べると、今日は時間が余りそうだったので、途中でペースダウン。ま~、対面にしても、オンラインにしても、良し悪しだろう。
そして今週は、そして今日も、実験もしっかりと。目途がついてきた。週明けにサクッとSQをして、ズバッと論文書きに入っていきたい。そう、急遽今のネタを論文化することが決定。短期集中でやってしまいたい。そうしないと、「イノシシ」が逃げて行ってしまう。。。
ところで、上記のSQは、シーケンス。塩基配列決定(の実験)のこと。思えば、これって、うちの研究室だけ(私だけ?)に通じる隠語。その前の作業であるダイタミ、とかも。こちらは、ダイターミネーター反応とか、シーケンス反応とかのこと。ま~、身内であれば、意味が通じればいい。と考えていると、様々な隠語を使っていることを改めて実感。最近は、ASAH、と言うのを、学生に作業をやってもらう際のメールで使った(正確にはちょっと違ったが)。これの原型(出典?)は、ASAP。つまり、出来る限り早く(as soon as possible)のことだ。で、ASAHはというと、as soon as Hashibirokou。つまり、ハシビロコウ並みの早さで、ということ。ノンビリでいいよ、ということだ(私の中の意味では)。ま~、使うことはあまりないかもしれないが。
ちなみに、メールなどで、何かを頼まれたときに、「お時間のある時で結構です」とか書いてある場合がある。が、そもそもやること盛沢山で、「お時間」などない。それがある時でいい、と言われたことを真に受けると、ずっとやらない、と言うことになってしまうので、この手の文言は、少なくとも私には書かなくて結構です。
2022年6月16日(木) 今日はお休み
正確には、土曜日に高校生対象の講義(休日出勤)があるので、その振替休日。で、車関連でもろもろ更新してきた。すっきり。
でで、その前・中・後には、研究諸々。高校生向けのプレゼンを作ったり、実験を進めたり。ということで、お休みではあるが、なかなかまったりできなかった。お家で仕事をしていた時に、ねこ5号がお膝に乗ってきたので、もふったくらい。
その慌ただしさの最たる原因が、突発テーマ。俄然、盛り上がってきた。今一番時間を費やしているかも。それにしても、人手不足が否めない。。。というか、私が手を広げ過ぎているだけなのだろうか。
明日は明日で、講義やら、高校訪問やら。その合間を縫って、実験もやろう。
2022年6月15日(水) 予定ぎっしり
実験が、なかなかできない。でも、合間を縫ってPCRやら、泳動やら。そして、満足いかないところもあるが、ある程度結果が出たものもあったので、シーケンスの準備へ。が、この先も予定がぎっしり。最初の結果が出るのは土曜日になりそうだ。ま~、一応は「公約」の『今週中』は何とかなりそうだが。
で、今日は講義やら、高校生対応やら、セミナーやら、講義やら。
そして明日は、堂々?の振り替え休日。ここぞとばかりに、所用を片付けてしまおう。というか、先に所用が入っていたので、実験はあまりできないだろう。ま~、慌てず、着実に進めていこう。
2022年6月14日(火) 明るい研究室
居室の蛍光灯を変えた。明るくなった。ただそれだけの話し。。。
さて、研究テーマが乱立状態。昨日は、氷見へ調査。若者の修論でもあるタイバラ調査。同時に、助成金絡みの共同研究でもあり、昨日は共同研究者のO先生も同行。粉の研究も今後さらに盛り上げていかなくては。
と考えながら、ひみラボで別件の打ち合わせをしていると、新たなテーマが出現。どうせなら、ということで、急遽実験スタート。今日は、DNA抽出、PCR、電気泳動、、、で、失敗。でもって、再度PCR、電気泳動、、、でで、またもやイマイチ。と言う結果。
ちなみに、これだけをやったのではない。1限が講義だったので、まずはこの前後に実験。そして午後はタテヤママリモ調査だったので、これまたその前後に実験、と言う感じ。何はともあれ、実験をサクッと進めたかったが、なかなか難航しそうな予感。
で、タテマリ調査の方は、定点での水質測定。そしてその「周囲」での藻類探し。やはり一か月も経つと(暖かくなると)藻類が生えてくる。いくつかのサンプルをGET。そしてちょっと足を延ばして「立山」の麓へ。ほぼ山の中。というか、いつもライチョウ調査の際に通っているところに「寄り道」した感じ。これはこれで、なかなか楽しい。でで、らしい藻類を採取したのだが、大学に戻ってみてみると「カワシオグサ」。ま~、現地でも「シオグサ」くらいの(直感的に)判別はできるようになったので、進歩したということにしよう。もちろん、今後、全サンプルをDNA分析していく予定。
が、DNA分析は順番待ちの状況だ。上記の通りご新規さんもいるし、そもそもライチョウの話しもあるし。
ということで、生態学会の論文化、つまり、イノシシの景観遺伝の論文化はどうなるのだろうか。。。
何にしても、やることが盛沢山なのは悪いことではない。せっかくなので、同時進行で継続していきたい。
2022年6月10日(金) 週末
気が付けば、久しぶりの書き込み。間が空いたことには、深い理由はない。強いて言えば、「忙しくて書く時間がなかった」という健全?な理由。
もちろん、この間も、順調に御仕事を継続。で、一週間が終った。
やはりメインは、昨日の立山調査。今の時期なので、曇り空、あるいは多少は雨が降っている状況を想定していた。そして、そういう時ほどライチョウは活動的になるので、期待すらしていた。が、現地に着くと快晴。。。立山がきれいだった。
が、予想に反して、ライチョウてんこ盛り。見かけた個体の大半は雄だ。みんな、縄張りを見張り中。そんな中、ひたすら遊歩道を往復しながら、サンプル採集。でも、遊歩道沿いに縄張りを張っている個体のサンプルは、大方集まっている。それもあって、この日の収穫高には、そこまで期待していなかった。
がが、ここでも予想に反して、「大漁!」。ご新規さんが沢山。それも2ペアの雌雄それぞれのサンプルをGET!さらに、単独で餌を食べていた雄のサンプルも。出来過ぎだ。
そして夕方、さすがにこれで、この辺一帯の個体からは、ほぼすべてサンプルをGETしただろうから、今後の調査をどうしようか、と考えながらバスターミナルへ。と、その時目の前に、一羽のオスが。個体確認のために足輪を見ると、、、あれ、いつもの縄張り個体ではない。。。さすがにこの個体は、遠くへ行ってしまったので、サンプルGETならず。さらにターミナルに近づくと、というか、ターミナルの脇にある岩場に目をやると、またもや雄がたたずんでいる。おそらく、以前見た個体だ。こちらも、距離があり、時間が無かったのでGETならず。ということで、まだまだ「サンプル」ではなく、新規個体はいることが判明。ってことは、また山へ行かなければ。
で、なんだかんだで、一週間が終了。来週は調査やら、各種御仕事やらが目白押し。またまた忙しくなりそうだ。さらに、こちらも失敗続きで、一息入れるつもりだった実験の方も、何と最後に成功!仕事が増えた。
2022年6月6日(月) 週明けらしい一日
昨日は、久しぶりにちび助(と言っても、私並みにでかいが)1号と釣りへ。行先は決まっている。氷見のとある場所。臨海実験の下見が主目的。ついでに、ということで、釣りもすることに。
現場に着くと、いや、着く前から分かっていたが、風が強い。早々に臨海実験の下見を済ませて、のびのびと釣りを開始。が、釣れない。あたりがあった、と思ったら、フグ、ハオコゼ、さらにはクモヒトデまで。クモヒトデを釣ったのは初めてだが、穴釣りをしている時に、見事に釣り上げた(腕で餌をしっかりつかんでいた)。ま~、何にしても食べられる魚が釣れない。
だが、夕方に近づいたとき、それまでと打って変わって、連れ始めた。一番の大物は「カサゴ」。25㎝くらいはあった。もちろん、釣り人基準の『全長』だが(決して、標準体長ではない)。何にしても、丸々太っていて、美味しく煮つけでいただいた。でもさばいていた時、完全に空胃だった。ということは、やはり夕方から餌を食べ始めた、ということだろうか。その後は、アナハゼを1尾。ちび助1号は、手のひらに収まるキジハタを数尾。いずれも、美味しくいただいた。
さて今日は月曜日。スケジュール上の予定はゼロ。今月最後かも。ということで、朝から好きなこと(自分の研究やら実験やら)が沢山出来る、、、と思っていたが、案の定、やることが沢山あった。上記の臨海実験の具体的スケジュール練りやら、秋に予定しているひみラボイベントの学生集めの準備やら、講義諸々の再確認やら。結局午前中はこれでつぶれた。ま~、まともに仕事をやった、と言うことにしておこう。
ようやく午後になってから、実験などなど。で、結果は、イマイチ。ま~、今は試行錯誤の期間だ。これはこれで、「楽しんで」やっていきたい。
2022年6月4日(土) ミッション・クリア!!
ちび助3号のご要望に応えて、ティラミスを作った!なかなかの出来栄え(自画自賛)。そして、美味しかったらしい。つまり私は食べていない。クリームチーズ系は、お腹にイマイチ。
本格的な洋菓子作りは、初めてだろう。生クリームも、パスタとかには使ったことがあるが、ホイップしたのは初めて。ハンドミキサーで混ぜていたら、粘性が増してきたので感動。
ちなみに、作成途中のへらとか、ボールとかに残った材料は、ちび助2号が「処理」してくれた。やはり美味しかったらしい。
2022年6月3日(金) ローカルな研究の重要性
今朝、登録してある生態関連のMLからメールが届いていた。とあるアセスメントに関連することだ。内容云々は、ここでは深堀しないが、そのメールを読みながら(改めて)思ったのが、ローカルな研究の重要性。例えば、富山の、ある河川の魚類相を調べた研究、とか。そのような論文は、ともすると研究としての斬新さや波及性が高くはなく、国際誌の英語論文になる、ということはほぼないだろう。もしかしたら、査読無しの地方誌、に載るだけかもしれない。
でも、そんな研究も重要だ。今回のMLのポイントの1つは、そのような研究の乏しさが絡んでいた。つまり、あまりローカルな、かつ特定の生物を対象とした研究事例が乏しい、ということは、多々ある。もちろん、そのような研究が、常に、いつか、人の役に立つ、かどうかはその時々。でも、いざという時に参考となる資料になる可能性、というのは常にある。話を広げれば、基礎研究そのものと同じだ。今は役に立たないかもしれないが、もしかしたら100年後に役立つ研究かもしれない、って感じだ。
そして、そのような研究で重要なことは、形を遺すこと。早い話が、論文を書くことだ。いくら自分のフィールドノートに記録が残っていても、それを他人が見ることが出来なければ意味がない。また、最近だとインターネット情報として、HPに掲載された情報などもあるが、時に信ぴょう性に欠ける場合もある。それに対して、例え査読無の地方誌(和文)といえども、曲がりなりにも形として残っているのだから、(いいも悪いも)参考資料にはなり得る。
何となく話が散漫になってきたが(いつもだけど)、うちの研究室でやっているような、地道な、ローカルな研究も決して意味がないわけではない、と言うことを改めて認識。そして、だから、そのような研究を、そのような論文として形にしていくことが重要だろう。
もちろん、うちの研究室では、そのような研究「だけ」ではなく、常に「上」の「お高い」論文を目指した研究も進めてはいるが。
さて、これで今週も終わった。この週末も待ったり、、、と思ったのだが、ちび助3号から「ミッション」を受けてしまった。ずばり、『ティラミス』が食べたい、とのこと。スイーツ系は苦手だが、頑張ろう。もちろん、手作りだ!
2022年6月2日(木) マイクロサテライト指導&始動
若者のマイクロサテライトDNA実験が始まった。今日はその指導。もっとも、これまでも予備実験・解析なども行ってきているので、実験条件は概ね整っている。あとはひたすら実験を繰り返し、いい結果を出してもらいたい。
一方、私自身も実験。が、連敗。。。う~ん。戦術変更レベルで対応できるのか、あるいは根本的に戦略の見直しが必要か。考えどころだ。
もっとも最近は、手を広げ過ぎている。かつ、それらを同時進行させている状態。ま~、これが大変なのははなから分かっていたことだし、そのような状況自体を楽しんでいるともいえる。試行錯誤しながら、全体的にベースアップしていく方向で進めていきたい。
ということで、今週は全体にまったり気味に過ごしている。明日も講義が2つあるが、それ以外は自他の御仕事をこなしていこう。
2022年6月1日(水) 日々、あっという間に過ぎていく
時間の流れが速い。でも、様々なことをやったうえでのことなので、充実した日々を過ごしている、ということにしよう。
今日も朝練、というか、正直久しぶり。日中は暑くなる日も増えてきたが、朝は涼しく、快適。シッカリ走った。
あさイチの講義の後は、もろもろお仕事もこなしたが、それ以外は実験の準備や論文書きの計画練り。
論文としては、生態学会ネタの論文化を決定。その計画の大枠を練り上げ、共著者に相談メールを送信。ということで、「次」の論文書きが本格スタートだ。
ちなみに、同時進行でもう1つ、論文化を前提とした研究を計画中。こちらは諸般の事情が沢山重なっているが、是非とも形にしたい。でもさすがに和文の予定。そして、査読付き論文への投稿はギリギリ、というところか。狙っていきたいが。
さて明日は、若者の実験指導。こちらも頑張ってもらおう!
2022年5月30日(月) 実験再開
朝、日和った。。。
昨日は、ちび助3号を連れて、電車で小旅行。本人の希望があり、クロスランドおやべまで行ってきた。それも電車で。石動からは、市営バス(コミュニティバス)が走っていたので、それを利用。結構、快適に移動できた。で、公園で遊んだのだが、その中に「自転車」があった。でで、当然の如く、二人で乗った時は漕ぐのは私。それも変な形状の自転車ばかりだったり、スペースが狭かったりするため、非常にこぎずらい。かつ、変なところの筋肉を使う。特に前膝の上のあたり。完全に、筋トレだ。確かに、登山には効くかもしれいが。。。そして、1日中いい天気。日焼けして帰ってきた。
ということで、早朝目覚ましを止めたのだが、眠い。おまけにねこsに囲まれ、、、幸せな2度寝。
さて、大学では、もろもろの御仕事が片付きつつあるため、気分一新。といきたいところだったが、山調査申請書の作成やら、投函やらで時間をとられた。そして、7月に担当する教養の講義の準備もスタート。話す内容は明確なのだが、久しぶりなので、スライドの組み立てや難しい。取りあえず今日は、大枠をとらえるだけで終了。
そして午後、久しぶりに実験再開。自身の実験であったり、若者の新規実験の条件設定であったり。
ということで、午前も午後も、あっという間に時間が流れた。今週は自主講義が無い分(事務仕事のため)、ちょっとだけ時間が楽。ということで、明日も基本的に今日の続きとなりそうだ。
2022年5月27日(金) 雨
昨夜から降り続き、朝も降っていた。で、サボった。朝練を。
大学では、金曜日は講義が2つ。それ以外は御仕事やら研究関連やら。
それはさておき、最近はライチョウにハマっている。久しぶりに、「生き物」の面白さ、生き物を研究する楽しさを感じている(もちろん、他の研究も楽しいが)。特にここ最近、数回にわたり山でライチョウを追いかけていると、これまでライチョウのことを全くと言っていいほど知らなかったことを実感。そして、観察しているだけでも、多くのことが分かってきた。単純な「かわいさ」から、研究上の重要事項まで。何にしても、生物を研究するなら、現場が需要。つまり『フィールドから、、、』といことを実感&実践中だ。で、次は『、、、DNAまで』の方も頑張ろう。もちろん、まだまだフィールドもあるだろうが。
もちろん、新しいい生き物を調べることの楽しさは、タテヤママリモでも。こちらも深堀したいところだ。遺伝子だけではなく、ひたすら生長を観察するとか、ベタな研究もやっていきたい。ただ、物事には順番というものがある。ということで、タテマリはライチョウが一息ついたくらいから、本格始動しよう。
などなど考えていると、今後の研究計画を改めて練りなおすことが必要となり、必然的に今日の御仕事に。何にしても、研究計画を練っている時も楽しい。概ね、年間の計画を見直してみたが、上記以外にもやること(やりたいこと)沢山。もちろん、論文書きも。週明け暗いから、次の論文書きを本格始動させていきたい。
2022年5月26日(木) 久々、ゆっくり
ようやく走った。でも、走れない。まだまだ体が重い。それでもどうにか、通常のノルマ(登山と公園周回)はクリア。少しずつ、体を元に戻しておこう。と言っても、体が鈍っているわけでもなく、筋肉が落ちているわけでもない。単に疲労の蓄積。おそらく、今調査に行っても、しっかり動けると思う。実際に毎回の調査でも、回を重ねるごとに「上り」が楽になっている。
さて今日は、先週末の水族館研修の振り替え休日。久しぶりに、予定が入っていない一日を過ごした。で、ライチョウと格闘した。in silicoで。まずは、全体の計画の練り直し。年度初めとも随分状況も違ってきた。そして、調査を重ねることで、様々な情報やサンプル収集も進み、これらもしっかりとまとめた。すると、現場ではわからなかったことが、いくつも判明。結論からすると、『え~、、、苦労したのに、、、』ということが分かったりしたのだが、ま~これも研究のうちだろう。もちろん、全体的に納得のいく事実が判明した。とにかく、ライチョウのことをまだまだ知らないことを実感。
そうこうしていると、論文の英文校閲が戻ってきた。で、改訂稿を仕上げ、そして返却。いい結果になりますように。時間帯の都合もあり、ゲン担ぎの「カツ」は無し。これはこれで、どういう結果になるか楽しみだ。
それ以外には、講義準備などなど。何にしても、ゆっくり過ごすことができた一日。
2022年5月25日(水) ダブルヘッダー
今朝もまだ、足が痛い。で、ウォーキングに留めておいた。と言いながら、日和ってきたのかも。。。明日当たりは、少しは走りたい。でも、無理は禁物。
今日も朝イチは講義。で、3限、5限も講義。自主開講講義だ。今週は時間があったので、2回実施した。日頃の体力づくりの効果があったのか、都合3回の講義をやったが、体力的には大きな問題はなかった。でも、最後は声が少し枯れてきた。
で、3・5限には、同じ講義を2回やったわけだが、1回目と2回目、どちらの出来が良かったか、というとどちらもそれぞれ。1回目の方が元気がある。一方で、2回目は話がこなれてきた感じ。それぞれの良さがあるのだろう。来週はこの講義はお休みだが、休養期間(準備期間)を有効活用して、次の講義も盛り上げていこう。
そして同時に、ひみラボイベントの宣伝と、お手伝い学生の募集を始めた。早目早目がポイントだろう。
講義以外の時間は、比較的ゆとりがあったので、今後の計画練りを具体的に進めた。新規のプライマー作成、のための情報収集が主な内容だ。
そして明日は、振替休日。と言っても、休んだところで、特段のやることはない。ということで、この時間を利用して、最近の調査のデータまとめや管理をしておきたい。特に、サンプルが溜まってきたが、今後シッカリ使えるようにしておこう。そして、早くも次なる論文化計画も。今考えているのは2つある。どちらも現実的なものだ。形にしていきたい。
2022年5月24日(火) 空中戦てんこ盛り
昨日は山へ。でも、実質的に収穫無し?
もちろん、意味はあったし、サンプルも採れた。が、「同じ個体」だった。これはこれで面白いことが分かったのだが、当座のやることとしては、進捗が乏しい。
そもそも、またもや天気が良すぎ。何気に晴れ男?思い返せば、M2の時に全国(北日本)行脚のヤツメ採りに出かけた時、ほぼ1か月間雨が降らなかった。ちなみにその後、結構大規模な水不足になった覚えがある。一人で行動すると、こんな状況なのんだろうか。。。
で、話しを今に戻そう。天気が良すぎたのも一因だが、夕方近くになってきた時、こともあろうに狙ってた「お隣さん」が喧嘩を始めた。それもひたすら、文字通りの「空中戦」。私の周りも結構飛び回っていた。見ていて飽きないのだが、さすがに飛び回っていると、目的の物はGETできない。でも一回だけ、奇跡的に1羽が私のところに歩いて近づいきて、踵を返す瞬間に糞を落とした。なんてラッキーなんだろう、と思ったのだが、盲腸糞だった。。。一応GETしてみたが、分析できるのだろうか。
それはそうと、今回思ったことは、私って「お客様」扱いされていないのでは。。。調査が終り、バスに乗ろうとターミナルに入った時、一般の観光客には、お店の人が「お疲れさまでした。お土産いかがですか」とか声をかけている。が、私に向っては、無言で会釈をしてくれるだけ。確かに、見るからに観光客ではない。かと言って、登山客にも見えないのだろう。明らかに「作業員」風のようだ。でも、しっかりと正規料金払っているのに、、、もっとも、最近はお土産も買わないので、昨日のライチョウさん並みに、落とすものは落としてないのも事実か。
で、今日は、クールダウンの朝練&ねこモフりの後、大学へ。1限の授業中も、ふくらはぎが痛かった。
その後は、時間があった。よ~やく、落ちつけそうだ。ということで、改めて計画練りやら、具体的な実験準備やら。そしてなによりも、論文直し。ざっと読みなおして、英文校閲に出した。こちらも一息。
ということで、今後も調査は行くかもしれないが(詳細未定)、実験の方の比重も高めていこう。
2022年5月21日(土) できた!?
今日は土曜日だが、基礎生物学セミナーの水族館実習のために、休日出勤。
で、どうせならと、早朝から大学へ。
でで、水族館に出発するまでの2時間弱、論文直しに集中。やることは明確なので、ひたすら図表まとめやら、文章書きやら。
そして、水族館では、しっかりとお仕事。
ででで、夕方に大学に戻ってからも、論文直し再開。
そしてそして、着実にやることをやっていくと、、、できた!ような気がする。とりあえず、レビュアーコメントにすべて対応したし、図表やレスポンス文章を含めて、一通り出来上がった。でも、なんか実感がわかない。
ま~、細かいことも残っているし、再度英文校閲を受けなければならないし、なんだかんだでやることは残っている。とりあえず、共著者に改訂稿のメールを出して、本日終了。
これで、明日はゆっくりできそうだ。英気を養って、月曜日の立山(今度こそライチョウ!)調査を頑張ろう!!
2022年5月20日(金) 足が痛い
調査続きが原因か。足が痛い。
昨日の夜、右足首が捻挫のような痛さ。ま~、安静にするしかない。
で、今朝起きたら、やはり足が痛い。でも、痛いのは左足首。。。なんとなく、夜中に、左足側に、ねこ4号がいたような。この子は、微妙な距離を取る。手を伸ばしても届かない。が、人にはくっ付いて寝る。時々、私の足の上にも。
思い起こせば、昨日の氷見調査は、車の移動と水田周りが中心だったが、一ヶ所「山」の中もあった。そこの影響か?
ということで、今朝の朝練は軽めに。来週も「山」なので、あまり無理をして、悪化させると良くない。ということで、「登山」はしたが、走らずにウォーキング。
で、今日は、2つの講義があったが、その合間を縫って、論文直し。いよいよ大詰め。レビュアーコメント対応は、取りあえずできた。あとは、最後の解析が終ればそれを追加して、、、と思っていたら、昼過ぎに終了。で、結果を見てみると、、、思ってたんと違う。。。というか、複数の解釈の仕方が出来そうな結果。何はともあれ、結果は結果。データをまとめて、細かいチェックをしていこう。が、なかなか大変。データ量が多いだけに、まとめるのも一苦労。結局、今日の段階では、大きな傾向がつかめたので良しとしよう。今後、どこまで詳細を見ていくか検討していきたい。
ということで、来週も空いた時間はありそうにない。ま~、1つ1つ、やることを着実にこなしていくしかないだろう。
2022年5月19日(木) キジてんこ盛り
今の季節、至る所にキジ。ケンケン鳴いている。火曜日にタテヤママリモの調査に行ったときも、今日氷見に調査に行ったときも、何羽のキジにであったであろうか。どちらも水田地帯ということもあり、キジの生息に適しているのだろう。今日見たキジは、ペアが成立していたようだ。
というわけで、今日は氷見調査。魚採りと採水だ。どちらもやり遂げた!と言いたいところだが、やったはやったのだが、目的の魚が採れない。う~ん。。。確かに、過去のフィールドノートをみると、今の時期は小さな個体が、副水路で少し採れる程度。まだシーズンではないのかも。だが、ここまで採れないとは想定外。また今度調査に行こう。
そして、時系列的には前後の話しだが、今日も1時間早く大学へ行き、調査出発前の時間は論文直し。そして、調査から戻った後の時間も論文直し。レビュアーコメント対応で、主に考察を直した。さすがに、重めのコメントだったので、考察全体を読み直しながら、どの部分に手を加えるかを確認しながら行った。結果的に進捗はあったが、一歩一歩、というところだ。明日は講義の合間に時間があるので、集中して仕上げていきたい、と思う反面、実は今も計算中。Structureをやっている。こちらもレビュアーからの指摘。が、個体数が多く(1000個体にあと一歩)、また座数も2桁なので、解析に時間がかかる。研究室共通のワークステーションが頑張ってくれているのがせめてもの救いだ。私のデスクトップパソコンだったら、どれだけ時間がかかることやら。ということで、改訂稿の完成は、早くても週明けになるかも。それでも、確実に仕上げたい。もっとも、月曜日は「山」だが。
で、時間を論文直しに使う、というなんとも有効かつ贅沢?な時間の使いかたではあるのだが、その反面、来週の講義の準備ができていない。こちらも、週末にかけて、なんとかやってしまいたい。
2022年5月17日(火) 頑張った!
訳あって、いつもよりも1時間早く大学へ。と言うか、単に日中に車を使うので、混み合う前に、かつ、ちび助2号を駅に送りとどけがてら大学に来た、と言う感じ。
朝、1時間分の時間があると、有効に使える。それに、頭がスッキリしているので集中もできる。
で、論文直し。特に、未対応のレビュアーコメントを再度確認し、具体的な対応を考えた。いわゆる、本丸攻略だ。特に、再解析・追加解析の指摘があったところ。で、スッキリした頭で、一通り確認。そして、できる!作業に多少時間を要するが、やることや、元データは大丈夫、と言うことが判明。
たった1時間程度だったが、集中して対応できたのは大きい。ということで、後は1つ1つ、対応していくだけだ。これなら、まとまった時間がそこまで多く無くても大丈夫だろう。今後の英文校閲や共著者チェックを考えると、何とか今週中には仕上げてしまいたいところだ。
で、「その後」は1限の講義へ。進化生態学。性懲りもなく、ライチョウ調査の写真を並べてしまった。学生もそろそろ飽きてきたかも。
でで、それが終ったら、早目の昼食を済ませた後は外回り。まずは、ファミリーパークに伺い、今後の調査協力の依頼。その足で立山町へ。町の職員の方々にお手伝いいただき、タテヤママリモ保護池の水質チェック。その後は、周囲の水路の状態を確認。一部水質チェックと標本採取。と言っても、あまり「藻」が生えていない。時期が早いのかもしれない。サンプルに関しては、今後、もう少し暖かくなってから採取しよう。
ということで、あまりにもサンプルが採れないので、早めに大学に戻ってきた。そして、まだ時間があったので、論文との格闘再開。が、さすがに疲れて、頭が働かない。こんな時は、頭を使わない作業がいいだろう。ということで、図を直した。グラフの追加が求められていたので、黙々と。もっとも、データ自体はあったので、すぐにグラフはできた。あとは、図としての体裁を整えるだけ。このような地未知な、黙々とした作業は、こういう時にやるのが適している。そしていずれやらなければならず、そして案外時間がかかるもの。今日出来てよかった。着実に、一歩ずつだが、完成に近づいている、ということにしよう。
と言うことで、今日一日、頑張った!
2022年5月16日(月) 週明け
なんとなく、毎回書くことは同じだが、今週も朝練からスタート。「お出迎え」はなかったが、シッカリ走った。最近は山調査も行っているし、週末は畑仕事・庭仕事だったので、足腰は割としっかりしている。それよりも、気持ちの方が。。。日和りそうになったけど、なんとか最低限のノルマはクリア。
で、大学では、やはり週明け恒例のメール対応、事務対応。
今日は会議が1つ入っていただけなので、目先の御仕事と明日の調査準備を着実に。明日も立山だ!と言っても、立山町の平野部。そう、タテヤママリモの調査。ま~、今の時期は野生の藻類はあまり繁茂していないかもしれないので、現地や周辺の土地の状況を確認するのが主な目的になりそうだ。もちろん、生えていたら、採っておきたい。が、採ったわ良いが、その後の処理(実験)はなかなかできそうにない。予定が詰まり過ぎ。
で、その予定の最たるは、論文直し。今日も格闘した。外堀を埋める作戦で、まずまず進行。残すは本丸の「再解析・追加解析」だ。これがどれくらい時間を要するかは、やってみないとわからない。と言っても、気が付けば5月も中ほど。返却締切まで、半月くらいしかない。そして、当面はまとまった時間が取れそうにない。空いた時間を有効活用して、確実にやっていきたい。
そして最後は自主開講講義の準備。こちらは順調。次回分の準備が完了した。が、話したいことは沢山あるので、資料(スライド)が次々追加になっていく。気づけば100枚を超えてしまった。。。果たして、1限分だけで話が終るのだろう。もっとも、その次も海の話しなので、持ちこしでもいいだろう。
2022年5月14日(土) 御仕事
平日に調査が入ると、仕事が終らない。ということで、今日は朝から御仕事。
まずは、来週の講義の準備。進化生態学の準備は終っているので、基礎生態学の方。で、時間をかけて、なんとか完了。
続いて、助成金申請書絡み。毎年書いているものだ。毎年、なので、今年は無理かもしれないが、それでも申請する姿勢が重要。こちらもどうにか仕上がった。
続いて、調査申請書をチェック。さらには、自主開講講義の流れと内容を確認。
ということで、さすがに疲れたので終了としよう。明日はのんびりと過ごしたいものだ。
2022年5月13日(金) クールダウン
今朝もしっかり、朝練。と言っても、昨日のクールダウンが目的。いつもの時間に起き、いつもの「山」をお散歩。走らずにゆっくり歩いた。体は動くのだが、やはり重い。で、眠い。目がしょぼしょぼ。
そして、「お出迎え」も受けた。山道を登っている時、前方から白い小動物が。ど~みても、ねこ。たまに見かけるねこだ。さらに登っていき、展望台の近くに差し掛かった時、今度は茶色い小動物。もしや、しましま尾っぽか、と期待をしたのだが、さすがに違った。すぐに身をひるがえしてしまったので、顔は見えなかったが、体の様子や尾っぽを見た感じからすると、アナグマ。以前も、同じ地域で観たことがあるので、おそらく、これだろう。
何はともあれ、朝の運動の甲斐があって、体は随分ほぐれた。大学への歩きが、かなり楽だった。
ちなみに、朝練中に感じたのが、「圧迫感」。頭上にある「木」だ。というのも、室堂には高い木がないので、自分より上には何もない。そのため、公園の樹木があるだけでも、妙な息苦しさを感じてしまう。
そういえば、昨日絡みの話しばかりだが、最後にターミナル前で観たライチョウのことだが、初めて立山に来た人が、あれを見たら、観光用の「仕込み」と思ってしまうのではないだろうか。たまに、鳥の保護・展示施設なんかでも、来場者向けに野外で鳥を飼育していることがある。もちろん、風切羽などを切って、飛べない(逃げない)ようにした状態で。で、あのライチョウもそう見えるかも。ってくらい、「らしい」場所にいた。本当にターミナルを出たすぐ目の前で、丁度そこだけ雪どけが進み、人が入らないようにローブで囲まれている。その真ん中に縄張り見張り中の雄だ。もっとも、私が帰る時間は、ほぼガラガラ。それまでの時間に、あそこにいたかは不明だが。
さて今日はと言えば、まずは、研究室見学に来てくれた2年生への対応。今後もお手伝いで来てくれるかもしれない。期待だ。
その後は、科学英語の講義、と言っても今日はガイダンス程度。それから来週の講義準備やら、事務対応などなど。そして5限の講義。なんだかんだで、時間が過ぎてしまった。いつものことだが。そして、これまたいつものことだが、締切仕事が終っていない。週末残業、確定。
2022年5月12日(木) カヤクグリてんこ盛り
今シーズン2回目の立山調査。前回(4/22)は、ライチョウてんこ盛りだったので、今回も期待したのだが、ふたを開けてみればカヤクグリばかり。。。そもそも、高原バスでの移動中も、カヤクグリがお出迎え。で、室堂についてみると、いたるところにカヤクグリ。ハイマツが、カサッと揺れたので、ライチョウか、と思ったら、楽しげなカヤクグリ。でも、間近で写真を撮ることができた。今度、アップしよう。
で、肝心のライチョウだが、期待に反して、全然見かけない。そもそも、予想外に天気が良すぎて、そして暑すぎた。ライチョウが隠れてしまったのだろう。それでも、調査を続けていると、1ペアを発見。しっかりサンプルもGET!
その後もなかなか出会えなかったが、昼に近づくにつれ、雲が多くなってきた。ということで、早めの昼食を済ませ、さらには雨具も準備した上で、調査再開。すると、室堂が雲に覆われ、冷たい風が吹き始めると共に、ライチョウたちが姿を現した。作戦成功だ。時間の余裕もあったので、いつもより少し足を延ばしたのだが、そこでも雄(のサンプル)GET!
なんだかんだで、まずまずの収穫。で、帰りのバスに乗ろうと、ターミナルに戻ったら、少し時間があった。でで、ターミナル前をお散歩。名水の石碑を写真に移していると、その先に、何か馴染みのある影が。なんと、ターミナル目の前に、ライチョウの雄が見張り中。なんでここに。。。バスの時間を気にしながらも、近づいてみたが、糞は見当たらなかった。取りあえず、次の機会にしよう。
何はともあれ、無事に終了。何より何より。
2022年5月11日(水) ようやく始動
あさイチの講義、そして明日の調査準備を終えて、ようやく論文直しに取りかかった。
結果、まずまずの進捗。あまり時間がなかったので、そこまで期待はしていなかったが、レビュアーコメントに、以前ざっと目を通していたこともあり、実質的な改訂に取りかかることができた。で、その中で、コメントに従い、イントロをスッキリとさせた。実にスッキリした。確かに、「詳しく説明する」つもりで、余計なことを沢山書いていたようだ。おまけに、文章の構成も統一性がなく、良くリジェクトされなかったな、と思うくらいのまとまりの悪さ。ま~、論文改訂なんて、大体こんなものだが。書いたときは、「立派」と思っても、いざ頭を冷やしてから読み直すと、赤面。何はともあれ、こうやって少しずつでも改善していこう。そして、時間のある時に、短期集中で論文直しを進めたい。
そして5限目には、今週も自主開講講義。ライチョウの続きと高山生物。ちなみに来週は、タイムリーなネタとして、富山湾のホタルイカなどなど。なぜ、富山湾のホタルイカが美味しいか、とか、是非学生さんに知ってもらい、そして食べてもらいたい。
ということで、明日も安全第一で。
2022年5月10日(火) ひみ三昧
久しぶりに氷見へ。といっても、あさイチの講義を終えた後に、氷見へ移動。
今回の外面的?な目的は、高校での講演。だがそれ以外にも、やること沢山。まずはひみラボで、、、まったり、、、ではなく、もろもろ打ち合わせ。特に、今年はひみラボ水族館10周年!そのイベントを企画中。だが、この手のことは、準備に結構時間がかかり、そして時間はあっという間に流れていく。ということで、今から準備スタートでも、決して早くはない。加えて、個人的な(研究の)用事を少し。
その後、氷見高校へ。で、予期せぬ情報を収集。一人の生徒さんが、朝、高校の近くで、しましま尾っぽを見たとのこと。う~ん、街中まで出てきていることを、改めて実感。
その後は、海へ。黄昏れた、、、ではなく、臨海実験の下見。が、例年の場所は、今年も無理かも。というのも、去年かその前か、調査地でがけ崩れが起き、未だに復旧していないので立入禁止状態。ちょうどいいい岩場だったのだが。一応、その近くでも生物採集はできなくはないが、考えどころだ。
でで、大学に戻ると、今度は氷見市役所からメールが。その内容は、まさにしましま尾っぽ。こちらもいろいろ、話が発展しそうだ。できる限り、協力していこう。
ってなことをやっていたら、今日も一日が終了。もちろん、これ以外にも、諸々やったのだが、時間の流れが速いのは紛れもないこと。ということで、今日も論文直しが。。。でも、それ以外にも締切仕事があるので、久々自宅残業。しばらくは、これをやっていかないといかないだろう。ま~、これはこれで、楽しんでやろう。
ちなみに、GW明けに、しっかりと朝練再開。でも、さすがにフル回転はできないので、少しずつ体を動かしている状態。それにしても、明るい。
2022年5月9日(月) よく喋った
連休明け。朝イチの講義からスタート。大学院生向けの単発講義だ。今年から開講された講義なので、こちらもあちら(学生)も、イマイチ勝手がわからない。でも、受講生は多かった。
で、ひたすらスライドを使って喋った。通常の講義だと、板書の時間を設けるので、私自身、一休みできる。が、今回の講義は、板書するような内容にはしなかった。と言うのも、そもそもが大学院生を対象なので、ノートに何か映して、それで満足、とかは求めたくない。講義を受けて、そこから何を感じ取るか、あるいはこれをきっかけに、学生自身でどのような学びにつなげるか、ということを求めたい。
何はともあれ、休みなく喋りつづけた。でで、先週はGWで講義が無かったことも有り、後半は喉がかれてきた。でもなんとか終了。来年も担当することになると思うが、今回のをベースに、改善(新ネタの追加)をしていこう。
そして午後、2年生が研究室見学に来てくれた。で、また喋った。ついつい、話しに熱が入ってしまった。今後、研究室活動にも参加してくれるようなので、今後に期待だ。
その後は、当面の研究計画。特に5月(から)は、野外調査をバリバリ入れていきたい。その計画・調整そして関連機関にメールなどなど。直近では木曜日に調査に行く予定。その準備も少し。
そして、自主講義の準備も。以前実施した講義をベースにするつもりだったが、いざ蓋を開けてみると、話したいネタが次々に出てくる。ネタと体力と準備時間(と受講者)が尽きるまで、出来る限り話を盛り込んでいきたい。
ってなことをやっていたら、肝心の論文直しが全くの手つかず。これはこれで、ヤバイ。なんとか時間を見つけて、早めにやっていこう。でもそう考えると、なかなか実験再開にはたどり着けそうにない。
2022年5月4日(水) 連休中日
連休っぽいことをおこなった。
この時期お決まりの草刈り。以前やってから、早数週間。庭全体に雑草が繁茂している。今回は先にやらなかったところを中心に刈った。で、かなりすっきり。と同時に、畑を耕すことも開始。久しぶりの鍬入れだったので、畑が固い。少しずつ、やっていく必要があるだろう。でも、連休中には、ある程度の植え付けを終えたいところだ。
で、午後はお散歩。というか、調査、の下見。今度若者を連れてあるく予定の呉羽山を歩いてきた。といっても、朝練で走っている(歩いている?)ところや、これまでも行ったのとのある五百羅漢とかが中心なので、大半のところは知っているのだが、それでも初めてのところも何か所か。特に、今まで入ったことのない山道に入り、進んでいくといつもの通勤ルートの途中に出てきた。私の中で、道がつながった。本来の目的とは少し違うが、これはこれで新鮮な発見だ。
ということで、体を動かした一日。明日は畑仕事を中心に、やっていこう。
で、もちろんこの時間を使って研究計画練りも。連休明けの研究再開となると、結構やることがある。優先順位云々はあるのだが、やはり「楽しい」ことを優先してやっていきたい。
2022年5月2日(月) ひたすら御仕事
連休の谷間。朝、道が空いていた。と言っても、私はいつも通り歩いてきたので、「渋滞」とは無縁だが。
で、今日は朝から調査!と言っても、通勤途中に、気になっていた場所をチェックしただけ。何をチェックしたかと言うと、もちろん?爪痕。でで、あった!数が多くはなく、確証までは持てなかったが、十中八九は「ヤツ」だ。そう、しましま尾っぽ。爪痕が大きかったし、5本指に見えなくもない痕も。やはりいたか、というところだろう。出現予測大当たり!というところだろう。
ということで、「近場」で(おそらく)現物を見ることができるので、今度自主ゼミの学生を連れてきて、「しましま研修」を行なおう。
さて、大学では、さすがに論文直しを集中して行う、というわけにはいかない。そこで、目先の御仕事を片付けることに専念。カッコ(都合?)よく言えば、論文直しのために外堀を埋める、というところだ。何はともあれ、大半の御仕事は完了。残り少しは金曜日にやってしまえば、来週からは論文直しと格闘できる。そしてもちろん、時間の余裕ができるので、野外調査も行きたいところだ。気分的には、もこもこ鳥をイチから勉強し直したい。この場合の勉強は、もちろん現場で現物を見ることだ。ひたすらと。
2022年4月28日(木) 終了
今日の午前中は、久々時間があった。が、そうなると、なんだか勝手が違う。仕事をやっていても、「何か予定があるのではないか」とそわそわしてしまう。午前中に時間があるのは、久しぶりだ。もちろん、この時間を活用して「御仕事」をこなした。「研究」といきたかったが、ま~、多くは望むまい。
そして午後は学生実験。で、無事に終了。TAが頑張ってくれたので、随分とスムーズに進んだ。感謝。そして、3年生も、可も有り、不可も有りだったのはいつものことだが、前者が例年よりも多かった気がする。何にしても、学生実験が終ったので、これで一息つける。
といっても、明日からGW。今年は(も)カレンダー通りの御仕事。GW中も、なかなか落ち着いて仕事はできないだろう。こんな時は、目先の「御仕事」を片付けてしまうのがいい。一応は、結果が残るのだから。
ということで、GW明けから、本格再開。一度、全体を見直し、今後の方向性を明確にした上で、バリバリやっていこう。でもまずは、論文直しに取り掛かりたい。
2022年4月27日(水) 自主ゼミ2回目
今日は自主ゼミ(自主開講講義)の2回目。ライチョウのお話だ。先週、今シーズン初調査に行ってきたので、ナイスなタイミング。その時の写真やら、これまでに撮りためた写真やらを中心に、思う存分、ライチョウのお話をした。参加してくれた学生さん達も、興味をもってもらえたようだ。今後は、是非、自分の目でみてもらいたい。何といっても、かわいい。
そして、怒涛の講義・実習月間も残すは明日のみ。実習の最終日だ。実は今になって、マニュアルのミス、が判明。明日の実習は、多少変更して行う予定。それでも、なんとか形にはなるだろう。
同時に、研究絡みも着々と進めている。計画を練ったり、調査許可申請を準備したり。でもどちらもまだまだ。連休中も、あまりのんびりせずに、講義準備やら、研究準備やら、すすめていきたい。
2022年4月23日(土) タンポポの逆襲
朝、久々に庭を観たら、黄色かった。タンポポだ。先週刈ったはずだが、ほぼすべての株が、再度花を咲かせたようだ。う~む、根強い。こちらもめげずに、また刈ろう。
だが今日は、休日出勤。今週は、実験やら、講義やら、そして調査やらのため、来週の講義準備がほとんどできていない。で、朝から大学へ。
が、昨日のデータ読み取りや、写真の整理とかしていたら、楽しくて時間がどんどん過ぎていく。そんな中、便利な機能を覚えた。GPSデータをQGIS上で表示するやり方。これまではカシミールを使っていたのだが、先日パソコンが壊れた後、今のパソコンにはカシミールをいれていない。そこで、web情報を参考に、いざやってみると、実に簡単。もちろん、記録地点の緯度経度、そして標高まで情報を持っている。これは使える。
で、いつまでも昨日の調査の余韻にひたっていたいところだが、なんとか昼前から、講義準備を開始。でで、一応、進化と生態の講義準備はできた。もちろん、調査スライドもいくつか。
さらに、実習の補足説明スライド作成なども。
まだまだやることはあるが、取りあえずここまでやっておけば、後は週明けでも対応できるだろう。
今度こそ、ゆっくり週末を楽しもう。
2022年4月22日(金) ライチョウてんこ盛り!
立山調査に行ってきた。朝イチの便で室堂へ。ついてみると雲の中。でも、そこまで寒くはない。装備を整えていざ調査、と思ったら、大失態。双眼鏡を忘れてしまった。。。やはり久しぶりの調査なので、何かが抜け落ちていたようだ。
だが、調査自体は順調。何といっても、ライチョウが次から次へと出てくる。確実に識別できた個体数として、10羽!でも、時間と共にそれら個体が移動したので、延べ数で言うと、20羽くらいはみたかも。
そして、面白いこともいくつか。まず、出現場所が偏っていた。「ペア・縄張り」は少なくとも4つは確認できたのだが、その場所が室堂のある部分(秘密)に集中していた。落ちている糞の状況を見ても、いる場所、いない場所があったみたい。これをどう解釈し、どう検証していくかは、考えどころ。私の中にはアイディア(というほどではないが)が浮かんできた。
また、同時に確認された個体の雌雄構成が興味深い。多くの場合は、ペアが雄雌一対一で、そこにあぶれオスが加わる。が、今回見た2つの場所では、ペアに「メス」が加わっていた。偶然なのか、何か意味があるのか、これも面白い。
ってことを考えながら調査を進めていたのだが、今日は時間が十分にあった。そして途中から晴れてきたので、快適に調査を進めていった。で、今ある状況を研究にする場合、どうすればいいか、と言うことも考えてみた。(考え練りの)結論として、「行けそう」な感じが。あとはこれをしっかりとやってくれる若者が育つのを待とう。
ところで、「ライチョウ撮影会」がすごかった。この時期、室堂に向かう人々は大きく3つに分けられる。1つはスキー・スノボ客。2つ目は一般の観光客。そして3つ目は、写真家。み~んな、立派なレンズを抱え、ライチョウを見ると、それに群がり、時にはハイマツから「出待ち」をして、ひたすら撮影会をやっていた。上記の通り、今日はライチョウが盛沢山だったので、いたるところで撮影会。でもその気持ちが、わかるような、わからないような、う~ん、なんだかな~。。。というのが率直なところ。
何はともあれ、これで一つの山を越えたので、来週に備えて、週末は体を休めよう。と言いたいところだが、バタバタ続きで来週の講義準備がまだ。去年と同じものをやればいいのかもしれないが、いざ見直していると、追加・更新したいネタが沢山ある。ということで、週末出勤になるかも。
2022年4月21日(木) 明日が山。明日は山。
今週が、前期の忙しさのピークと言ってもいいかも。昨日の講義三昧に続き、今日も2限に単発の講義。3限からは学生実験だったので、当然準備が必要。そのため、昼飯時間が短い。
なんだかんだと慌ただしく、今日も過ぎていった。
そして明日は、文字通り、「山」。久々の、今期最初の立山調査だ。
これを乗り越えれば、来週は講義や実習はあるが、定例のものだけ。そしてその後はGWをはさむと、実習が無くなり、講義だけ。まさに、今が「山」だろう。
ということで、日々忙しく、慌ただしく、時間がない。が、これはこれでいいのだろう。山の無い日々を送る時もあるが、それはそれで、なんとなく面白みに欠ける。今の方が面白い、といえなくもない。もちろん、単に忙しさを楽しむだけではなく、昨日も書いたように、その中でも結果を遺していくことが大切だ。
明日は山に集中するとして、その後は、有意義に時間を使っていきたいところだ。
2022年4月20日(水) やり遂げた
昨日も書いた通り、今日は朝から、講義、ガイダンス、ゼミ、(自主)講義。疲れた~。だが、体力的にはまだ大丈夫。朝練の効果か。
一方、ちょっとした合間には、実験とか、調査とかの準備。最近は割り切ってやっている。そのため、面倒なことを考えることはせず、目先の決まったことだけやっていけばいい状況なので、楽と言えば楽。
が、それでいいのだろうか。何といっても、研究からは完全に離れてしまっている。来週もこんな状況が続くが、多少「悪あがき」をして、研究の方も進めていきたいところだ。
2022年4月19日(火) 今週は講義が多い
前期に講義が多いのは、自業自得?だが、その中でも今週は特に多い。
定期的な講義としては、月3-5学生実習、火1進化生態学、火3-4学生実習、水1基礎生態学、木3-4学生実習。本来なら、ここに金2科学英語と金5基礎ゼミが加わるが、いずれも初回の研究室紹介のため、今週は担当なし。
これ以外に、今後定期的になってくるのが、水5の自主開講講義。明日から始まる。
さらに明日の水3には、臨海実験ガイダンス。そして木2には、単発で基礎発生学がある。
これ以外に講義ではないが、今日は2限の時間に取材が入ったり、明日は合間にゼミがあったり、予定がぎっしり。
そして、講義関連の予定が丸々空いた金曜日には、ライチョウ調査。これが一番、気分転換になるかも。天気が微妙になってきたが、閉鎖的な講義室(私がこんなこと言っていいのか?)を抜け出し、開放的な雪山で一日を過ごしたいところだ。
ということで、金曜日に向かって、頑張ろう。
もっとも、それぞれの講義そのものは、楽しみなものもある。特に明日の自主開講講義(別称:自主ゼミ)は、1~3年生が10名以上、参加を申し込んでくれた。なかなかのスタートだ。こちらも気合が入り、スライド盛沢山。みんなと富山の自然を共有しよう。
2022年4月17日(日) タンポポ駆除作戦
この週末、久しぶりにゆっくりしている気がする。もちろん、毎週末のんびりしているのだが、怒涛の一週間の後だけあって、心身ともにゆっくり。
で、昨日は天気が悪かったので、家でまったりした後、夕方になって大型ショッピングセンターへ。私の目的は、その隣にあるスポーツ屋に、登山グッズを買い足すこと。最初は一人で行こうかと思っていたが、気づけば同居人とちび助sもいくことに。で、ショッピングセンターでもお買い物。実に久しぶりだ。実際のところ、富山で最初のコロナが出てから、一度も行っていなかった。2年以上たったということか。その間に、建て増しや改装があったみたいで、ほぼほぼ別世界だった。
でで、発見が1つ。改装後の店舗の1つに、北海道物産屋があった。で、「マリモ」が売っていた!それも元気のいいものがたくさん。今後、「サンプル」が必要になったら、ここで購入しよう。
そして今日は、天気が回復。で、庭仕事。久しぶりに草刈り。芝刈り、といいたいところだが、今伸びているのは、雑草だらけ。で、草刈り機登場。だが、電動草刈り機のため、30分しか使えない。で、刈り残しがたくさん。特に、建物の周りは、雑草を放置しておくと、ナガモノの隠れ家になってしまう。ということで、そこは手作業。スッキリした。
さらにもう1つ力を入れたのが、タンポポ。かなり生えている。当然、草刈りの途中で刈っていくのだが、隅っこに生えていたりするので、ついつい野放しになる。で、種を飛ばしてまた増える、の悪循環。ということで、1日ですべてを根から刈ることは困難なので、花を摘むことに。ということで、今日はひたすらタンポポの花を刈っていった。一応、庭全体の花は刈ったと思う。すでに種を飛ばしてしまったものはしかたがないが、これを続ければ、少しずつは減るのではないだろうか。もちろん今後も、茎や根をできる限り刈っていきたい。
ということで、なかなかの重労働。それでも、いい具合に体を動かした感じだ。気分一新、明日からも、バリバリやっていこう。
2022年4月15日(金) 乗り切った!?
今朝起きると、久々に雨。でも、朝練へ。カッパと長靴を着込み、雨の中の調査を想定した運動だ。もっとも、走ることはしなかったが、それでも「登山」をして汗をかいた。
そして、体力をつけているのが功を奏したのか、なんとか最初の一週間を乗り切ることができた。今日も予定目白押し。合間には講義準備やら、課題採点やら、実習準備やら。ほぼほぼ、空き時間が無く、過ぎていった。ま~、充実、ということで。
特に今日は、3年生向け、そして1年生向けの研究室紹介があった。研究室の活動に興味を持ってくれる学生がいることを期待しよう。
今週末は、少しノンビリ、といきたいところだが、山調査の物品を買いそろえたり、ちび助の学校参観があったり、畑仕事があったり。取りあえず、今夜はねこsをもふりながら、晩酌をして一週間の疲れをいやそう。
2022年4月14日(木) 時の流れに身をまかせ
昨日も書いた通り、講義・実習を中心に、予定がぎっしり詰まっているので、準備や後片づけを含めて、それら予定をこなしていくのが現状。時間の流れに身を任せるだけの日々を過ごしている感じ。
それでも、気合は充分(!?)。朝練もバッチリ行っている。特に、目先の目標(立山!)が見えたので、足腰を鍛え、少しでも体重を落とすことを考え、自然と力が入っていく。
で、その後はみんなのお弁当作りを終えて、大学へ。今日も表面上のスケジュールは、午後の実習だけ。が、学生面談が目白押し。その合間に、来週の講義準備。そんなこんなで、時間が流れていく。
でも時には流れに逆らって、計画練りなどもしてみる。と言っても、将来的な研究ではなく、目先の研究が中心になってしまうが。それでも、やはり研究計画を考えている時は楽しい。次はこれを、実際に動かしていくことだ。と同時に、動かしてくれる若者を動かすことだ。
そんなこんなで、明日も流れていきそうだ。明日は今日以上に、予定が入れ込んでいるし。。。
2022年4月13日(水) 久しぶり
何にしても、慌ただしい。分かってはいたが、講義が始まると、そこに時間をとらえる。毎年のことながら、前期に講義、実習を集中させており、ましてや実習は4月が勝負。当然ながら、講義が終れば、後始末(課題の確認)もあるし、次回の講義の準備もある。
そして、学生が動き始めるということは、さまざまな学生対応も増えてくる。特に今の時期は、お互いに大忙し。
なんだかんだで、今の状況、つまり目の前の状況への対応は、今月中は続くだろう。ということで、割り切って、論文直しは、5月以降に先送り。さすがに、集中して論文構成を練り直したり、解析したり、情報を集めたり、というのは無理そうだ。
でも、研究を全くやらない、というわけではない。時間を見つけて、今後につながることをやっていきたい。
そして、調査も。唯一予定が入っていなかった22日に、立山にいくことにした。ライチョウ調査だ。実はGW前に行くのは初めて。おそらく一面雪の中だろうが、楽しみだ。吹雪かないことを祈ろう。
そして忙しいとか言いながらも、次なる、久々の動きも準備している。その一つが自主ゼミ。希望者を対象に、富山の生物やら、環境やらを講義するものだ。座学が多くなるが、同時にフィールドワークも取り入れていきたい。そしてもちろん、その意図するところは、将来の「若者」を育てる、あるいは確保する、と言う意味合いが強い。(近い)将来、この分野で活躍してくれる学生が出てくることを期待したい。
2022年4月12日(火) 予想以上に忙しい
講義が始まり、学生対応もあり、予想以上に忙しい。特段ネガティブな状況でもないし、朝練もバッチリやっているのだが、ノンビリとブログを書く時間が無い。ということで、しばらくの間、メール等の対応も遅くなることがありますが、ご了承ください。
2022年4月7日(木) 朝から英語のお勉強
いつもながら、本当のあさイチは朝練。シッカリ続いている。少し前は、起床時間に空が明るいな~と感じていたのだが、県外に通うちび助の学校が始まったため、その準備を考えて30分起床時間を早めた。で、まだ暗い。それでもしっかりと登ったり、走ったり。
そして大学へ。で、英語。なぜなら、ついに返事が来た。去年の中頃に投稿していた論文の査読結果だ。
で、その結果はというと、、、大幅改訂。でもうれしい。なぜならば、今回の論文にしては、やや「上」を狙っていたので、即リジェクトも十分にあり得た。コメントも総じて建設的だったので、きっちり対応していきたい。でも、よりにもよって、講義が始まらんとするこのタイミングだ。なかなか論文直しに本腰を入れるのは難しいかも。朝は講義関連に対応するので、夕方とかに時間を区切って、論文直しにだけ集中する時間をとってもいいかも。
これ以外は、今日も講義準備。でも、頑張った甲斐あって、粗方目途が付いた。そして研究も少し。今日取り組んだのは「藻」。前から気になっていた「藻」を購入したので、早速顕微鏡観察。う~ん、これまで見ていたものとは、やはり違う。でも、似ているところもある。今後の展開も楽しみだ。そしてこれを機に、「藻」のお世話を本格化。
ということで、何かとやることは多いが、これはこれで充実、ということだろう。
2022 年4月5日(火) 気合の空回り?
満を持して、「富山県における特定外来生物アライグマの出現予測」のプレスリリースを行なった。論文自体は、3月末に発表されていたが、もろもろの準備のため、プレスリリースは今になった。満を持しただけあって気合が入っており、今日に向けて説明スライドづくりやら、居室の大掃除?やら。
が、完全に空回りしてしまったようだ。注目度は結構高いだろう、と思っていたのだが、今日の取材は1件のみ(ありがとうございました!)。もちろん、誠心誠意?対応させてもらった。近々掲載していただけるとのこと。
研究、と言うことから言えば、当然ながら論文発表が1つの目的・到達点となる。だがそれだけではなく、普及啓発と言うことを考えると、その先の一般への公表、ということも大切だ。特に今回のように、地元密着、地元の課題、に対する成果は、なおのこと広く知ってもらいたい。もちろん知ってもらうだけではなく、「上」を動かしていきたい。そのためにも、論文発表だけではなく、プレスリリースも大切だ。今後も常に気合をいれてい対応していこう。
で、結果的にそんな感じだったので、「待ち時間」がタップリ。そして、仕事がはかどった。特に講義準備がかなり進んだ。ま~、これはこれでいいことなのだが。
と同時に、タテヤママリモの方も本格始動していきたい。やることをまとめてみたが、何気にやることは多い。
明日の午前中は会議だが、それ以外は講義準備だけではなく、マリモのお世話もやっていこう。
2022年4月4日(月) 実感が湧いてきた
新年度、をすでに迎えていたが、イマイチ実感が湧いていなかった。
が、今日から大学の新入生オリエンテーションが始まり、構内、建物内を若者がわらわら。新年度、という実感が湧いた。
ということで、今日の午後はもっぱらオリエンテーション絡みだったのだが、午前中は講義準備。こちらも早々に進めておかなければならない。やることは明確なので、実際に手を動かすことが重要。で、今日は進化生態学1回目の講義スライドやら、Moodle設定やら。だが、真面目?に改善を目指したため、良いまだ終わらず。明日には仕上げて、次の講義に取り掛かりたい。
でで、研究というほどのことはできなかった。しばらく無理かも。でも研究サポートということで、夕方にシーケンサーのメンテナンス。当面は講義関連が優先されるが、その中でも自分の研究の進展を目指していきたい。
2022年4月2日(土) フル活動
週末。やるべきことをやった。
最近は、目覚ましをかけなくても、朝7時なれば目が覚める、というか、ちび助sがばたばた始めて目が覚めると、二度寝ができなくなる。歳だろうか。
で、朝飯後、少しゆっくりした後に、近所のスーパーの開店時間になったので買い物へ。
帰ってきてから、食器洗いと精米の同時進行。
さらに同時進行として洗濯。Yシャツ、乾燥なし、乾燥ありの3回転。
で、一息ついたら昼飯づくり。土曜日定番のラーメンだ。
午後は軽くうたた寝をした後、久々庭仕事。薪(焚き付け)用に切って、庭にまとめておいた柴を薪棚に。その後は草むしり。まずは、イチゴを救出。その後は畑ゾーンの草をむしったのだが、結局途中で挫折。
その時が15時だったので、これも久々釣りへ。もちろん、釣果は期待していない。「いつもの」場所で、ひたすらジグサビキを投げる。が、まったくつれる気配はない。でも、常連風の釣り師が多く来ていたので、案外、悪い場所ではなかったのかも。で、釣らないまま日没間際。そろそろ帰るか、と思った時、なんと釣れた。20㎝くらいのコノシロ。酢漬けにしようかと思ったが、ちび助sがすぐに食べたがったので、塩焼きに。小骨はあったが、そこまで気にならず、おいしくいただいた。一般に、コノシロはそこまで重宝がられない魚だが、我が家は大概の魚はおいしくいただく。コノシロも十分な気がするのだが。
ところで、最近気づいたことは、花粉症があまりきにならない。マスク時間が長いのもあるが、今年はまだ薬を飲んでいない。なんてことを同居人に話したら、一言、「歳」だそうだ。