2013年2月3日 恵方巻き
昼過ぎに氷見へ.サンショウウオを見に行ったのだが,未だ卵塊は確認できず.
ところで今日は節分.で,豆まきに加えて,最近流行の恵方巻きを食べた.
2013年2月4日 祝・アクセプト!
今朝,論文受理メールが届いていた.さすがにカワ「淘汰」論文ではなく,カワ「分散」論文だ.過去を振り返れば,2年前のひみラボ合宿で草稿を書き上げた論文だ.その後,時間がかかった,と言える.が,論文書きなんて,得てしてそんなもの(それくらい時間がかかるもの).結果が残ったのだから,善しとしよう.芋焼酎のお湯割りで祝杯だ.
さて,幸いにしてカワ淘汰論文の方は,今のところリジェクと通知が来ていないので,その間に次なる論文「イタセンパラMS」を書き進めたい.と思ってはいるのだが,大学ではなかなかはかどらない.一応,自宅残業で(芋焼酎を飲みながら)構成練りを行った.大体の流れは整った.とはいえ,データまとめもやっていないので,まだまだ時間はかかりそうだ.
で,昼間は論文を忘れて,実験.その合間に卒論要旨読み&研究室見学に来た学生とお話.
でで,実験がある意味進んだ.もこもこ鳥のPCRが予想外の大成功!ミトコンではあるが,糞から抽出したDNAを増幅することができた.これならば,MSも問題ない!と急に強気に.ということで,新テーマが現実味を帯びてきた.
さて明日は,実験の続きとTSさんのプレゼン練習,そして要旨チェック.ちなみに予定では,プレゼン練習が終わった後,氷見に向かい,明るいうちにサンショウウオ産卵池を見る予定.ひみラボへは時間があったら寄ろう.その後は直帰するので,用があるときは,それまでに.
2013年2月6日 カエルの卵だった
昨日の「卵」は,カエルの卵だったようだ.専門家に見てもらった結果,親御さんが判明した.今日は時間が無くて写真をupできなかったが,近々載せたい.
ところで,リジェクトされた!カワ「淘汰」論文である.リジェクト理由は,想定内のものとも言える.要するにデータ不足.ただ,データを追加すると,実験は1ヶ月では終わらない.ということで,共著者とも話し合った結果,データ追加無しに次なる論文を探すことに.だんだんとインパクトファクターを下げていこう.
その他は会議などなど.今週はまだまだ会議が続く.
2013年2月5日 卵だと思うのだが,,,
朝一で,もこもこ鳥のダイタミ.そしてSQ.結果を見たのは1本目だけだが,ものすごくきれいに読めていた.生データそのものを使ってホモロジーサーチをかけ,もこもこ鳥であることを確認.糞からミトコンを調べることができることを立証した.次はMSをみてみたい.
この他の仕事と言えば,卒論要旨チェック.三人とも概ね完成に近づいている.ところで,勘違いしていたのだが,提出は明日(6日)ではなく,明後日(7日)だった.ここ数日,似たような会議が続くため,混乱していた.道理で「明日までに完成させろ!」と言ったときに,みんなが怪訝な顔をしていたわけだ.何はともあれ,ばっちりと完成させてもらいたい.
ところで,毎年この時期に気にしている数字がある.入試の出願倍率だ.で,今年は予想以上に好調だ.今の時点で例年になく倍率が高かった昨年に匹敵している.2年続けて高倍率というのは珍しい.来年度の新入生も期待できそうだ.
さて,今夕は予定通りひみラボへ.ちょこっと顔を出した後,サンショウウオの産卵地へ.すると池の一角になにやら丸い粒状のものが沈んでいる.泥に覆われていたのだが,救い上げてみると透明でぶよぶよしており,中央に黒い塊が.間違いない.卵だ.が,何の卵だ?目的としているサンショウウオにしては,形状などが事前情報と異なる.明日写真を富山市科学博物館のNさんにみてもらおう.
2013年3月4日 疲労困憊
なんと言っても,午後の会議が疲れた.時間的には予想よりも早く終わったのだが,内容が重かった.再来週にまた同じ会議がある.う~...
そして合間には実験&実験関連指導.ダイタミ2連チャンはつらい.でも,当面の報告書用は終わり.明日,310RUNしよう.そしてアライメントは若者達に任せることができそうだ.もちろん,各自に関連することではあるのだが,はっきり言って『先生に押し付けられた理不尽な仕事』程度の認識でいいかも.理不尽ついでに早めに結果をよろしく.「できるときにやる」ではなく,『兎に角,手早くやる』でよろしく.明日,私が会議でいない間に,鋭意進めておいてもらいたい.
さて,明後日はひみラボだ.ひみラボ活動も新年度スタート.他研究室も(そこそこ)本格参戦してくれるようなので,楽しみだ.同時に,他学部も加わるとか.正直なところ,良くわからない.私も含めて,関係者全員が本音と建前を併せ持っているようだ.ま~,雑音は極力気にせずに,自分(と自分の研究室)のやるべきことをやっていこう.
ってな当面の予定を,今夜の自宅残業で考えた.明日(の自宅残業)あたりからは,イタセンMS論文に戻りたいものだ.
2013年3月3日 スタート!
書くのが少し遅れたが,1日に「新年度」がスタートした.新卒論生2名.TさんとY君だ.頑張ってもらいたい.二人とも大学院進学希望なので,研究とは何ぞや,ということを早めにレクチャーしていきたい.もちろん,その核となるのが論文とは何ぞや.卒論を書くためには,多くの論文を読む必要がある.さらにその先に行くためには,自分で論文で書くことも選択肢に含まれるだろう.あわよくば修士とは言わず,さらにその先も.もちろん,新人だけではなく,上のみんなにも期待!
さて,何はともあれ,スタートダッシュが必要だ.が,あまりに先走っても内容が伴わない.適度に推し進め,適度に流す,このバランスが重要だろう.
一方で,バランス云々をいう余裕が無いことも.締め切り仕事が幾つかある.直近としては,イノシシDNAの報告.とりあえず,データを出す必要がある.
が,当面は会議などで時間が限られる.と言うことで,今日の夕方に休日出勤して,実験スタート.で,明日の午前中はほぼ自分の実験に費やす予定.ちなみに午後は,会議.ということで,明日は自分でやることを見つけて,しっかりやること.明後日は午前も午後も会議なので,同様に.
2013年2月28日 『年度末』
研究室活動において,実質的に今日が年度末だ.明日から新卒論生が来て,新しい1年が始まる.
同時に,今日で現卒論生の1年が終わった.全員が無事に卒論提出.これで晴れて「正月」を迎えられるかも.もちろん正月と年度末は一致しないが,気分的には同じようなものか???
ただ,そんな節目の一日に水を差す出来事が.某研究室の教員から,一言があったようだ.それに関してメールが来たのだが,,,意味不明.はっきり言って山崎研の卒論生が書く文章の方がまだマシ.こんな文章を書く教員に指導を受ける学生が可愛そうだ.こうならないように,反面教師として活用させていただこう.ちなみに,「きっと,こんなことがいいたいんだろうな~」と拝察した内容も全くの見当違い.困ったものだ.後1年,まだ何かとありそうだが,無用な気苦労ができるだけ少ないことを祈ろう.
さて,そんなことは忘れて,明日からの1年をばりばりとやっていこう!!!
2013年2月27日 久々実験
イノシシ報告書の締め切りが近づいてきた.今日は久しぶりに時間がとれたので,ひたすら実験.と言っても午前中のみ.
午後はKさんと研究活動関連の打ち合わせ.その後はひみラボへ.久々だ.
まずはサンショウウオ産卵池へ.あった!真っ白な卵嚢が池の中央に.まぎれもなく目的としているクロサンショウウオのものだ.はじめてみた.その他には何もないな~と見ていると,カエルの卵塊を発見.2つあったのだが,発生段階が違っていて,興味深かった.
続いてひみラボへ.IさんとイタセンMS論文関連で打ち合わせ.方向性が決まった.この勢いで論文書きを進めていきたい!,,,と思ったのだが,今夜の自宅残業は助成金申請書類書き.当たる可能性は低いが,申請することに意義があるってやつだ.
さて明日は,夕方に会議があるだけなので,それ以外はひたすら実験をしよう.そして,明日を持って,山崎研の平成24年度が終わる.皆さんお疲れ様でした...といえるように,卒論をしっかりと提出すること!
2013年2月26日 入試業務は続く...
今日も入試関連の業務に翻弄?された.でもこれで山を越えた(と思う).
でも気がつけば,今週末には3月.そして実質的に新年度がスタートする.そこで,当面の研究室活動を確認しておきたい.
まず3月1日は10時に新卒論生の研究室配属.今のところの予定では2名.学科内で連絡を取り合い,確定した段階で全体ミーティングスタート.ただ,Nさんと,全体といっても新年度から加わる修士2名がいない.共に外部から来るため,こればかりは仕方ないので,いるメンバーだけでミーティング.全体方針やもろもろの注意事項を説明した後,先輩から日常生活について教えておいてもらいたい.なお,新年度ということで,「先輩」とは主にM1を指す.この日のことに限らず,これからはM1が研究室の中心となって,頑張っていってもらいたい.ただし,全体を引っ張っていくからには,しっかりと取り組んでもらう必要がある.なんと言っても自分自身が手本となるように,研究室活動に邁進してもらいたい.もちろん,勉強・研究面でバリバリやってもらうことは大前提.ということで,早い時期にこの辺のことをM1と打ち合わせておく必要があるだろう.
続いて,3月1日の午後は,ひみラボへ,と行きたいところなのだが,退職される先生の最終講義などがある.ということで,ひみラボはお預け.みんなで最終講義を聴きにいこう.今年は,対外的な研究交流を増やしていこうと考えている.他の研究話を聞くことも大切.この最終講義もその一環としたい.
週明け4日こそ氷見へ,と思ったのだが,これまた午後から会議が...さらには5日も...ということで,両日とも午前中は打ち合わせなどをやるとして,午後は自由に過ごしてもらいたい.ということで,6日こそは!ただ行くからには結構仕事をやりたい.まずはみんなで,今年度の後始末.水槽洗いなどなどだ!
その先は,,,今後考えよう.それよりも明日は,午後に来年度からM1でくるKさん来室.研究計画打ち合わせ.その後,ひみラボへ.サンショウウオを見たいのと,あとは久々行っておくことが重要だ.ちなみに,今夕預かった卒論は既に査読済み.明朝返却するので,月末(ってあと2日!)までに完成版を提出すること.一方,午前中は久々実験の予定.イノシシの報告締め切りが近づいてきている.最優先でやってしまいたい.
2013年2月25日 入試
今日は大学入試の前期日程.私もお手伝い.そのため時間の拘束があり,なかなか思うように仕事ができなかった.結局,空いた時間を見つけて,目の前の仕事に取り掛かった.
形を残したことと言えば,カワ分散論文のゲラ直し.最近では送った電子ファイルからゲラを作るため,本文の直しはほぼ無い.しかし,図表の説明とかで,文字装飾(イタリックとか)が施されていない場所が多く,一通りは確認したはず.どうにか返信することができた.これで私がやるべき仕事は完了.あとはオンラインでの公表を待つだけだ.何はともあれ,一息だ.
が,のんびりもしていられない.次なる論文,イタセンMSと自宅残業で向き合った.が,眠い...どうにか表のまとめをしたのだが,今夜はそこまで.データ解析はほぼ終わったので,しっかりと気持ちを切り替えて,しっかり取り組みたい.
2013年2月22日 一日遅れでお疲れ様
まだ卒論本文は残っているが...
さて,来年度の体制が概ね決まってきた.新4年生は二人で落ち着きそうだ.使い勝手は未知数だが,頑張ってもらおう.ちなみに二人とも大学院進学希望.これに関して,(今年のことに限らず)昨今の状況を見ていると,山崎研は勉強不足の面が否めないようだ.そこで,来年度は4年生に限らず,みんなで勉強をしていこうと思う.英語の.
これまでも,論文を読んどけよ~といって,英語論文を渡したり,進学希望者向けに「和文英訳」のテストをしたことはあった.が,不十分であったようだ.ということで,来年度はもっと濃厚なお勉強会を開きたい(開く!).題して『英語で学ぶ生物多様性(仮称)』
当面は英文和訳のレッスン.例題を各自が訳し,その和訳(日本語)も含めて添削していく.それを個別にやるのではなく,講義室を借り,演習形式でやっていく.
繰り返すが,院試対策であると同時に,研究や社会へ出た後での活用も考えて,常駐者は全員参加を原則としたい.英語の辞書(電子辞書は不可)を用意しておくこと.
ところで,今日は会議×2.急遽決まった午前中の会議では,生物学科の来年度の体制(役割分担)が話し合われた.私は実質留任.午後は魚津へ.魚津市の生物多様性地域戦略に関する会議だ.言いたいことは,概ね言わせてもらった.敵情は知らないが,県でやっているものよりも,よっぽど良いものが出来つつある気がする.
それはさておき,今週末は取材を受けることになっている.それも「自宅」の.ハウスメーカーからの依頼なのだが,イマイチどんな取材なのかわからない.ま~,それなりに対応しよう.どこかで,我が家の写真が載るかも.
我が家と言えば,久々に山崎宅飲みを開催する運びとなった.3月9日(土)が有力.山崎研(現役・新規・OB・OG)の皆様,予定を空けておいてください.料理リクエストも募集中.今回の一押しは,薪ストーブで作った牛筋煮込みと煮凝り.絶品かも.
2013年2月20日 明日は卒論発表会
『明日は卒論発表会.恒例の前日会場練習と,プレゼンファイル提出を無事完了させた(ようだ).ここまでくれば,私の役割もほぼ終わり.あとは学生達に本番を任せるだけだ. 』
ってなことを昨年の今日,つまり昨年度の卒論発表会の前日に書いている.今年も全く同じ.兎に角,無事に終わることを祈るばかり.
で,今日は(も)プレゼン練習の合間は,もくもくとイタセンMSのデータ解析に勤しんだ.で,むむむ,な結果が...悪いことではないのだが,やや慎重に扱う必要がありそうだ.
でで,なんだかんだといいながら,大体のデータはまとまった.論文構成もぼちぼち考えている.CGを見ると案外と「報告」が多い.これならば,しっかりと書けば十分に通りそうだ(なぜか強気).
その一方で,いろいろなデータ解析をやっていると,解析プログラムのフォルダに,過去のデータ解析の痕跡が残されている.その多くは論文になっているものだが,採用されていないものも決して少なくない.Neとか,血縁度とか,案外(ほとんど)とこれまでの投稿論文では使ってこなかった.その理由は,もちろん「不十分な結果」なのだが,見ようによってはそうとばかりも言えない.もちろん,使われなかったデータだけで国際誌というわけには行かないが,せめて和文,あるいはしっかりとまとまれば,英文国内誌もありえる.と言っても,いい加減な論文を出すわけには行かない.残されたデータの扱いはぼちぼち考えるとして,兎に角しっかりとした論文を作成していくことを心がけよう.
2013年2月19日 研究業績追加!
サテライト・サイトのトップページにも書いたが,最近公式サイトの更新ができない.閲覧はできるのだが.一方で,カワ分散論文がアクセプトされたりしているので,研究活動をアピールするために,このサテライト・サイトにも研究業績のページを作った.リストがどんどん増えていくように,頑張っていこう!
さて,今日の午前中は自宅待機.でも,ちび介が寝てくれたお陰で,データまとめなどがそこそこできた.
大学でもほとんどの時間をイタセンMSのデータまとめに費やした.で,ほぼ解析完了.ただ,Structureだけは,延々と動いている.サンプル数が多いので,さすがにパソコンも苦戦しているようだ.今のペースでいくと,まだ1週間以上かかりそう.もっとも,そこまで急ぐデータではないのだが,停電など起きないことを祈ろう.
2013年2月18日 明るくなった!?
昨日,とあることがあり,目の前が明るくなった気がする.視界が開けたというか,目の前のもやもやが取り除かれたと言うか,気分まで明るくなった,というと言いすぎだが,悪くない気分だ.
で,要するに眼鏡を新調した.と言っても,山崎研メンバーの中にも,これに気がついた学生はいないだろう.何故って,新品とはいいながら,以前のものとほぼ同じ形状や色のフレーム.強いて言えば,塗装がはげて下地の銀色が見えていたフレームが,始めから銀色のフレームに変わったことくらい.ちなみに,レンズの度も先と同じ.こればかりは私しか異同を認識しないだろうが.
なぜ今の時期に新調したかというと,単に眼鏡が古くなり,レンズに傷がつき,見えにくくなったから.それと大きな理由は,安売りしていたから.最近だと,どこのチェーン店へ行っても1万円代で買えるようになったが,創業何十周年とかのセールで,1万円の半分+消費税で買えた.もともとおしゃれには関心が無いし,これまで眼鏡を使っていて,いくら高価で質のいいレンズを使っても,結局は耐久年数は同じようなもの.そしてかけた感じも違和感無い.ということで,安い眼鏡で十分.ちなみに,まだ遠近両用にはしていない.店員さんには「あと5年位したら必要かも」といわれた.もっとも『老眼』と言われても,私は全く気にならない.
さて,そんな気分が明るく?なった週明けの今日は,午前中はもろもろの事務対応.午後イチで卒論発表練習2回目.大体形になってきた.あと留意すべきは,第三者(山崎研以外の人)が見たときに,素朴な疑問や当たり前の関心事に応えられているか,ということ.お互いに,ちょっとでも気になったことがあったら,遠慮なく言い合おう.何はともあれ,聞いている人が理解できるプレゼンがいいプレゼンだ.質問が沢山あるプレゼンはもっといいプレゼンだ.
夕方はイタセンMSの報告書書き.図表を仕上げて,報告書も完成.無事?に提出.続いて,論文用のまとめなどなど.特に,自宅残業では,データ解析用のinfileをひたすら作成.結構頑張ったので,ほぼすべて完成したと思う.明日の午後,大学でひたすら解析しよう.論文の内容はそこそこまとまっている.勢いに乗って,草稿を仕上げてしまいたい.目標は3月中だ!
2013年2月14日 プレゼン能力は大切
今日は朝一で会議があったとはいえ,最近の中では自分の時間をもてた方.ただ,イノシシ実験をこなした後,いざイタセンパラのデータ解析に専念しよう,と思っていたのだが,何だかんだでやることが湧いて出てきた.
そのひとつとして,来年度の配属希望学生が2名話を聞きに来た.その二人が,全く異なるタイプ.特に,相手に自分の言いたいことを伝える能力,つまりプレゼン能力に明確な差があった.一人は,ま~普通なのだが,もう一人が困った.とりあえず,配属希望の動機を聞いたのだが,考えが偏り固まっており,かつそれが伝わってこない.あるいは一方的過ぎる.さすがに,お断りした.
別件では,今後の研究面での進展も.もこもこ鳥だ.この件でお世話になっており人から電話があり,とんとん拍子で話が進んでいる.春からの研究(卒論)スタートが現実味を帯びてきた.実は,そうなることにも対応できるようにと,もこもこプライマーを発注した直後だった.ということで,この際だから一気に話を進めていこう.標高2000mが山崎研を待っている.
もちろん,イタセンパラデータ解析にも取り組んだ.ただ,そこまで集中できる時間が無かったので,なんだかバタバタ.自宅残業でもやったのだが,無性に眠い.
そして夕方,ようやく明日の副査を担当している修士論文に目を通すことができた.どちらもしっかりした論文でよかった.今後の展開が楽しみな内容だ.と言うわけで,明日は修論発表会&会議,それだけ.お仕事は自宅でやろう.
2013年2月13日 今度こそ!
カワ淘汰論文を投稿.これまでに比べれば,雑誌のレベルは落としたが,それでも立派な国際誌.いい結果を期待しよう(祈ろう).
今日の午前中には,卒論プレゼン練習1回目.ま~,毎年こんなもの.2回目に期待.何はともあれ,他研究室の教員や学生が見てもわかるプレゼンを心がけるように.
加えて実験にも取り組んだ.イノシシSQ.締め切りまで,比較的時間はあるようだが,出来るときにやっておく,これが鉄則.明日も継続.加えて明日はイタセンMSのデータまとめ.自宅残業でもそこそこ準備を進めているが,やはり改めてデータを出し切ることが大切.集中してやっていこう.
以上に加えて,年度末の雑多なことが盛りだくさん.明日もバタバタしそうだ.
2013年2月12日 無事終了
TSさんのD論公聴会が無事終了.お疲れ様でした.さて,次は卒論だ!
それはさておき,時間のあるときに当面の予定を改めて見直してみると,なかなかに厳しい.やることは盛りだくさん.締め切りは間近.
論文関連では,兎に角カワ淘汰論文を次の雑誌に投稿してしまいたい.ということで,今日どうにか見直しを済ませたので,明日には投稿しよう.その次のイタセンMS.これは直近の報告書があるので,その作成が重要.ただ,報告書レベルの図表とか,データ解析もありえるのだが,すぐ次に論文があるので,ここはむしろ手抜きをせずに,論文に即応できるだけの解析&図表作りをやってしまいたい.が,となると時間との勝負.先ほど計画を練ってみたところ,いいところ今週中に解析を終わらせる必要がある.が,会議などなどが続く.ということで,唯一の空き時間だった木曜日には,データ解析に専念しよう.でもその一方で,当初予定していたひみラボでのサンショウウオ観察はできそにない.Iさんに任せよう.
もちろん実験も必要.当面は,会議などなどの合間を見て,実験とデータ解析をやっていこう.
2013年2月11日 祝日
時間の流れが速く,気がつけば週末のような気がする.おまけに今回は祝日を含めて三連休.休みは嫌いではないが,今の時期は仕事時間も欲しいところ.
特に今月はバタバタが続く.それは仕方の無いことなのだが,研究を停滞させるわけにもいかない.特に論文書きは最優先課題.リジェクトされたカワ淘汰論文を早めに次に投稿しなければならない.ということで,この週末,と言っても実質的には今日だけだが,新規投稿先のフォーマットに合わせる作業を行った.が,これが大変.引用文献の詳細が求められていたので,雑誌のHPを渡り歩いて,どうにか修正完了.ちなみに今回の投稿先は,CJFAS.昔からあこがれていた雑誌だ.
そのほかには,イタセンMSのためのデータまとめを少し.こちらも報告書締め切りがあるので,のんびりしているわけにはいかない.当面の自宅残業はこれだ.
実験は大学でしかできない.会議や発表会&その練習が目白押しだが,どうにか時間を作って,できるときにやっていこう.
2013年2月7日 会議だらけ...
連日の会議で,曜日感覚がなくなってきた.え~と明日は,9時から会議,13時30分から会議.夕方少しは時間ができるかも.
ま~,会議が多いときは,開き直ることが有効かも.「会議だから他の仕事はできません!」とか.それと会議が予定(想定)よりも早く終われば,それだけ自由時間が持てる.
今日がそんな感じだった.午後からの会議がものの1時間で終了.想定外.いい意味で.で,イノシシDNA実験やら,イタセンパラMSのデータまとめやら.これからも空いた時間を有効に使っていこう.
2013年3月5日 ひみラボ将来計画!?
予定通りの会議だらけ.それでも合間合間に諸々の仕事をこなした.
イノシシは若者達に任せ,もっぱらイタセンパラMSのデータ再解析.対象を限定したので,再解析が必要なものもでてきた.それでも,ほぼ完了.結果はまずまず.自宅残業で表作りもできた.明日から自宅残業では,本文書きをはじめよう.
さて,明日はひみラボ.もろもろ頑張ろう.同時に,新年度に取り組む計画は盛りだくさんだ.ちょっと前に考えていたのだが,やはりひみラボでは長期的な視野が重要だ.もちろん,氷見の自然を対象とした研究の展開なのだが,偏った対象ではよくないだろう.今の状況では,田園(イタセンパラ),山地河川(ヤツメ),里山(イノシシ)が研究フィールドだが,氷見を語る上で1つ忘れているものがある.海だ.
氷見と言えば,寒ぶりを始めとして,海の幸が有名だ.このことに関しては疑いの余地は無い.しかし,その海に関して率直な印象を言えば,脆弱だと思う.私も大好きな海トロ飯を今年は口にしていないのが,その証左だろう.ナガラモの発育が悪く,漁獲規制がかかっていると聞いた.
正直なところ,海の生物を対象とした本格研究をすぐに開始することは困難だ.が,我々の活動は海とは無縁ではない.臨海実験を氷見でやっている.ここで得られる生物相の情報も貴重だ.毎年のデータを積み重ねていけば,意義あるものとなるだろう.同時に,今後の計画として,映像記録を残そうと考えている.といっても大げさなことではない.毎年行う臨海実験やその下見において,場所を決めて水中動画を記録すると言う計画だ.というのも,毎年臨海実験で使っている阿尾海岸でも,年によって海藻の繁茂度合いが違う.あるいは個人的に海水浴に出かける小境海岸のアマモ場の様子も気になる.このよう場所を毎年映像で記録し,それをひみラボで閲覧できるようにしておく.決して無駄にはならないはずだ.もっとも,これを口実に,夏に海にいけるのが一番の『役得』かも.
2013年3月20日 休日出勤
毎年この時期は,入試がらみで休日出勤を強いられる.今日も午前と午後に会議.
でもその合間を有効利用だ.昨日の夕方に思い立って,急遽もこもこ鳥の実験を再開した.高山のもこもこ鳥,つまりライチョウだ.各方面に話が伝わったので,公にしていいだろう.先に糞から取ったDNAを用いてmtDNAのシーケンスに成功しているので,今回の実験はマイクロサテライトだ.それも発注していたユニバーサル蛍光プライマーが届いていたので,その方法を用いた.今日は310RUN.果たして結果は如何に...明日が楽しみだ.
それはそうと,今朝大学のメールをチェックしていたら,カナダから手紙(電子メール)が来ていた.投稿していたカワ淘汰論文の返事だ.詳しくは解読していないが,要するに「リジェクトではない」ようだ.返却期限は60日だ.さて困った.昨夜も自宅残業をこなし,ようやくイタセンパラMS論文が軌道に乗りかかったところ.今,切り替えてカワ淘汰に戻るのもどうかとも思う.どちらも共著者もいることだし,あまりのんびりはできない.ということで,まずは集中してイタセンに取り組み,3月中に草稿を完成させる!その後,カワ淘汰論文に取り組む!ということにしよう.以前は,イタセン論文の初稿(草稿より遙かに進んだ状態)を3月末締切に設定していたので,かなり後退したが,現実を考えると,妥当な(かなり挑戦的?)目標設定だろう.ただし,日中はやるべきことが目白押し.論文書きは,夜な夜な進めていこう.
それからもう一つ.ひみラボを舞台に,研究会を開催することが決まった.というか,強引にセッティングした.『北信越魚類研究会』と銘打ってみたが,なんかしっくり来ない.いろいろとしがらみがあるので,ローカル過ぎる名前を受けるわけにもいかず,かといって,最初から冒険的な名前を付けても定着しないだろう.結局のところ名称なんて後から落ち着く物だ,ということで,この「仮称」でやっていこう.それはさておき,そもそもこの研究会を開催する本音は2つ.1つはひみラボの研究面での活用かつアピール.もう1つは学生を鍛える.ちなみに日時も決定.6月8日(土)から9日(日)まで.ひみラボ宿泊で研究プレゼンから懇親会まで.その他幾つか仕掛けを準備しているが,それはおいおい発表していこう.学外関係者には近々案内を出す予定.多くの参加者があるといいのだが.
2013年3月18日 3月は勝負の月
とか言いながら,1週間ぶりの更新.いかんせん,先週は『眠かった』.野外調査などもあり,自宅残業もほとんどできずに「睡眠」をとって体力維持.そのためイマイチ形に残ることはできなかった.やる気が空回りした感も否めない.
と言うのも,タイトルあるとおり,3月は意外?にも勝負の月だ.3月は年度末のため,会議やら,報告書書きやら,もろもろのお仕事が目白押しだ.が,そうは言っても,それらの仕事は尾を引かないものが多い.つまり,日中の拘束時間は長いのだが,単発で仕事が終わり,「宿題」が出ることは少ない.そのため,それ以外の時間は自由に使える(ことが多い).この自由な時間を如何に使うか,それこそが勝負だ.
もちろん,新年度の研究計画練りや指導も始まるし,講義や学生実習の準備も重要だ.しかしこれだけでは,研究者としての足跡を残すことにはならない.要するに,論文を書いたり,せめて論文に直結する実験をしてナンボだ.そこで今年は,特に意識して論文書きに勤しんでいる...
と言いたいところだが,先週は全く進まなかった.そこで今週こそはと,今夜の自宅残業では,どうにかイタセンMS論文書きを進めた.既にデータは出揃った.解析も終わった.後は書くだけ.ということで,今夜は書けるところから書いた.研究サンプルに関する部分だ.10行弱しか書けなかったが,積み重ねが大切.今週は少しでも形(足跡)を残すことを心がけよう.
ところで,新年度の学生指導では,いくつか新規の取り組みを設けたい.そのひとつが他研究室との交流だ.それも大学内とかケチなことは言わないで,他大学との交流を積極的に行っていきたい.その一環として,ひみラボを活用した研究会開催計画が進行中.とは言え,似たような研究会は沢山ある.そこで「若者同士の交流や,若者へのアドバイス」に重点を置いた研究会にしたいと考えている.そのための仕掛けを今日は考えた.で,思いついたのが,ざっくばらんな情報交換会.実は先週末に参加したイベントで似たような方式が取り入れられていた.ということで,早速採用を試みたい.すなわち「ワールド・カフェ方式」なるものだ.詳細はググッてもらうとして,うまく行けば,なかなかのものになるだろう.カフェってくらいだから,お茶やお菓子をつまみながら行う.でもこれとは別に,夜は「ワールド・バー方式」の交流の場も取り入れたい.もちろんバーってくらいだから,飲み物の幅は広がる.何はともあれ,失敗を恐れずに実施してみよう.
2013年3月12日 進んだような,進まなかったような
午前中は入試.今回は他学科のお手伝い.
午後は入試のために学生がいなかったので,自分のお仕事.もっぱら事務仕事に専念した.特にRAやTA関連.これがらみで,院生にメールなどを送ったので,対応よろしく.
さて,これはこれで仕事が進んだのだが,研究がらみでいうと,,,イタセンMS論文の追加データ解析でそこそこナイスな結果が得られたし,参考になりそうな文献をいくつか印刷したのだが...自宅残業が撃沈...気持ちばかり焦る.
2013年3月11日 そろそろ本腰を
長かった一週間も,山崎宅飲みで終了.新旧山崎研メンバー&ゲストが集まり,にぎやかに過ごすことができた.また開こう.
週明けの今日は,ひたすらデスクワーク.ひみラボ行きは先送りして,もろもろのお仕事を片付けた.久しぶりに丸一日をデスクワークに使えたので,ずいぶんいろんなことができたような気もしたのだが,気がつけばあっという間に夕方に.そんな中,昼飯後に新卒論生にいくつか助言をした後は,もっぱらイタセンパラMSまとめ.といっても大学では文献整理とデータまとめ.自宅残業でお話を組み始めた.これまでも何となくまとめていたのだが,今日改めてまとめ直した.さすがにそろそろ本腰を入れ始めねば.当面は,これに専念しよう.
2013年3月8日 久々長かった
「新年度」の実質的な第一週目.新人も加わり,やることが盛りだくさんだったためか,この一週間が長く感じられた.
今日は朝一で事務仕事を幾つかこなした後,ひみラボへ.そこで研究計画練を少し.
その後,氷見での会議に出席後,再びひみラボへで,計画練り.会議がらみもあり,もろもろの課題や研究テーマが浮かび上がってきた.今すぐやるべきこともあれば,長い目で考えるべきことも.どちらも大切だ.バランスよくやっていこう.
もちろんすぐにでもやるべきこともある.サンショウウオ関連だ.クロサンショウウオについては今が産卵期.今が一番サンプルが集まる.今日,いくつかの産卵場所を教えてもらったので,来週にでも巡ってサンプルを集めよう.早ければ月曜の午後にでも(午前は事務仕事があるので).それとこの調査には裏の目的も.「別の」サンショウウオ(の卵)も探したい.これまで氷見での分布情報は皆無だが,分布パタンからみて,いてもおかしくない.当たれば大きい.当たらなくてもダメージは無い.楽しい「おまけ」として,ちょっとだけ意識して水辺を覗いてみよう.ただ,そろそろ私の「天敵」も出てきそう...
さて,明日(今日)は久々の山崎宅飲み.買い物は概ね完了.ただし,先週まで並んでいたイワシがない...別の魚でなめろうをつくってみよう.リクエストのあった肉もそこそこ多めに準備.幾つかは仕込み済み.ただ,今日は暖かかったので,薪ストーブを使った料理がいまいちか.一応火入れはできたのだが,煮込みにはもう少し時間を要しそうだ.明日はある程度寒い方がいい.それから,ゲスト1名の参加が決定!あの「館長さん」が来てくれることに.盛り上がりそうだ.ちなみに,新旧山崎研メンバーももちろん大歓迎!(飛び入りも!).
130307 ひみラボ活動
昨日,今日と,ひみラボへ行った.新年度の本格始動だ.
今日は魚類調査へ.予想には若干物足りなかったが,それでも2箇所をまわり,そこそこの魚を採集した.その後,若者達に種判別を行わせた.山崎研では,魚を採って,調べて,ということが当たり前のように求められる.早く魚の名前を覚えてもらいたい.
この2日,久々みんなで運動も行った.それとは別に私は自主トレ.もこもこ鳥調査に備え,ランニングと坂道の昇り降りで足腰を鍛えた.なかなかいい感じだ.毎日繰り返すことはできないが,ひみラボに行ったときは,できる限りやりたい.
一方で,イノシシ報告書が...とりあえずハプロタイプ決定をして,学生に作図を任せ,私は自宅残業で報告書書き.後一歩だ.
最近,公私で魚津に行くことが多い.会議やら,施設見学やら,ちび介との釣りやら.で,今日の午前中も会議で魚津へ.
その後は大学に戻り,週末のひみラボ報告会のプレゼン作りに勤しんだ.そして,概ね完成.明日は,ひみラボ水族館に導入する普及啓発ソフトを可能な限り作っていこう.
一方,自宅残業だが,進んでいるような,そうでないような...もちろん,3月中の草稿完成という目標(ノルマ)を忘れたわけではない.先週はマテメソからリザルトまで,歯抜けはあるがどうにか形にした.今週も考察書きに取り組んでいる.今のところ10数行かけた.が,先は長い.下書きの日本語メモは,それなりにまとまっているので,これをひたすら英語に直せば草稿としては十分な形になりそうなのだが,なかなか本腰が入らない.そしてイントロは全くの手付かず(日本語原稿はあるが)...締め切りまでの草稿完成は,さすがに厳しいか.出来る限り,やっていこう.それが次につながるはずだ.
2013年3月25日 VOLTEX
解析プログラムの名称だ.集団存続可能性分析(PVA)を行うためのものだ.先週の金曜日,すなわち卒業式の日から,本格的にこのプログラムと取り組んでいる.
そもそも今後の研究計画を考えていく中で,具体的な「柱」が必要であることは言うまでも無い.が,最近は手広くやっていることもあり,この「柱」が不明確になってきた感が否めない.そもそも山崎研の研究面での柱は,生物多様性の「変動」と「保全」だ.変動とは,進化や種分化だが,その基礎となる種の記載や系統,あるいは生活史の記載や生物間相互作用など多岐にわたる.一方,保全とはそのもの対象生物やそれを取り巻く生物的・非生物的環境を守ることだ.今問題にしているのは後者.「保全」に具体性を持たせたい.当然「守る」からには,今の状態を保つことも大切だし,その状態を将来につなげることが大切だ.で,将来につなげるからには将来をしっかりと予測することが求められる.この「予測」が,これまでの山崎研の研究活動の中では漠然としており,それをどうにかするために,新年度からPVAを実施することにした.で,そのためのパソコンプログラムがVOLTEXだ.
ただ,このプログラムを動かしたからといって,すべての答えがでるわけではない.例えば,イタセンパラの存続性が保証されるわけではない.私がこのプログラムに求めているのは,「保全」のためには,何をすべきか,どんなデータを得るべきか,を明確にすることだ.というのも,このプログラムを動かすためには,実に多数のパラメーターを設定(入力)しなければならない.つまり,ここで求められているパラメーターこそが,すべてではないにしても,保全のために得ておくべきパラメーター(情報)であるわけだ.
で,試しにこのプログラムを動かしてみた.実際にこの手のプログラムは,「動かせて」ナンボだ.敷居だけ高くて,実際に動かせないのでは意味が無い.が,VOLTEXは,それなりに入力したら,計算を開始してくれた.それも如何にも「将来の集団存続性をシミュレートしています」ってな感じで.で,なかなか良さ気.これならばいけそうだ.ということで,本格的に各パラメーターの解読開始.多岐にわたるため,すぐにはできそうにないが,今度,得るべき情報(パラメーター)の具体化はできそうだ.
ということで,関連しそうな生き物では,PVAを取り入れていこう.イタセンパラ,スナヤツメ,サンショウウオ,もこもこ鳥,,,どれにも役立ちそうだ.そして以前から言っているが,このPVAの勉強会をゼミの一環で行っていこう.参加者は,保全生態学入門のPVAの章を読んでおくように.
2013年3月27日 魚津へ
間に合いそうに無い.イタセンパラMS論文の草稿だ.今夜の自宅残業でもそれなりに書き進め,考察10行と,マテメソの穴埋めなどを行った.が,考察で書きたいことは,まだまだある.そしてイントロは全く手付かず.はっきり言って,3月中の草稿完成は無理だ.
さて,どうしたものか.もう一週間引っ張って,草稿を完成させてしまうか,あるいは予定通りに4月(週明け)からカワ淘汰論文の直しに入るか.難しい.これが,頭の中が完全にイタセンMSになっているならば,1週間引き伸ばしが効果的なのだが,必ずしも頭の中の方向性は定まっていない.いずれにしても,大切なことは結果を残すこと.そして出来る限り早く片付けること.次の論文が控えているからだ.とりあえず,成り行きに任せよう.
さて,明日はひみラボの報告会.今日はその準備に専念した.その結果,プレゼンや普及啓発ソフトはどうにか形になった.明日は現場で最終調整しよう.
2013年3月28日 敗北宣言!?
2013年1月4日 謹賀新年
今年もよろしくお願いいたします.
年末年始は,ま~ったりと過ごした.一番のイベントは,何と言ってもおせち作り.一通りの物は作ったと思う.毎年恒例で,伊達巻を同居人に作ってもらった以外は,すべて私が担当.で,我ながら何がすごいかって,担当した料理すべてをレシピを見ずに作ったこと.味付けも目分量.大さじ小さじなどの計量器具は一切使用せず.もちろんどれも味は整った.また分量も丁度良く,2日目にほぼすべて食べつくすことができた.余らせて悪くしたらもったいないから.
2013年1月7日 実験再開
新春の初実験.が,手が動かない.久しぶりのためか,いちいち考えながら作業を進めるため,時間ばかり費やしてしまう.それとの因果関係はわからないが,結果がイマイチ.サンショウウオPCRで,成功したのは4分の1くらい.もっと低いかも.2回PCRをやって,2回目の方が成績がよかったのがせめてもの救い.抽出に使った組織が小さかったのが原因だろうが,PCRの失敗にはそれとは違う要因もありそう.何はともあれ,さすがにもう少し結果を残さないといけないので,明日は工夫をしてみよう.
一方,実験の合間や自宅残業は,カワ淘汰論文書きや関連論文読み.こちらは予想以上に順調だ.短時間だが,その都度その都度集中して取り組めている.考察の分量も増えてきた.この勢いを維持すれば,今週中の初稿完成も夢ではないかも.せっかくだから,若者と一緒に週末締め切りをめざすかな.
2013年1月6日 明日から本格始動
※幾つか追加&修正しました.特におせちの写真を掲載!でも,重箱にはいっていないと,おせちっぽくないな...
さて,この週末もやることは(それなりに)やった.カワ淘汰論文用の関連論文読みだ.考察を中心に読みながら,使えそうな内容や表現をメモして言った.すると,あるわあるわ.同時に考察の構成もちょこちょこと考えていたのだが,なかなかナイスな感じでまとまってきた.ただ同時に,自分のデータの限界も感じた.集団数,個体数,座数が物足りない.もっとこんな議論を広げたい,とか,関連論文を読んでいると思い浮かぶのだが,今の状況では無理.が,これは始めからわかっていたことだ.今回はトピック的なネタをアピールするにとどめたい.もっとも,この意図を汲んでくれる雑誌があるといいのだが.
さて,明日も論文書きの続き.が,それだけではなく,実験を進めていきたい.サンショウウオ,ヤツメ種判別,そしてイノシシ,最低でもこれらを2月中には終わらせないといけない.ということで,若者達は,おとなしく自分の卒論書きをしておくように.もちろん,質問などなどはいつでもOK!
2013年1月8日 堅調
今日も実験と論文書き.どちらも好調だ.
まずはヤツメのDNA抽出.続いてPCR.さすがにヤツメ,全勝!同時に昨日失敗したサンショウウオサンプルをnestedPCR.10本中3本が成功.現在のところ,ようやく成功率5割を超えた.追加PCRだけで7割までもっていきたい.それ以上は,再抽出が必要になるだろう.
論文書きは,毎夜の論文読みが功を奏している.自宅残業では,取りとめも無く読んだことを書き連ねているが,それらの情報を昼間に見直すことで,効果的な文章まとめができる.そして今日も実験の合間にやったのだが,15分でも時間があれば,結構集中して論文と向き合えるようになった.このペースを持続させることができれば,今週末の初稿完成も夢ではない.
ところで,若者達は卒論初稿書きに勤しんでいるようだ.そこで,もしかすると矛盾するかもしれないアドバイスを2つ.
まず,いつも行っているように,卒論といえども立派な学術論文だ.しっかりと,手抜きをせずに書き上げてもらいたい.
次に,悲観したり,ネガティブな思い込みを強めたりするのはまだ速い.自分の考えをまとめ,アピールする場として,論文書きの過程を楽しんでもらいたい.
いずれにしても,締め切りだけは厳守!
2013年1月14日 連休前後
先週は,論文書きやDNA実験が予想以上に進んだ.これ自体はいいことなのだが,その一方で,『お仕事』がほとんど手つかずで,溜まる一方.さすがにこれではまずいと思い,木・金に急を要するものをいくつか手がけ,最低限のものは片づけることができた.
と言うわけで,晴れて卒論初稿直しに専念することができる!...と言っても,この仕事は実質的に連休中に完了.この後,約2週間,再び若者達の手にゆだねられることになる.具体的なものから漠然としたものまで織り交ぜてコメントしてある.初稿の時と比べれば,学生自身のなかでもイメージは掴みやすいと思われるので,この2週間はそれなりに十分な(?)時間かと思う.しっかりと有効活用してもらいたい.ただ,なんだかんだと言いながらも,これから卒論発表会まで,卒論書きはもちろん,プレゼンも入ってくるので,ばたばたとあっという間にすぎてしまうだろう.兎に角,できることをできるときにやっておくこと.そして煮詰まったら(煮詰まるくらいじっくりと考えてもらいたいのだが),気分転換も効果的.もちろん,文書に煮詰まったら,プレゼン用のスライド作りとか.週末は週末で,卒論のことを忘れてリフレッシュするのも選択肢の一つ.兎に角,自分なりのやり方を見つけ,乗り切ってもらいたい.
で,この先2週間,私にも時間ができることになる.やるべきことをやってしまおう.カワ淘汰論文を英文校閲に出し,投稿までいきたい.DNA実験もイノシシに着手したい.これと同時に既に得られている(であろう)データの解析.この中から,カワ淘汰論文が終わった後は,次なる論文に向けての構成練りなども.やることは盛りだくさんだ.
2013年1月10日 成功率7割達成!
昨夜は新年会を一次会で切り上げてきたこともあり,今日は朝から指導が可能だった.でもその前に,昨夜帰宅後に風呂に入っているとき,ふと論文の一文が思い浮かんだ.考察の最後の部分の締めるべく,種分化に関するひとことを書き足すことができた.そして昼間,どうにかアブストラクトも完成.さらには自宅残業で文献リストも,細かい部分を除いて仕上がった.これで一通りの原稿が完成.共著者にも渡した.今後は,週末は寝かせて,週明けに読み直し,英文校閲へ.来週中の投稿が現実味を帯びてきた.次なる論文も待っている.やるべきことを出来ることを,やるべきとき出来るときにやってしまおう.
さて,実験だ.今日もサンショウウオ中心.そしてかなり贅沢なPCRを行った甲斐あって,全体の72%の個体でPCRが成功した.当面はちまちまとダイタミしておこう.
さてさて,明日はひみラボへ.久しぶりだ.
2013年1月9日 初稿完成!
今日は新年会.ひさびさの外飲みだ.明日に酒が残らないように自重できるかがポイントだ.
さて,今日も朝からヤツメウナギのダイタミ精製とカワ淘汰論文書き.で,ちまちまと論文書きを行っていたら,お昼の段階でナント完成してしまった!もちろん初稿の話.とはいっても,アブストラクトと論文リスト以外は,それなりの完成度だと思う(当然自分の思いこみが強いが).明日,どうにか頑張ってアブストラクトを仕上げ,週末寝かせて,週明けに読み直し,英文校閲に出してしまいたい.今年度の研究費でまかなえそうだ.でも1つ重要なことが決まっていない.どこに投稿するかだ.有名どころは端から無理だろうが,兎に角国際誌に出したい.
2013年1月22日 打ち合わせ
朝一,気になってメールチェック.昨日投稿したMBEから,即日リジェクとが来ていないかと,どきどきしていたが,幸いそれはなかった.が,油断大敵,数日は気をつけておかないといけない.
夕方,来年度から本格始動するサンショウウオ調査について打ち合わせをした.が,大きな勘違いが1つ判明.それは開始が「春」と思っていたのだが,2月には始まるらしい.産卵が.しかし,修論での実施を考えていたが,担当予定の学生は卒論真っ只中.さすがに産卵場所にべったり張り付くわけにはいかない.ということで,今年は出来る範囲のことをやっていこう.
それから今日,ようやく物品発注を行った.特にプライマー関連.合成を依頼した.その中でもユニバーサル蛍光プライマーを頼んでみた.使えるのだろうか.まずはサンショウウオから.うまく行けば,もこもこ鳥でもやってみたい.
実験の方では,サンショウウオSQのRUNが完了.結果も見た限りまずまず.予想より順調だ.今週中にアライメントを行い,すっきりと来週を迎えたい.来週の予定は,若者達の卒論をじっくり読むこと.でも,内容が伴っていないと,じっくりではなく,ばっさりと...ま~,兎に角頑張ってもらおう.くれぐれも体調管理もしっかりと.
2013年1月21日 論文投稿!
週末に英文校閲から戻ってきていた原稿を直し,勢いそのままに投稿してしまった.たださすがに拙速の感が否めない.もう少しじっくり読み直すべきだったか?おまけに投稿先がMBE.受験校を選んでいる高校生が,客観的に見れば実力が明らかに不足しているにも関わらず,いきなり東大を受けるようなものだ.ま~,ダメもと.ダメならダメなりのコメントがもらえることを期待しよう.今更ながら,せめて短報にすれば,,,いずれにしても,リジェクとされても次なるチャンスはいくらでもある.この辺は,ふてぶてしく世渡りしていこう.
さて,実験も進めている.先週末にヤツメ種判別が完了!,と思いきや,肝心のサンプルの1つが失敗していた.1地点から1個体しか採集されていないサンプルだ.さすがにしっかりとした結果を先方も望んでいるだろう.ということで,今日はPCRからやり直し.そして同時に,イノシシPCRもスタート.毎度おなじみのハプロタイプ推定だ.一方,310の方ではサンショウウオを流している.順調に進んでいるので,案外すんなり終わってしまいそう.今のところ,PCRがしっかり出来たものについては,シーケンスもそれなりに読めている.アライメントに時間がかかりそうだが,今週中にやり遂げてしまいたい.
そしていよいよ,次なる論文がスタート!,,,と行きたかったが,さすがに疲れてきたので,自宅残業はやめにしようかな.
2013年1月18日 一週間お疲れ様,,,
一週間が終わった.実験が順調.今日からシーケンススタート.ヤツメがほぼ完了.来週はサンショウウオを流してしまおう.
来週も自分の時間が持てそうだ.今のうちにいろいろとやってしまいたい.ということで,今日の午後に時間があったので,目先のことから,来年度のことまで,具体的な研究計画練を進めた.
まず論文書きから言うと,来週はイタセンパラに着手.もっともまずは報告書対応なのだが,論文を強く意識して,データ解析から,構成練りまでやってしまいたい.もちろんその前に,カワ淘汰論文の英文を直して,投稿だ!
次に実験.当面の話は上で書いたとおり.で,来年度のこと.これまでの継続はいいとして,実質的に新規となるサンショウウオのマイクロサテライトについて考えた.最近,MS用にユニバーサル蛍光プライマーなるものが使われるようになった.プライマーにちょこちょこっと細工をするだけで,その都度専用の蛍光プライマーを発注しなくてすむ.これで研究費の大幅削減が可能になる.でも,もう少し工夫ができそうな気がするので,今後もいろいろアイディアを出していこう.これとは別に,山の上のもこもこ生物の実験も一応考えた.が,MSまでは先送りして,時間があったらミトコンをやってみることに.
一方で,ひみラボ,特に水族館の方も準備を進める必要がある.春にリニューアルオープン.それに向けて,いろいろやることが多い.Rオープンイベントをやるかどうか.場合によっては公開DNA実験とかも想定している.というか,大学予算がらみだ.今年度の活動報告もやるべきだろう.いろいろ煮詰めていく必要がある.が,準備に時間がかかりそうだ.2月の卒論対応や入試業務の合間を縫って,できることをやっていこう.
2013年1月16日 最近残業が,,,
今日も実験.ダイタミを進めた.あと1-2回やれば,SQの準備は完了.イタセンパラが終わり次第,順番に流していこう.次はイノシシだ.
実験がらみで言うと,他にも幾つかやっていきたい.昨日書いた「浮気」だ.これまでも少し手を出したことがあるのだが,あの山の上にいて,ころころした羽を持つ有名な生き物だ.以前,糞をもらって,そこからDNA抽出とマイクロサテライトPCRを行った.が,結果は惨敗.だが,いきなりMSというのが問題だろう.ということで,手持ちのユニバーサルプライマーで,ミトコンを調べてみたい.抽出結果の確認にもなるだろう.
これよりもっと現実的なのが,ひみラボでのDNA実験.昨年度から準備を進めており,一通りのことはできるようになっているのだが,実験をする機会が乏しい.時間をつくってひみラボに通い,実験を繰り返したい.が,これもすぐにはできないだろう.誰かが常駐して,実験をやってくれるといいのだが.
ちなみに,今度の金曜日は,センター入試準備などなどのため,ひみラボへは行けそうに無い.来週は,少しは時間があるだろうか.
明日も午前中は実験.そして午後は魚津で講演だ.
そういえば,週末に卒論を読んでから,自宅残業をおこなっていない.執筆中の論文は英文校閲中だし,特段の締め切り仕事もない.ということで,自宅残業無し.が,なければ無いで,なんだか物足りない.す~っごい楽,というか手抜きをしている気分になる.あるいは時間を無駄にしている気になる.来週当たりから,次の論文を手がけよう.
2013年1月15日 連休明け
朝一の仕事は,読み終わった卒論の返却.それぞれ,がんばって直してもらいたい.
その後,今後の院試で外部からの受験生が来室.合格した時のために,研究計画の打ち合わせ.内容はかなりまとまっている.具体性も実現性も高い.ぜひとも「山崎研の院生」として取り組んでもらいたいのだが,まずは試験.
今日はバタバタが続く.その後はサンショウウオのDNA実験.そしてカワ淘汰論文の読み直し.ここまでが午前中.
午後は会議からスタート.そこそこ手短に終了.すぐさま論文読み直し.とりあえず完了ということにして,英文校閲に出した.週末には投稿できるかも.
続いてプレゼン作り.木曜日に魚津で講演を行う.これまでに使ったスライドが中心.今回は企業向けの勉強会みたいなものに呼んでもらった.こちらが提供する話は生物多様性に関するいつものネタなのだが,どのように受け止められるかはわからない.産業に直結するような話を期待されているようでもあるのだが,そんな話はむしろこちらが聞きたいくらい.企業が生物多様性についてどう考えているのかを探りたい.
最後は夕方,教養講義.1コマのみ担当.毎年話しているネタなので,大した準備は必要なかった.ただ,他学部の学生も多かったみたいで,こちらの話がどのように受け止められているのかは不明.食いつきもあまりよくない.ま~毎年のことだが.
ところで,ぼちぼち来年度の研究室運営についても考え始めている.研究計画はもちろんなのだが,研究への取り組みや,学生指導についても.今の様子だと,新規メンバーが多くなりそう.となると,私自身が当たり前,と思っていることもそうではないことに.ということで,一通りの教育プレゼンを講義形式でやっていくことも考えている.特に,私自身はいろいろな講演で話す機会が多く,学生も当たり前のように知っていると思い込んでいることでも,案外学生には一度も話していないネタがあったりするかも.ということで,重複を承知で話をしていきたい.また研究活動の場は,やはりひみラボ中心.というか,出来る限り戦力を集中させたい.が,相変わらずの浮気性.別の地域の生き物などもいろいろとやりたいことは盛りだくさん.幸か不幸か,来年度は実験でデータを取る,というよりも,既に得られているデータで論文を書く,ことが多くなりそう.ということは,実験の時間を野外調査&ひみラボ活動に充てられるとも言える.その時間を活用して,できるかぎり,学生の面倒をみていけるといいのだが.,
2013年1月23日 新年会のはずだったのだが...
今朝になって,同居人が発病.ちび介たちの面倒を見る必要があるので,本日予定されていた新年会を欠席.それに今の時期,ノロやインフルの恐れもあるため,私も今は元気だが既に感染している恐れもある.こんな状態で会食に参加するのは非常識.
帰宅時間もいつもより早く,そのため何となく仕事が手につかない.それでも無事に泳動が終わったサンショウウオSQをひたすらアライメント.なかなか時間がかかる.10個体分くらいしかできなかった.今週中に仕上げて,週明けには簡単にまとめたい.いろんな仕事を同時進行もいいが,1つ1つ集中して片付けていくことも大切.今は後者が良いかも.
ところで,今日は来年度の配属生向けの研究室紹介を担当した.今年は前評判がイマイチ.何の評判かはあえて言わないが...何はともあれ,来年度の研究室運営に影響が出ないとはいえないので,配属学生は,しっかりと見極めていきたい.大体,口先だけで私のところへ直接話を聞きに来ないようでは見込み薄だ.また,来月あたりに個別の研究室紹介を準備しているが,これを待っているような学生も相手にしたくない.かといって,何も考えずに,なんとなく動いているのも...ま~いずれにしても,これまでの講義や実験で,個々の学生をしっかりチェックしている.それは重要な情報だ.
明日,上記アライメントの続きと同時に,時間をつくってひみラボへ行きたい.特にサンショウウオの現場を今のうちにみておきたい.それと水槽の確認などなどもやっておこう.
2013年1月28日 表と裏
週明け,卒論読みを加速させたいところだが,朝から講義の手伝い,会議,ごみ捨て,また会議と時間に追われる.本日の卒論読みに取り掛かったのが午後2時ころから.それでも頭はすっきりしていたので集中できた.どうにか1つ目を返却.ちなみに,3名とも総じてまとまりがでてきた.が,さらなる発展が期待できる伸びしろもある(というと聞こえが良いが,要するにもっと直せ~!).毎度の要旨書きでもそうだが,文章が洗練されてきたからこそ,直せる内容もある.改善には上限が無いとも言える.もちろん,無意味に上を目指すものでもないが,人生でも早々ある機会ではないので,今の時間を1つのこと(卒論書き)に集中するのもいい経験だろう.もっとも,院へ進めば,もう一度,今よりもっと「いい経験(修論書き)」があるのだが.
ということで,さしずめこれらが今日の表の顔だろう.学生の面倒をみたり,大学組織の一員としての役割を果たしたり.で,裏の顔はと言えば,実験をやったり,自分の論文を直したり.もちろん,今やっている実験は頼まれ仕事.イノシシとヤツメ種判別だ.もしかしたら,活き活きと実験を楽しんでいるように見えるかもしれないが(見えるだろうが),これはこれで大切なことと理解してもらいたい.
で,論文直しは,先日リジェクトを喰らったカワ淘汰論文だ.今日の仕事の中では,一番「私的」かも.が,これに取り組んだのは自宅残業.ちび介3号の子守をして,一緒に一眠りした後に,論文直しに取り掛かった.次なる投稿先を決めたのだが,それが「短報」を主とする雑誌.そのため,文章の大幅な削減が必要となり,どこを削るべきかを考えた.ただ,今時は短報といっても,細かいマテメソや図表は電子データとして添付することができるので,内容自体は無駄なく使える.とはいえ,本文の方がしっかりとした内容であることは求められるため,削るのはいいけど,ちゃんと意味が通る文章にする必要がある.そのため,1週間くらいかけて,しっかり直していきたい.
2013年1月25日 リジェクト...
やはり来てしまった.MBEからリジェクト通知.エディター・リジェクトっというやつだ.ま~,想定の範囲内だったので,大きな問題は無い.リップサービスだろうが,「内容が悪いわけではないので,すぐに別の雑誌に投稿して」とも書いてあった.で,次なる投稿先を探そう.週明け早々には送りたい.ただ,今回の投稿には1つの「儀式」を欠いていた.『カツ』を食べることだ.次は食べよう.
今日の仕事と言えば,サンショウウオのアライメント.結構時間がかかったが,どうにか完了.で,結果をまとめてみると,なかなか面白いことがわかった.もちろん,依頼主もいるので,ここでは結果については書かないが,マスコミが喜びそうな話だ.いずれにしても,依頼主に任せよう.次はイノシシだ.
ところで,今日の一番の関心事と言えば,卒論第二稿.全員無事に提出してくれた.週明けにかけて,じっくり読んでいこう.
2013年1月24日 現地下見
大学でのお仕事もほどほどに,ひみラボへ.だが,今日も主目的はひみラボそのものではなく,近くの山へ.サンショウウオ調査候補地の下見だ.本来であれば,明日行けばいいのだが,明日から雪の予報なので,その前に見ておきたかった.で,話には聞いていたが,現場をみることにより,研究のイメージが湧いてきた.
その後,ひみラボへ行き,かなり具体的なサンショウウオ調査計画を練ってみた.その結果として,まずやるべき事は大体つかめた.後は担当予定のIさんが動けるときを見計らって,準備を進めていこう.その他にも,いくつかの卒論計画を練ってみた.やりたいことは盛りだくさん.あとは,適した学生が来てくれることを祈ろう.いや,積極的に選別していこう.
そして自宅残業で,ついにイタセン論文をスタート!,,,と言いたいところだが,書くべき内容などをちょっとまとめただけで,睡魔が...結局,断念.明日以降,また考えよう.
2013年1月29日 充実の一日?
午前は実験,午後は卒論読み,夜は論文直し.概ね昨日と同じ内容.ただ,その合間合間に細々とした「お仕事」やら,今後の計画練りやら.全体的にあっという間に終わった感じ.充実していたということにしよう.
2013年2月1日 今度こそカツ!
朝からカワ淘汰論文直し.当初は週明けまで引っ張ってから投稿しようと考えていたが,読み直しを進めるうちに,なんだかんだで「投稿」までいってしまった.とはいえ,最後の見直しの中で,なかなかナイスな直しもできた.特に,アピール力を高めるために,いくつかの言葉を足した.もっとも「ハッタリ」の域を出ないと言われればそれまでなのだが,ある程度レベルの高い雑誌を狙う際には,多少オーバーな表現もありだろう.もちろん,ウソはついていない.
ということで,「高望み」の感は否めないが,投稿は投稿.一仕事が終わった.そして今回は,しっかりと「カツ」を食べた.とはいえ,弁当持参なので,「カツ丼」とはいかなかったが,「カツサンド」をいただいた.何はともあれ,うまく行ってくれることを祈っている.
続いて,卒論要旨チェック.さすがに卒論本文を二稿まで書いていると,文章もしっかりしてきている.年度始めは「何じゃこりゃ~」だったものが,要旨初稿でここまでまとまっているのは,進歩の証.でも,気を抜かずに,仕上げてもらいたい.
その後は,TSさんのD論プレゼン練習.そして今後の計画練り.その中でポイントは,来年度の研究テーマだろう.修士(および候補者)については,それなりにまとまっている.一方で卒論は,,,そもそも何人配属するかが未定.先に見学に来た学生の何名かは,希望を変更しそうだ.ま~,一度くらい厳しいことを言われて,やる気をなくすくらいならば,山崎研には来ない方がいいだろう.それにしても,今度の配属生は,自分達の思い込みで行き先を決めている嫌いが見受けられる.これは山崎研だけではなさそうだ.蓋を開けてみて,問題が生じないことを祈るばかりだ.
2013年1月31日 プチ合宿
予定通り,ひみラボへ.
まずは,サンショウウオの現地調査.タイミングよく,来年度から修論でサンショウウオを扱う予定のIさんもいたので,一緒に現地へ.産卵は未だだった.データロガーの設置や池の測定など.今後も出来る限り,足を運ぼう.
その後,普段であれば大学に戻るところだが,目先の仕事を片付けてきたので,そのままひみラボ滞在.実は当初から明確な目的を持っていた.すなわち,ひみラボで論文書き(直し).イマイチやる気が出ていなかったカワ淘汰論文に,環境を変えて向き合った.プチ合宿といったところだ.結果的にこれが大成功!文章全体を見直し,細かいフォーマットもあわせ,同時に投稿する予備ファイルも自宅残業をあわせて完成させた.これで週明けの投稿が現実味を帯びてきた.
この投稿が終われば,次なる論文へ.と思っていたのだが,予定表をみると卒論関連や入試関連の仕事が目白押し.イノシシ実験もあるので,自宅残業でどこまで書けるかの勝負だ.といっても,一度データを見直す必要もあるため,できるかぎり早期に,データを向き合おう.
2013年1月30日 後顧の憂いを絶って
明日はひみラボへ.サンショウウオ観察だ.そのために,今日は諸事片付けた.
まずは今一番の関心事である卒論読み.午前中,所要で自宅にいたのだが,その間も卒論を読む時間が持てたので,結構進んだ.午後に研究室で最後まで読み,コメントをつけて返却.オプションでもう1つも返却できたので,これで当面の大仕事は完了.若者達は,しっかりと自分の卒論と向き合って,直してもらいたい.返却期限は特に設けない.あまり急ぎ過ぎないように.自分の中でもだいぶまとまってきただろし,理解も進んできただろう.その分しっかりと読み直しや,一歩引いた目線で読み直しをしてもらいたい.要旨も忘れずに.
続いて実験,,,は,昨日の後片付けだけにして,自分の論文関連の資料を集め,自宅残業でフォーマットあわせだけ行った.原稿改定案(縮小)は昨夜の段階でほぼ終わっているので,あとは最終調整を行って,読み直して,投稿すればいいのだが,ここに来てイマイチ乗ってこない.やることが多くてバタバタしているためだろうか.ま~こんなものなのだが,来週中盤からはもっとばたばたしそうだ.来週前半には投稿しまいたい.
ということで,曲がりなりにもやることをやったので,明日は氷見へ.
ところで,今日,来年度の研究室配属の第一回目の希望調査が行われた.山崎研の第一希望は3名.数としてはいいところ.このうち1名は既に話を聞きに来ているのだが,残り2名が今日研究室にやってきたのだが...この先は多くは書かない方がいいだろう.ただ,最近考えていた来年度の卒論テーマや指導計画の練り直しを迫らせそうだ.
こんな感じ.もちろん手作り.具材は,マグロ,サーモン,甘エビ,卵焼き,そしてキュウリ.どれも手頃に購入できるものばかり.家族分を作れば,買うよりも断然安い.それに,なんと言っても新鮮で美味い.南南東に向かって,無言で食べきった.で,どんな御利益があるんだっけ?
※1月7日写真(でかすぎた...)掲載.写真下左からお煮染め,伊達巻き,牛筋煮込み.2段目左からエビの酒蒸し,紅白かまぼこ(さすがに市販品),なます.3段目左から,お雑煮,もち(市販品),酢れんこん,肉巻きゴボウ,昆布巻き,黒豆.上中央,栗きんとん,酢じめニジマス(実家から),ブリの照り焼き,田作り.
年末年始のそれ以外にやったことと言えば,雪かき&雪遊び(ちび介と).そのため,筋肉痛.かと思えば,ほぼ一週間,いつもに比べれば体を動かしていなかったため,からだが鈍って筋肉に変な痛みが出てきた.
そんな中で,今日の仕事始め.大雪のため,のんびりと歩いて大学へ.いい運動になった.で,明日からまた休みなので,実験を始めるには中途半端だたので,午前中は計画練り,午後はカワ淘汰論文直し.でで,論文直しが予想外に進んだ.イントロはほぼ完成.結構しっかりとした直しが出来たと思う.細かな部分を直しながら,本題の考察へ.以前つくった草稿&思いつくままにつづってあった改定案を見直し,全体構成を考えた.が,ぼや~っとした形は浮かぶのだが,イマイチ具現化してこない.理由は簡単.この手の論文を読み込んでいないため,何を書けばいいのかわからない.一応,言いたい事は書いてみたのだが,全部で10行くらいにしかならない.さすがにこれでは,ということで,関連論文を斜め読みして,3行ほど追加.まだまだだ.できれば,この週末も論文をチェックして,来週中に集中して,仕上げてしまいたい.なぜなら,その後は卒論と向き合わなければならないから.